インフルエンザがかなりの勢いで増えてきました。体調管理に気をつけて、うがい、手洗いなど忘れずにお過ごしくださいね。


Hibワクチンの接種スケジュールに関して、厚生労働省からの指示に変更が有りました。これまで初回の3回接種後からおおむね1年後となっていましたが、初回の3回接種後からおおむね7ヶ月に変わっています。この変更で、ヒブワクチンの追加接種が、肺炎球菌の追加接種と同時期に可能になりました。


このスケジュールですと、2か月ごろに接種を始められたお子さんは、1歳になったころにちょうど追加接種を受けられる事になります。乳児期の予防接種はスケジュールが立て込んで忙しく、お母さま方も一生懸命になってくださっていますが、1歳になってからの接種もだんだん難しくなってきました。追加の接種はなかなか忘れがちのようです。


1歳を過ぎると、まず定期接種ではMR(麻疹、風疹混合)ワクチンが接種可能になります。これと同時接種で、肺炎球菌とヒブワクチンの追加接種を受けられるのはいかがでしょう。受け忘れを防ぐためにもお勧めします。


ヒブワクチンの抗体価は、1歳前後、追加接種前の時期に一時期低下することが知られており、ヒブワクチンの追加接種も、1歳前後で早期に接種することが望ましいことが分かってきています。是非早めに追加接種をお受け下さい。



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あけましておめでとうございますと御挨拶するのももう遅い時期になってしまいました。お正月とそのあとの連休が明け、インフルエンザが流行し始めています。うがい手洗いなど、体調管理に気をつけてくださいね。今回はインフルエンザのお話です。

インフルエンザにかかった場合、多くはウイルスの増殖を防ぐお薬を飲んで安静にすることになりますが、学校や幼稚園、保育園に戻るためには、発症してから5日たっていること、さらに熱が下がってから2日(小学校に上がる前のお子さんは3日)たっていることが条件になります。この日数を数える際に、発症当日、解熱した当日はカウントしないようにと指示が来ております。つまり、月曜日に発症して水曜日に解熱した場合、発症に関して月曜日はカウントせずに、火曜日から土曜日まで5日間は登校(園)停止。解熱に関しては水曜日はカウントせずに、金曜日まで2日間登校停止(未就学児は3日間なので土曜日まで登園停止)となり、両方の条件をクリアする土曜日まで登校(園)停止になります。証明書が必要な場合はお申し付け下されば、条件をクリアした段階で証明書を発行させて頂きますので、再度受診をお願い致します。証明書の書式や必要性に関しては、お子さんの通う学校(あるいは園)の判断になりますので、インフルエンザであったことを報告される際に、対応方法の確認をお願い致します。最近ではご家庭に金銭的な負担がかからないよう、保護者の方が記載して提出する書式も増えてきていますので、ご確認ください。

さて、熱が下がって2日(あるいは3日)という条件に関してですが、実はこんな理由があります。インフルエンザをはじめウイルスによる疾患の場合、熱が下がってから1-2日して再び発熱することがあります。これを二峰熱と呼ぶのですが、これがこの期間の理由になります。熱が下がったと思っても、まだウイルスが残っていて、最後に一花咲かせて散っていく、といったところでしょうか。このような時期にはまだ他のお子さんにインフルエンザ(あるいは他の疾患)をうつすケースが有るようです。この時期の登校(登園)を控えて、流行をおさえることが目的になっています。よくなったと思ったのにまた熱が!という時にはこの二峰熱かもしれません。あわてずに、まる1日は経過をみてはいかがでしょうか。二峰熱の場合は、たいてい1日もすると熱が下がる傾向があります。それ以上熱が続く場合には、他の原因も検討する必要があるかもしれませんので、ご相談ください。

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