軍師官兵衛:あさイチ 岡田准一 官兵衛を語る | ♪ DEAR MY LIFE ♪

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「あさイチ」NHK総合テレビ
1月10日(金)朝8時15分~岡田准一さんがプレミアトークに出演。

司会:有働由美子(うどう・ゆみこ)紅白の司会も担当
   :井ノ原快彦(いのはら・よしひこ)V6でお馴染み

★★番組開始冒頭~視聴者ファックスより★★
 大阪府枚方市民の方から
>枚方(ひらかた)のあの遊園地のPRをやっておられますが、
>その岡田さんに「わいがぁ~官兵衛兄さんで、おまっ!」
>と決めポーズして下さい。


椅子に座ったまま、やや後ろを向き、
振り向きざまに右手の親指を立てながら、決め台詞!
スタジオ内に爆笑の声があがる。

有働「いま、大河のプロデューサーが凍ってましたが、
    大丈夫ですかね~?」
井ノ「この台詞は大河の中では出てこないですよね?」
岡田「ぜっ・・・たいに出てこないですね。w
    これは大阪の、地元のCMなだけですから」

井ノ「そうそう、愛する地元の遊園地ですからね。^^」
有働「どーも、すみませんでした」
岡田「いやいや、これ、やらされたら
    断るわけにはいかないじゃないですか。w」



官兵衛元服のシーン(有働アナ)
>ドラマの舞台は戦国乱世。天下統一を画策する信長。
>信長に仕える、後の豊臣秀吉。歴史を動かす大物二人に重用され、
>天下人を支えた影の主役が黒田官兵衛です。


続いてクランクインの映像
>撮影が始まったのは去年の八月。「あさいち」のカメラも、
>撮影現場にお邪魔しました。
>この日の撮影は、後に盟友となる竹中半兵衛とのシーン。
>二人が出会ってまだ間もない頃、
>挑発するような半兵衛の言葉に思わず語気を強める官兵衛。


「貴殿ほどの力があれば、小寺政職を討ち取り、
 御着の城を乗っ取ってしまうことが・・・」
「お言葉がすぎまするぞっ!!」

>続いて、官兵衛と家臣団とのシーン。
>いちがんとなって乱世を生き抜く家臣団と官兵衛。
>その、強い絆も見所のひとつです。

>実は、家臣団役の皆さんとは、同年代。
>撮影以外でも、役柄そのままの関係性なんだそうです。
>休憩中も、殿(=岡田)から指令が。


岡田「自己紹介して」
高橋「マイネームイズ、イノウエクロウエモン。
    ヒズネームイズ、ゼンスケ」
濱田「栗山善助・・・」
高橋「クマー、ゼンスケ?」

岡田「黒田官兵衛です」
高橋「クーダーカビー??モーターヘー(母里太兵衛)」
スタッフ「なんですか?それ」

速水「ちょっとあの、ドイツ語かフランス語が入ってる」
濱田「家臣団に外人がいるんだ」
(撮影の為、廊下からスタジオに入っていくメンバー達)

スタジオに戻って
井ノ「和気あいあいとしてますねー」
岡田「仲良しですねー」
井ノ「なるほどぉ、どうですか大河ドラマの現場っていうのは?」
岡田「いやでも本当に、チームワークで大河の中に入っていって
    楽しく撮影をしていきましょう!みたいな。本当に家族のように、
    一家のような感じになるっていうのはありますよね。」

井ノ「一年間一緒ですもんね」
岡田「ええ、一年二カ月くらい、一緒ですからね、はい。」
井ノ「普通のドラマでは、中々、経験できない日数ですけれども」
岡田「んー、やっぱりなんか最初から、この役柄で接していったりとか、
    家臣団の皆さんも、やっぱり普通だったら、
    ニ三カ月で別れてしまうじゃないですか、撮影って、」

岡田「でも一年間通してやるので、こう、役柄でも、現場でも、
    家臣として支えていきたい~と、はじめから言ってくれていたりとか。
    現場でも、僕、『殿』って呼ばれてますし。w」



709スタジオ
井ノ「へぇぇ~、なんか一番最初の顔合わせが、
    やっぱり物凄い人数だったって聞いたんですけど。」
岡田「すごいっすよ、もう、あのぅ~、引くくらい人がいて」

井ノ「どのくらい、なんでしょう、最初っから」
岡田「ニ、三百人くらいはぁ~、大きな703?709?」
井ノ「ああ、709リハってNHKで一番大きなリハーサル室ですね。」

岡田「あそこに人がうまるくらいで、
    そこで本読みしなきゃいけないんですよ」
井ノ「ああ、、、」
岡田「大河の主演の~みたいな感じで紹介されるわけ。」

井ノ「でもそれ、ちょっと聞くと、泣きそうになるのが~、
    あそこが、僕らのスタートっていうか。」
岡田「ああ、そう、僕らV6は、そう・・・」
有働「どういうことですか?」

