官兵衛立志伝:覇道の章 №55 決勝への道 | ♪ DEAR MY LIFE ♪

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>官兵衛、
>わしを見事倒せるかな?(柳生宗巌)


ぎゃっ!!
準決勝の相手は、お師匠様ですか。
なんてこったい・・・。

48

医術の秘技で何とか体力を回復したものの、
師匠の一撃をくらって、
残り体力「56」まで削られてしまった・・・。

もうダメだ、師匠は強すぎる。
残り体力は「16」だが、ここでわしも秘技を使うぞ!
勿論、体力回復の秘技だけどね・・。



>むむ、やるな、官兵衛。
>もうわしを超えたな。
>ふっ、寂しいやら、嬉しいやら・・。(柳生宗巌)




いよいよ、決勝戦を始める!(剣術の師範)

>柳生新陰流か・・・。
>相手にとって不足はございませぬ。(伊藤一刀斎)




なんという剣さばきじゃ。
どっちに逃げようかの。こっちに逃げて反撃するか。

ふふふ、我が奥義・月影の射程内に入ったのう。
ここまでじゃ、一刀斎殿!



>それまで!!
>勝者、黒田官兵衛!


※伊藤一刀斎(いとう・いっとうさい)
戦国時代から江戸初期にかけての剣客。
江戸時代に隆盛した一刀流剣術の祖。
諸国を遍歴、勝負すること33度。ただの一度も敗れなかった。

天正6年、三浦三崎に唐人が来航した際、
十官という中国刀術の名人がおり、
一刀斎は扇一本で木刀を持った十官と試合し勝利する。

▼覇道の章 №56 剣聖誕生