両国キッズクリニック (墨田区) のブログ

両国キッズクリニックは小児科全般の診療ならびに予防接種・乳児検診を受け付けています.予約も取れます(ホームページからどうぞ).皆さんのよきかかりつけ医になれるようにがんばっています.診療時間の短縮に心がけています.


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子宮頸がんワクチンのその後・・・・



先日、ニュースになり、当ブログでもご紹介した、政府からの「接種勧奨を控える」ということについて。

なんだか、危険なワクチンになったから、政府の方から進めないことにしました。

そんな感じで受け止めた方が多かったのではないでしょうか?


先日、問題となった慢性疼痛、特にCRPS(複合性局所疼痛症候群)と呼ばれる患者さんを診ている先生やワクチンの専門の先生からのお話を聞きに行ってきました。確かに、予防接種が原因と考えられる患者さんがいます。そして、それはとても大変で、つらい病気であり、簡単に診断できないため、治療も遅れがちで、経過が長い方もいるそうです。成人では採血などが原因でも起こることがあり5000人に一人いるという話しもありました。子どもでは診断基準もはっきりせず、経験している先生方も少ないそうです。世界的にも予防接種、これは子宮頸がん予防ワクチンに関わらず見られることです。世界では1億8000万本が接種されていて、中止になった国はないそうですが、日本で頻度がそれより多いようなのでちゃんとした調査がなされるべきと考えられています。


では、どうすれば・・・・・・・・・・・・・・

政府が出した、「積極的勧奨を控える」という意味に関して、以下のような話を聞きました。

定期接種になったということは、実は、保護者に接種する義務が生じます。さらに予防接種を実施する自治体にそれらを通知する責任が発生します。積極的勧奨を控えると、義務ではなくなるので保護者は受けさせなくても法律に触れませんし、自治体も通知しなくても問われません。

っていうと言い訳のようですが、よく考えてみると、今までの子宮頸がん予防ワクチンは任意接種だったので、保護者が受けさせたいと思えば接種することができ、自治体もそれに金銭的援助をしていました。そのレベルまで(あるいはそれよりはまだ法律がある分だけ)接種したほうがよいワクチンではあるのです。

という話でした。

以上のことで、話の内容は止めたときのリスクはやはり接種したときのリスクよりも高いと判断されるものであろうとの結論のようでした。

子宮頸がんは検診をちゃんと受けることで、今よりもずーと初期で見つかって助かる人が増えると考えられていますが、相手が癌だと、それだけで十分といえるのでしょうか? やっぱりワクチンで半分であろうとも予防しておいたほうがより安全だし、予防接種もして検診も20歳を過ぎたら毎年ちゃんと受けるのがよいのではないか?そう考える人もいていいと思います。



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墨田区の小児科医です。受診時間の短縮を心がけています。

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