井ノ「いや、V6何人か集められて、この中から誰がV6になるか
    分からない状態の時があったんですよ。」
岡田「うんうん」
井ノ「岡田君だけ、大阪から、独りでやってきてるから、
    誰も遊ぶ人がいなくて、その、リハーサルっていうか
    オーディションが始まる前、独りぼっちだったんですよ。」
有働「あー」
井ノ「じゃ、僕らと一緒にバレーボールでもやって遊ぼうぜ、
    って言ってる時が、一番、最初だったんですよ。」

岡田「709リハです。」
有働「あ、NHKのリハーサルで一緒にバレーボールを?」
井ノ「そこでぇ、18年後に、大河の主演をやってるっていうのは
    ちょっと感動的ですよねぇー」
有働「いかがでしたか?その三百人をまとめていく主役・・・」

主役として
岡田「まあ、スタッフ揃えてですけど、
    それとあと、事務所のマネージャーさんとか、
    皆さん含めて(三百人)ですけど、
    すごく大きな国民的ドラマに出させて頂いて、
    しかも主演で、すごく光栄に思ってますし、」

岡田「やっぱこうなんか、日本が元気になってもらい、
    毎週、楽しみにして頂ける様な物にしたいなっていう気持ちを、
    そこで強めたっていう~思いはありますけどね」

井ノ「~と、ともに、やっぱりバーン!って見た瞬間に、
    ヤバイッ!みたいな!?のしかかってくる?」
岡田「あはっ、やっぱりあのぅ、はい。
    ああ、でも、、、それをスタッフが分けてくれる
    ~というか、現場で。」

井ノ「なるほど、独りじゃないよっていう空気を?」
岡田「うん、まあ色々と背負わなくてはいけないのが主演なので、
    でも、なんかこう皆で、最後まで楽しくっていうのは心がけて、
    キャストも皆、そうですねー、役柄と似たような関係で、
    いけるっていうのはありますけどねー」
有働「実は、現場の皆さんから、どういう殿なのか?というのを、
    うかがっているんですが・・・」

□家臣役:高橋一生
家臣団が自然と仲良くできているのは、
殿がそういう雰囲気作りをしてくれているから。

□チーフプロデューサー
岡田さんは、座長としての意識が非常に高い。
スタッフ一人一人の名前を覚えたり、
また、周りがよく見えている俳優さんで、
自分の演技だけではなく、
エキストラの動きまで提案してきます。

井ノ「そんな感じなんですか?」
岡田「まあ、今、いろんな主演のあり方のかたが、
    いらっしゃるじゃないかと思うんですけどー」

岡田「自分は、現場の『在りかた』とか『居かた』っていうのも
    大事にしたいと思っていて、それで、こうして、
    主演として呼ばれることもあるんだと。」
井ノ「リーダーとして、っていう意味ね。」
岡田「んー、お芝居だけじゃなく、現場の在りかたも、
    お仕事する上で大事な要素の一つだと思うんで。」
井ノ「現場作りも、心がけていきたいということですね。」
岡田「んー、やっぱ大事ですよね?
    現場で皆さんが楽しくいれるっていうことは。」

有働「その心意気を、我々、映像でキャッチしてるんですが、
    それは後ほどのお楽しみ~ということで。」
有働「ここから、色々な無茶ぶりが始まりますが・・・」

▽岡田君の生い立ち紹介コーナー
▽小学生の頃は内気。こんなお仕事などできるわけない、
 出席番号で呼ばれると、緊張して吐きそうになってた。
▽中学生の頃はラグビー部。レギュラー背番号9。
▽中学の売店=Aセット300円。ハムサンド、フランクフルト、
 ピヨピヨの「三点セット」が好物だった。
▽この「ピヨピヨ」って何?ということで教頭先生が撮影。
 三年間食べ続けたピヨピヨが、スタジオに登場!
(井ノ曰く:メロンパンとタマゴパンがまざった感じ)
▽V6メンバーとしてデビューするまでのアーカイブス。



★★俳優:緒方拳との出会い★★
>岡田19才、民放のドラマ「ディア・フレンド」(1999年)
>このドラマで、緒方拳と出会う。

>保護監察中の不良少年(岡田)と、
>偏屈な一人暮らしのお年寄り(緒方)が、
>しだいに心を通わせていく~というストーリー。


緒方さんはじめとする役者さんに育ててもらって、
「お前、むいてるから続けろ」
とか言って頂いたのも緒方さんでしたし。
すごく、覚えていますし。

一番覚えているのは、、、、

喧嘩するシーンがあったんですよ。
うわーって言って。何やってもいいからって
言われてたんですけど。テストやってたら、

「俺、動くから、そんなに力こめなくていいよ、痛いから」
「感情を大事にしなさい、同じになるなよ」って言われてて、

で、「本番~」ってなったら、
緒方さんに、二発、殴られたんですよ。w

そう、テストの時の緒方さんは、
「やめろー」とか言ってるだけだったのに、
本番になって「よーいハイッ!」ってなったら、
「この野郎!!」って言い出して殴られたんです。w

