ウォルドルフ人形のこと。 | まりも日和

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鳥好きライター、鳥類学講師、すずき莉萌の鳥好きブログ。
愛鳥家のみなさんにとって、ほんの少しためになる内容を目指します

手と頭、胴がやっとできあがりました。




あんまり進んでないなぁと思われちゃったかな。


これでも2時間半、みっちり作業したんですけれどハートブレイク



このお人形に関しては、サンタさんではなく、


ハハが作ることにしてあります。


子どもたちの前で一切、チクチクしないというのも難しいですから。あせる




もうひとつの理由としては、ウォルドルフ人形は、


子どもにとって、いちばん大切なヒト(要するに母親)に


作って、贈ってもらうことが大切、と


されているからなのです。虹



表情は、目と口だけ。


なるべく小さめの点だけで


淡々と表現するほうがよいとされています。



その理由は、感情移入がしやすいからです。パンダ



子どもが悲しいときは、一緒に悲しみ、


うれしいときには一緒に喜んでくれる、


そんな感情移入のしやすいお人形、


それがウォルドルフ人形なのです。女の子



キティちゃんやくまのプーさん、シュタイフの


テディベアなどもそうですよね。


わりと無表情だからこそ、長く定番的に


愛されているような気がします。晴れ



我が家のウォルドルフ人形は、


娘が入院中も、いつも一緒でした。病院



個室に入院していたとき、


深夜、看護師さんが病室に見回りに行くと、


暗闇の中、ムスメKはベッドの上に起き上がり、


泣くでしもなく、人形の髪をとかしたりしながら、


ひとりで遊んでましたよ、と言われたときには、


このお人形にどれだけ感謝したことか。(iДi)





その病院は、付き添いは夜はできないことになっていて、


まさに断腸の思い、後ろ髪をひかれながら


病室をいつもあとにしていたんですが、


母親の私がしてやれなかったことを


お人形が、わたしにかわってしてくれているんだなぁと。プレゼント



4年半、ずっとムスメKに寄り添ってきてくれた


お人形ですから、この先もきっと、


ムスメKと苦楽を共にし、


時には、やり切れない思いや悲しみも


受け止めてくれることでしょう。合格



まあ、親の側からしても、


これだけの思い入れのある人形の妹分を作っていますから、


子どもたちも、この手仕事がはじまると、


テレビを消し、いつの間にかそばにきて


じっとわたしの手元に見入っています。ネコ



息子Uも、もうやきもちをやくトシではないのか、


いつも忙しそうに、ギャーギャー


バタバタしている母親が


こたつでもくもくと作業している様子が


新鮮で楽しいようです。


(※ちなみに兄のUにも数年前に


ウォルドルフ人形を作りましたが、飾り物になってますダウン




この妹分のお人形が、


どんな顔になっって、どんな名前をつけてもらうのか


今からムスメK以上に楽しみなハハなのでした。ドキドキ