ゆうちゃんぐーす ひとり西遊記

~ゆうちゃんぐーすのアジア一人旅ドキュメンタリー撮影紀~


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モンゴルの孤児院へ遊びに行っ た経験は血肉になったことが多かった。アジアを旅しているとカンボジアでボランティア(孤児院や井戸つくり)へ行ってたよーって人を多く見かける。その人たちの勧めもあってカンボイジアではなにかお手伝いさせていただきたいなと思っていた。ネットで探していたのだがその多くが「よう若者!今年の夏はボランティアで青春しようぜ!」み たいなノリのデザイン。なんかなーって。結果的には行動において援助できてるのかもしんないけど。ちゃっとなんかなーってひっかかっててどうしようか迷ってた。そしたら シェムリアプへついた当日に出会った人が近くの孤児院へ行っているということでご一緒させてもらえることになった。縁ですね。NGOが関わっていない孤児院。









まあ孤児院へ行くって言ってもボランティアでもなんでもないしお手伝いでもなんでもない。俺はただ子供たちと遊びに行くだけ。この旅の中でかなりの子供好きになったかもしんない。日本以上に子供とかかわることが多い。これも海外の魅力かもしれない。例えば日本だと、同じ大学の立元K助くんという体毛が尋常じゃなくに濃い友人がいる。その立元くんは体毛も重なって見た目は怖いのだが心はすごくやさしい子供好き。よく公園へ筋トレに行くらしくそこに子供がいるとどうしても遊びたくなる。といってもかってに子供から寄ってきて一緒に遊んでいるらしい。でも後からその場に来た親御さんたちがすごく不審な目で見てくるという。そういう事件が絶えない日本では当たり前なのかな。海外でもそうかもしんないけど。そしてこの孤児院、俺は小さい子とも遊ぶけど、ここの孤児院に関してはバレーのネットが外に張ってあって大きいお兄ちゃんたちがそこでバレーボールやってた。うん、そうなんです、僕中学の時バレー部だったんです。東高出身大学生バレー部、あの伝説の『マメちんズ』以来のバレー。仲間にいれてー!てか強いねん!アンダーで手痛いねん!うまくてたちうちできなーい、でもおもいろーい!夕方から始まるこのバレーに通っちゃたよ。マメちんズは継続中ですか、輩たち。


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そんなこんな孤児院へ通う中、孤児院へ向かってる途中の道で、会った一人の長期滞在の大人が俺に対して言ってきた。孤児院へ行く旅行者全員に関係してること。








「孤児院が見世物小屋になっている」









ここの孤児院は多くの旅行者が訪れる。その理由はさまざま。子供と遊ぶためだったり、孤児院を見学してみたかったり。この人に言われて、このやろうちくしょうと思ったけど、言葉のニュアンスは悪いが言いたいこともよくわかる。確かにこうやって金もっていろんなとこ旅行して楽しんでる外国人がふらっと孤児院へ行くこと自体もしかしたらよくないことかもしれない。もしだけど、もし俺が孤児院にいて中学生くらいの時だったら俺はすれてるからそういう外国人に文句言ってたかもしれない。ここの子達はどうなんだろう。ここの子たちは快く俺をバレーに誘ってくれる。俺がただそう思ってるだけで実際はもしかしたら嫌なのかもしれない。でもバレーが終わったあとも、好きな女の子の話したり、靴を隠して遊んだりとそういう時間が楽しかった。この日以降はそのことばかり考えていた。しかしこれだけは言えることがあって、俺は見世物小屋を見に行っているつもりはない。それでいいんじゃないかと思った。


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シェムリにいる間、ゲストハウスのレストランによく来るKさんの紹介でもうひとつ孤児院へもお邪魔させていただいていた。こちらは地雷被害に会った孤児たち。性格に言えばその理由も重なって親が面倒見られなくなってしまった子供もいる。ここを紹介してくれた本人、Kさんが個人で管理しているところだ。ここの子たちは地雷を踏んでしまって足が吹き飛んだ子もいれば、地雷を手に持って、これなんだろうって叩いてみたら爆発して、手が吹き飛んだ子もいる。


