■中国大返し
冒頭は前回のラスト、大返しのシーンから。
備中近隣の村々に焚き出しの用意をさせる九郎右衛門。
馬を乗り換えて東進する秀吉軍。
我らが官兵衛は、殿(しんがり)だぁ~!
■オープニング~演出:大原 拓
※スタッフロール
今回は家康の登場は無いので、三人目に松坂桃李くん。
続いて四人目に明智光秀の小朝師匠。
そして次に登場したのが高山右近の生田斗真くん。
右近同様、懐かしい顔の一人、義昭の吹越満さん、
定番の黒田三人衆の後は、初登場の糸、高畑充希ちゃん!
同じ初登場では、池田恒興の大橋吾郎さん。
個人的ファンで注目してるのはキャラメルボックス出身の、
中川清秀を演じる近江谷太朗さん!
もう、出演者の名前見てるだけで楽しかったですわ。
■秀吉と光
姫路に到着した秀吉。光のもてなしを受け、ホッと一息。
官兵衛は最後尾なので、もうすぐ到着するだろうと告げる秀吉。
■官兵衛と長政
姫路までの道のり、最後の休憩地点に到着した官兵衛たち。
黒田軍に戻ってきた長政が合流し、
熊之助や光に会った話しを官兵衛に伝えるが、
今はそんな時ではないと叱られる長政。
そこに、黒田家に帰参した後藤又兵衛も到着。
軍に加わる事を願い出る又兵衛を、笑顔でむかえる官兵衛。
その官兵衛と又兵衛のやり取り見守っていた長政は、
軍に加われた又兵衛を祝う気持ちと同時に、父・官兵衛の、
又兵衛に対する優しげな態度に、複雑な表情を浮かべる。
※感想
黒田親子の確執、長政と又兵衛の軋轢など、
後々の布石として、チョイチョイ細かく演出してますね。w
相変わらず松坂桃李の演技は明確で、いい感じです。
■三成と秀吉
迷っている武将達に対し、恋文の様に、
しつこく何度も書状を送ると決めている秀吉。
家屋敷がある兵士を「何故、家に返さないのか?」を問う三成。
家族と再会すると里心がついて士気が鈍るという、
官兵衛の策だと説く秀吉。
それを聞いて思いだした三成は官兵衛の到着を秀吉に告げる。
■官兵衛と秀吉
兵の疲れが一日で癒せるか?士気が問題だと説く官兵衛。
金倉の中身をすべて兵士に与える策を告げる秀吉。
ついでに米も分け与える知恵を授ける官兵衛。
■長政と糸
城に戻ったことを母・光に報告しようとする長政。
これを、米を受け取る列に割り込もうとしていると勘違いして、
長政を諫める蜂須賀小六の娘、糸。
「あまり強そうには見えぬが・・」と、
つい口に出してしまった言葉に周囲の者が笑いだし、
長政に恥をかかせてしまったかと、戸惑う糸。
逆心・明智光秀を必ずや討ち取って~という言葉で、
何とかその場を誤魔化した糸だったが、
長政には、とんだ跳ねっ返りにしか見えなかった。
※品定めする糸
長政の周りをグルリと歩きながら「これが黒田の御曹司か?」と、
糸が品定めするシーン。ちょっとやりすぎの演出に笑えました。
まあ、微笑ましい所作~とも受け取れるので、いいのかな。
ボーイッシュな役柄はピーターパンの経験があるからお手の物。
相変わらず充希ちゃんは声が通る。いい声してるな~と感じたし、
クルクル回る目ン玉も可愛かったですねぃ。♪(*'-^)-☆
■光と善助
同じ城に居るのに、まったく顔を見せない官兵衛。
その様子を善助に尋ねる光。
朝から忙しく動き回っているのみと答える善助。
▼軍師官兵衛:第30回 中国大返し ~あっばれな御覚悟!~