ビックリしたんだけど、とりあえず続けよう~って。
で、終わったら、緒方さんが来て、
「楽しかったろ・・?(笑)」って。

井ノ「今思うと、緒方さん、
   どういう気持ちだったんだと思います?」

いや~なんかぁ~、なんていうのかなぁ~
本当に形にならないでいるとか、感情を楽しむとか、
感情を動かすっていうことを大事にしなさいって、

その後も言われたんですけど、

僕はたぶん、(毎回)同じ様にお芝居をしていて、
型(かた=ワンパターン)になってたんだと思うんですよね。
そういうのを崩す為にも、バーンバーンって、
殴ってこられたんだと思うんですけど。

でも、その悪戯顔して「楽しかったろ?」と、
「大丈夫か?」って言われた(意味っていう)のは、
「どうだ、感情が動いたか?」みたいな事で。

井ノ「それは、いい経験だったんですねー」

そういう風に大御所のかたに、
若い頃、本当に、言って頂いたりとか、

渡哲也さんに「馬、習っておけ」って言われて、
乗馬クラブを紹介して頂いたりとか、

原田芳雄さんにも、共演した時のことですけど、
お芝居について、よく話しをして頂いたりとか。
育てて頂いた~ということをよく覚えてますね。

若山耀人(わかやま・きらと)くんとの撮影シーン
>黒田官兵衛と、その息子、松寿丸。
>二人が向かい合っての剣術稽古の場面。
>子役の若山くんに「1、23」と手拍子しながら、
>岡田くんが木刀を撃ち合うリズムの確認をしています。


井ノ「ああ、こんな感じで・・・?」

まあ、でも、息子役の子には、
どうしても、やっぱ酷しくなっちゃう~というか、
官兵衛も酷しかったんですよね。

特に、この回って、
たぶん12話くらいを撮ってたんですけど、
「彼(=若山くん)の回」なので、
彼がすごく大事に見えなきゃいけない。

井ノ「元々、官兵衛の子供時代の(俳優さんですよね)?」

そう、若山君が、僕の息子役もやる~っていうね。
後々、松坂桃李君になるっていう、黒田長政
その若いころの、松寿丸っていうのを彼(若山)がやるんです。

彼が人質に取られる~とか、
色々なもの(=心理的な動き)がある中で、

父の官兵衛と刀を撃ち合いながら、
「父上に心配をかけないぞ」とか、
「強さとかを(父上に)見せないといけない!」とか、
そういう大事なシーンなんです。

井ノ「どうですか?一緒にやってみて」

うん、やっぱ、若い世代の人にも、
こう、ずっと自分もV6で一番若くて、
大先輩達と年を重ねて32才になると、
やっぱり、もっと下の世代が出てくるので、

自分が大先輩の役者さんから教わってきた、
例えば時代劇だから、こう出来ることとか、
時代劇の身体の使い方であったりとか、

いつか、伝えてもいい年齢になれば、
ちゃんと伝えられる様な俳優さんになれたらいいな。
~とは思いますけどね。

落馬シーンについて
>合戦最中、敵に斬られて落馬する場面。
>通常はスタントを使うのですが、
>岡田さん自身が演じられてます。(有働アナ)


井ノ「こういうスタントに関しては、やはり『SP』とかの経験もあるし、
   格闘技を御自身でもやってるという事もあると思いますけど、
   ここは、全部自分でやりたい?」

いや、ま、主演なので、怪我をすると全部終わってしまう、
怪我をしないのが一番大事ですけど、

自分がやれば、その角度で、カメラマンさんとか監督が、
(顔を)隠したり、背景から撮って、
違う人がやってるのをバレないように撮るとかじゃなく、

正面から撮れるとか、顔は(レンズを)見ても大丈夫だとか、
(撮影方法の)選択が増えるので、
自分でやれるところは、やった方がいい~と。



有働「ここで、岡田さんに黒田節をというファックスが、」
岡田「いやいや、それ、黒田節はできないんですよ」
井ノ「5秒前にふることじゃないよねー」

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ここで午前9時のニュースへ。
引き続き、後半は親友の話題、
俳優としてこの心構えの話しなどがありましたが、
大河関連の話題はここで終了となりました。
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▼軍師官兵衛:第1回 生き残りの掟 第3幕