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初めてここを訪れた日、一人の子と自己紹介してよろしくって言って握手を求めたとき俺が右手だしてて、その子は地雷に吹き飛ばされて右手がなくて、左手で握手してきた。いつものクセで無意識に差し出した俺の右手。正直そのときは戸惑ってしまった。けど、これKさんも言ってたんだけど、ここに通っているうちに手がないのも足がないのもひとつの個性に見えてくる。五体満足の俺が言うのは間違いなんだけど、変わらない。個性なんだ。年も近いせいかお年頃恒例のエロ話で盛り上がったり、厚紙を丸めてラップの芯状にしてそれを吹き飛んだほうの手につけてロックマンみたいにしてそれで戦ったり。最終日にはみんなでカレーパーティー。ここでも楽しく遊ばせてもらった。





そしてここボランティア大国カンボジアには多くの問題点があることも教えてくれた。もうしわけないがここには書けない問題ばかりだ。きちんと調べてまた機会があったら載せていくかもしれない。この経験をきちんとアウトプットしていきたい。まあとにかくボランティア大国ってネーミングが悪いんだよ!今は良くない事情を抱えたカンボジアもこのKさんの意思を継いだこの子たちがカンボジアを変えてくれるに違いない。


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クメール陣が作ったアンコール遺跡。その歴史は古く9世紀にさかのぼる。電波少年アンコールワットへの道でおなじみの(覚えてるかな)誰もが知ってるアジア最大の遺跡群。周辺国の侵入や戦いでこのアンコール朝が衰退してからこの遺跡はジャングルの中に埋もれてしまった。19世紀になって発見されずつ修復されて現在に至る。てかこの遺跡発見したときめっちゃテンションあがっただろうな。俺が発見したかったわ。そして遺跡の修復には日本もかかわっていて日本も協力してますよーみたいな看板をいたるところに見る事ができる。このアンコール遺跡群のある街シェムリアプとは「シェム(=シャム人)」「リアプ(=出て行け)」という意味だって。土地の名前になるくらいこの歴史ある文化を隣国がほしがったんだろう。国の歴史をプラスしたかったんだ。








世界的にも有名な遺跡とあってものすごい数の観光客で遺跡の中は埋め尽くされていた。広大な事と、ここアンコールにて誕生日を迎えるだろうあって、自分への誕生日プレゼントに1週間券(60ドル)を買った。ギザたかす!








アンコールワット、アンコールトム、宇宙の中心バイヨン、宮崎駿がラピュタのモデル(キョシン兵がいたとこ)にしたといわれるベンメリア。このアンコール遺跡群、どこを撮っても画になるねーなんていうけど、どこを撮っても観光客が写真の中に入り込む。それくらい世界中からこのアンコールを観にきてるのだ。








あと遺跡ってすごくくさい。シェムリアプにいる間長く行動をともにしたユウコさんは、遺跡の中にはトイレがないからみんなそのへんにおしっこしちゃうのよって、ものすごく真実味があって現実的な正解を教えてくれた。けど、俺は違うと思う。もうすこしロマンチックベイビー。この匂いは9世紀アンコールに住む人たちが残した「時のにおい」だ。当時の生活のにおいが1000年以上のこっているんだ。うーむ、確かにおしっこくさい。



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予定通り誕生日をここアンコールで迎えることになった。トゥクトゥクを朝からチャーターして早朝、アンコールから昇る朝日を観にいった。バイカーのユウコさん、世界一周経験のあるナオミさん、大学生のユウタくんも一緒に。まだ暗い時間にもかかわらずアンコールワットには人がいっぱい。そしてみんな良い写真をとろうと必死になっている。三脚争い。けっして朝日を直接目で観に来たんじゃなく、ファインダー越しに見にみた人たちだ。俺が撮っていたビデオカメラの前を平気へ入ってくるし、きれいな朝なのにガツガツしてていややなーって思ってたけど、それはきっとこの人たちは俺という人間の記念すべき誕生日のために世界中から仕事忙しいにもかかわらず、俺がアンコールにいるからって言ってあつまってきてくれて、その記念すべき太陽が生まれる瞬間を写真にやきつけにきたんだと思う事にした。そりゃ必死になるわ。みんなありがとう。








待つ事30分、アンコールワットがだんだんとオレンジ色になってきた。ゆっくりとその色が濃くなってきて、はいぽーん!生まれました!いやぁ誕生日をアンコールワットで迎えられるなんて幸せだ。旅を始めてから6ヶ月。無事ここで誕生日を迎える事ができました。おめでとう俺。ありがとうアンコール。



