先日、とてもうれしいニュースを目にしました。


昨年(2011年)肺炎球菌、Hibワクチンの公費接種が広まった結果、Hib感染により髄膜炎になった0~4歳の患者さんが、その前3年間の平均と比べて半減したことが、厚生労働省の調査で分かったそうです。肺炎球菌による髄膜炎も、昨年は年は同じく25%減少したとのことです。(ちなみに調査の対象は北海道、福島、新潟、千葉、三重、岡山、高知、福岡、鹿児島、沖縄の10道県となっていました。)


細菌性髄膜炎は、命にかかわったり、命を取り留めても後遺症が残ったりと、非常につらい思いをする病気です。診療に当たる医師の方も神経をすり減らします。その細菌性髄膜炎が減るというのはとってもありがたいことです。


Hibワクチンは、販売当初はなかなか手に入らなかったりと、いろいろ有りましたが、今はそういったこともなく、公費での接種が可能です。当院でも予約は随時可能ですし、予約なしでいらしていただいても接種可能です。東京都内では無料にはなっていませんが、それでも14000円の助成は大きいですよね。ここまで効果もはっきりしてきたことですし、是非積極的な接種をお願い致します。


願わくは来年度の定期接種化。ですが、問題は財源。さてどうなることやら。





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小児生活習慣病健診

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寒かったり暑かったり、落ち着かない天気がつづいて、温度管理が難しい季節です。

先日の金環日食も曇り空の合間でしたね。


金環日食をみてから出勤してきましたが、曇り空のせいで、専用のメガネからだと逆に太陽が見えず、肉眼で全くまぶしくない状態でした。

とてもきれいで逆にみやすかったようにも思えます。


さて、6/20から、いよいよ小児生活習慣病健診が始まります。対象は小学校4年生と中学校1年生です。血液検査と併せて、血圧、身長、体重などをチェックします。コレステロールのチェック、貧血のチェックなど、なかなか症状ではチェックがしづらい部分をチェックし、生活習慣病を予防する為の健診です。なるべく早めに済ませましょう。


当院ではご予約も受け付けておりますが、予約なしでいらしていただいても大丈夫です。



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今年度が始まって、そろそろ2か月。子宮頸がん予防ワクチンは、2種類のワクチンから選ぶことが出来るようになりました。

1つは昨年度から使用されているサーバリックス、2つ目は今年度から使用されるようになったガーダシルです。2つのワクチン、どちらを使ったらよいか迷われる患者さんも多いかと思います。それぞれの特徴について説明します。

サーバリックスは子宮頸がんの原因となるヒトパピローマウイルス(HPV)のうち2種類(HPV16.18)を予防してくれます。ガーダシルは4種類のウイルス(HPV16.18.6.11)を予防してくれます。

ガーダシルが予防するHPV6.11が引き起こすのは、尖圭コンジローマという陰部にできる痛みを伴ういぼのようなものが主です。

ガーダシルの方が予防できるウイルスの範囲は広いということになりますね。いずれにせよ、どちらもまだ新しいワクチンですので、これから新しく分かってくることもあるかと思います。

接種方法は、基本的にどちらも3回でセットになりますが、サーバリックスは2回目を接種する時期が1回目から1ヶ月、ガーダシルは1回目から2ヶ月という点が異なっています。どちらのワクチンも1回目の接種が終わったら、2回目以降でワクチンの変更はできないことになっています。

将来お子さんが子宮頸がんというと、おそらくピンとこない御家族の方も多いかもしれませんが、その効果は決して侮れません。痛みなどの副作用のうわさなどもあるかとは思いますが、是非積極的な接種をお願いします。

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