コンビニエンスストアなどで使えるプリペイドカードや電子マネーなどが特典としてもらえるホテルの宿泊プランが次々と登場している。おまけ付きプランで、おまけ分を含んだ料金が「宿泊費」として領収書にも記載される。会社の出張などで利用した場合も特典分を自分で利用できるため、ビジネスマンに人気を集めている。(森本昌彦)

 ≪1千円分の…≫

 「想定の1・5倍ぐらいの利用があり、利用したお客さまのリピート率も高い。満足度が高いプランとなっています」。3月から全国71ホテルでQUOカード1000円分がもらえる宿泊プランを展開するアパホテル(東京都港区)の事業企画室長、小塚智成さんは話す。

 ホテルのサイトからプランを選択すれば、チェックイン時にコンビニやファミリーレストランなどで使えるQUOカード1000円分とミネラルウオーターがもらえる。昨年12月に首都圏の11ホテルで導入したところ、「ほかの所でもやってほしい」という強い声が寄せられ、全国実施に踏み切った。プランの料金は地域や宿泊日によって異なるが、約5500~1万円という料金だ。

 電子マネー「Edy」1000円分をプレゼントするプランを実施しているのはダイワロイヤル(千代田区)が運営するダイワロイネットホテル。昨年暮れごろから4ホテルで導入し、3月から全国展開を始め、現在は21カ所のホテルで利用できる。

 ホテルのサイトからプランを予約すると、チェックイン時に「EdyギフトID」が記されたカードを渡される。カードに記載されたウェブサイトにアクセスしてIDなどを登録、店頭の端末などでEdyを受け取る仕組みだ。プランの料金は地域や時期で異なり、約7500~1万円。ダイワロイヤルホテル事業部ホテル運営部長の久保島正裕さんは「プラスアルファの1000円で、その日の夜のビールや翌日の朝食にあてられます」とアピールする。プランが売り切れ、追加するホテルもあるほどの人気を集めている。

 ≪タクシー券も≫

 インターネットの宿泊予約サイトにもおまけ付きプランがある。JTB(品川区)が運営する「るるぶトラベル」が3月から全国展開しているのは「タクのり宿泊プラン」。全国で使える1500円分のタクシーチケットが付いた商品だ。

 旅行先で移動に使うほか、有効期限が7日間あるため、旅行から戻ってからでも使用できる。5月6日現在で全国17施設がこのプランを採用しており、価格帯は4000~8000円が中心という。このほか、同サイトでは、QUOカード付きプランや居酒屋チェーン「ワタミ」のドリンク券が付いたプランも紹介している。

 おまけ付きプランが人気を集める理由について、JTB広報室の加藤八十司さんは「せっかく泊まるならお得に泊まりたいというニーズがある。宿泊だけでは完結せず、『おいしいものを食べたい』などプラスアルファを求めるニーズもあるのではないか」と分析している。

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