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太陽にすっかりくぎずけになっていると、一緒にきた3人がハイっていって誕生日プレゼントをくれた。これがすごいんですよ。「ゆうきちゃん」って日本語で書かれたカンボジアのスナック菓子。カンボジアのお菓子会社のコピーライターはなぜ「ゆうきちゃん」という日本語を起用したか疑問にのこる。けど、そのネーミングも、そしてこの3人がこのお菓子を昨日スーパーで見つけた奇跡も、「必然」っていう神様からの贈り物だったんだろう。ありがとう神様。ありがとう宇宙。そしてユウコさん、ナオミさん、ユウタくん。



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誕生日の後はすぐにクリスマス。これもゲストハウスのみなさんとプレゼント交換なんていうオツで青春パンクなご企画。こういうの好きなんですよね。1人3ドルまでのプレゼント。なんか普通に買ってくるのもあれだしと思っててさ。ほぼ初対面の人たちに下ネタはありかとか、さんざん悩んだあげく俺は旅で始めた一眼レフを利用して写真集をつくることにした。バイクタクシーの写真集。アジア、そして旅といえばバイクタクシーということで挑んだプロジェクト。今までも撮りためてたバイクタクシーの写真とその日に足りない分を撮り直して、さらに俺がバイタク乗ってるとこを撮ってもらってそれえお表紙裏のプロフィールに載せてやっとこさつくりあげた。現像費2ドル。3ドル以下成立。









ややすべるかもという不安要素を含んだこのプレゼントはオタマくんという北海道で農業をやってるお兄さんにあたった。彼は旅にカメラを持ってこなかったってのと、バイクタクシーのおっちゃんが大好きだってこと。ウケ狙ってたつもりがすごく喜んでくれた。オタマ君にこのプレゼントがあたったのもなにかの縁だろう。この写真集、完全オリジナルだし、数年したら500万倍くらいの価値がでるから大事にしてね!









そしてこのアンコール遺跡群。ここにはアンコールマジックという恐ろしいことがある。あまりに広大で美しい遺跡も1日みたら飽きてしまうという世にも恐ろしいものだ。アンコール遺跡群のチケットは1日券(20ドル)3日券(40ドル)7日券(60ドル)とかなりおたかい設定なのだが、たいてい60ドルは高いし、1日じゃ見れないからっていって3日券を買う。だけど1日して飽きちゃって、そういう人たちでゲストハウスは埋まっている。これがアンコールマジックだ。俺はそのマジックをうまく付き合いながら、遺跡のてっぺんで読書したり、そして宿の人から譲り受けたガイドブックによってことなきを得た。ヒンズー教と仏教の混ざったこの遺跡を観るには知識も必要なんです。アンコールへお出かけの際はガイドブックをおわすれなく!









そして何よりこの遺跡の中で楽しかったのがおみやげ売りの女の子たちと遊ぶ事。毎日同じとこで飯食ってて、初めのうちはそこにいる子たちにしつこく売られてたけど、だんだんと顔なじみになっていく。つまりは友達。チケットが切れる最終日、女の子たちがバイヨン(遺跡の名前)行こうよ!って誘ってきて、おみやげほっぽりだしてみんなで入っていった。なにをするのかと思えばその中で鬼ごっこ。これ、アンコールにはじめにきたときにテレビの企画かなんかでこの中で鬼ごっこしたら絶対楽しいだろうなって思ってた事が現実になった。宇宙の中心として作られたバイヨンの中で鬼ごっこ。この子たちはアンコール世界遺産に住む地元の子。隠れる場所を知ってます。ワーワー言いながら騒いでたら、ガイドできていた人にめっちゃ怒られた。女の子たちの平均年齢約7歳、俺24歳。もう大人なんだから。じゃす!



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キリングフィールドの帰り道。バイタクのおっちゃんにここプノンペン市内にあるゴミ捨て場に連れて行ってもらった。おっちゃんが言うにはスモーキーマウンテン。去年、四ノ宮浩という方のドキュメンタリー映画『神の子たち』という作品を観たことがあった。これはフィリピンのゴミ捨て場、スモーキーマウンテンの記録だ。それと同じような場所がプノンペンにもあるということでおっちゃんに連れられて観に行った。









スモーキーマウンテン。おっちゃんと俺がスモーキーマウンテンがある場所へ近づいていくとものすごい臭いがたちこめた。徐々にその周辺を走る車はゴミ収集車だけになる。もう少しだ。バイクが進む方向を見るとほかは真っ青な晴天なのにそこだけどんよりした煙でおおわれている。急にバイクが止まる。「ここちょうど煙の山見えるから写真撮りなよ」って、そういうのありがたいけど臭くてやってらんない。再びバイクへ乗り込みスモーキーマウンテンへ向かう。



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だんだんと濃くなる臭い霧の中をかきわけて行く。路上にゴミが散乱し始めて、さらに濃くなる霧の中、スモーキーマウンテンに到着した。ここ、プノンペンの中心から少し離れているだけで回りには住宅街が広がっている。そしてゴミの山。様々な種類のゴミ、というかすべてのゴミがここに集まってくるんだろう。そのゴミをブルトーザーが書き分けショベルカーがすくいだす。という間にもどんどんゴミ収集車が集めたゴミをここにためていく。頭が痛くなる光景、臭い、煙。ここへ来る前におっちゃんがひとつ注意だと言って、煙が危ないからゴミ山のインサイドのほうには行くなよ、泥棒とか悪い人もいるしアウトサイドから観るだけだ、って言われた。それなのにこのおっちゃんそんなこと忘れてずかずかインサイドへ入っていく。待ってて迷子になったら終わりだし、おっちゃんについて行くしか選択肢はない。この煙、確実に体に毒だ。それは冒頭で書いた「神の子たち」を観て知っている。









インサイドにはおどろくべき光景が広がっていた。








ここで生活している人がいた。このゴミ山の上に家を建っている。そしてこの人たちはここに集めたれたゴミを拾ってそれを売るなどして生活している。さらに驚くべきはゴミの山の上、限りなく噴出する煙の上に屋台が並んでいた。ちょうど昼時だったこともあるがその前で飯を食う人がいる。驚くべき光景が次々と目に煙と一緒に入ってくる。ゴミの上をさらに入っていく。足元には目を疑う大量のハエ。うわーっとびっくりしてたら、おっちゃんがこっち見ろっていって、そこにはウジ虫の大群。それ見てもうだめだって思っておっちゃんに言ってアウトサイドへ急いで逃げた。



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帰りに発見したのはこのゴミ山の隅っこに学校が建っていたこと。その前で子供が遊んでる。ゴミの山の斜面をゴミである車のフロント部分をソリ代わりにして遊んでる。ここもなんなんだよ。ゴミから出る煙。確実に体に毒だ。「神の子たち」ではそれによって病気になったり奇形児が生まれたりしていた。ここプノンペンでもきっと存在しているだろう。









俺はゴミ拾ってそれ売ること自体にも疑問があった。ここのゴミ山についていろいろ気になっていて、たまたま見つけた記事にここであるひとつの問題について書かれていた。









ゴミ山で生活する人に向けた高利貸しの存在。


貧困から抜け出すために、ゴミ山の中から使えるものを探し出してそれを売る。もちろんたいした金にはならないが普通ならそのゴミ拾いの生活からある程度したら抜け出せるという。しかし今の世の中、日々お金ってやつは必要なもので、お金が必要なときに借金をすることになる。ここがやっかいで、そのゴミを拾って生活している人たちがお金を借りる相手が高利貸しなのだ。そもそもそういう人しか貸してくれないのかもしれない。一度借りるとその暴利によって、利息分を返すのに精一杯になってしまう。いくら返しても借金は増えていくばかり。もうはじめに借りた額なんてとっくに返してるのに利息だけを返し続ける。いつまでたっても借金が返しきらない。いつまでたっても貧困から抜け出せない。その悪いルーティーンから抜け出すことはできない。だからここにいる人たちは悪いガスの立つこめるこのゴミ山でゴミを拾い生活しているのだ。そのゴミ山の脇でばかでかいハマーが走ってるのをみた。ここカンボジアには日本でもびっくりするくらいの金持ちもいるという。その格差の幅。平均月収をだすこと自体がナンセンスだとカンボジアに住む日本陣が教えてくれた。









これが貧困か。2つの言葉がある。





『貧困は最悪の形の暴力である』 byマハトマ・ガンジー




『1枚のビニール袋を作るのにかかる時間は1秒で、使用期間は約20分、分解されて自然に還るまでには100年~400年を要す』 by国連環境計画



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