ポルトガルの護岸工法に日本の城壁を見た
テレビを見てて、ポルトガルの海岸線の美しさに目を奪われました。
一体どこがどうなってこんなに綺麗なのだろうかと、身を乗り出して画面に集中しました。
海岸沿いに複線の線路があって、遊歩道があって、、、護岸は、、何だこりゃ?
緩やかな曲線で仕上げられた天然石が積まれています。こんなの見たことない。
日本で似たような風景の画像を探してみました。
消波ブロックとかテトラポッドと呼ばれているコンクリートの塊が無造作に積まれている。
富士山の画像なんか、海岸線が全部こいつで埋め尽くされて、まるでフジツボのようです。
その効果が絶大であることは普及度合いを見れば一目瞭然です。ネットを検索すれば無限に近く出てきます。
しかし景観保護まで意識したものは見当たりません。
多分小分けにした公共事業予算で施工されているので、長い海岸線を統括された景観コンセプトで施工するなんて発想が無いんだろうな。
美しいポルトガルの護岸に憧れます。
これを見ただけで生活のスロー度合いが分かる気がします。
日本だって江戸時代までは美しい石積をしてたのにねえ。
台風10号強力報道に一言
ここ数年九州、関西、北関東、東北と毎年日本のどこかで大きな洪水に見舞われています。
そして今年は今まさに台風10号が九州を直撃しようとしています。
当然ながら気象庁とテレビで手を組んで、最大限の避難警戒をしてくださいと、あらん限りの語彙を駆使して脅しています。
しかしこの気象番組で流す情報には、大きく欠けていることがあると気づいてしまいました。
それは、風速の数値は二乗で破壊力が大きくなるというところです。
日常「今日は風が強いね」という日で風速は10m/sです。
風速40m/sだと破壊力は16倍も増えるのです。
50m/sと70m/sは40%増しではなく96%増し、つまりほぼ倍の破壊力になります。
風速と破壊力は比例しないということを、是非、いや絶対に報道してもらいたいと切にねがいます。
中国からの「謎の種子」という話題
頼んでいないのに中国から謎の種子が郵送されてくるという話が、ここ2週間くらい世界中で話題になっていたけど、危険なものは入っていないということがはっきりしたのでメデタシメデタシという記事を読んだ。
ボクはその記事を3度読み直したけど、問題が半分しか解決していないことにマッタク触れていなかった。それを書いた人は多分気づいていないのだと思う。
残りの半分は何かと言えば、郵送された宛先を何故知っていたのかということです。
英文字の住所録がどこかで作成されて、それがバラまかれているってことですよ。
やだなー、情報駄々洩れIT社会。
コロナが止まらない
アメリカの話です。
今朝のニュースで感染者数が300万人を超えたと伝えていました。
単純計算で100人に1人です。
数字を聞いただけでも恐ろしいけれども、実際の地図の上の分布を想像するともっと怖くなってしまいました。
100人に1人とだけ聞くと右のような数学的な分布を発想してしまうけど、現実は左のように特定の地点に集中しているんだと思います。
つまり流行地では例えば5人に1人という具合に、感染率はグッと上がっているのだと想像できます。
安物の映画で未知の微生物が宇宙からやってきて、人々が謎の死を遂げ始めるんだけど、医者も役人も分からないから適当に処理しちゃうものだからどんどん蔓延しちゃって、やがて町中が大パニックに陥るっていうの、如何にもありそうなアメリカ映画だよね。
どこかでヒーローが登場して、この現実の暴走コロナを止めてくれればいいのだけど。。。。
ランボーそのままのデレクショービン
久しぶりに映画「ランボー」を観ました。
オープニングで小さな町の警察が、ランボーをよそ者として差別扱いするところから始まるこの映画。
この時の警官達の態度が、先日黒人容疑者の首を膝で8分に渡って押さえて殺したデレクショービンそっくりだと思いました。
昔観た時は「作り話で大袈裟に撮ってるんだな」と思っていたけど、今日はそうは感じられませんでした。
ランボーは1982年公開だから約40年も前のお話。
しかし40年前から何も変わっていないアメリカの警官の差別的センス。
だって、信じられないことに人を殺したデレクショービンを、警察はただ解雇しただけで無罪放免にしているのですよ。
世論が騒ぎ出して逮捕したらしいけど、判例からすると結局無罪になるそうです。
アメリカってダメな国なんだなと、今日のタイミングでランボーを見返してつくずく思った次第です。
近所の遺跡「小森城址」に行ってきた
小森城址ってググるとでてきます。
グーグルマップでもヒットするので、一応ホンモノ?だと思います。
江戸時代に小さいお城というか、砦があったようです。
今は荒れ放題の雑木林になってます。
小高い所に「昭和45年建立」と書かれた石の祠(ほこら)がありましたが、心無い人によって壊されていました。
祠から10m足らずのところには赤い柱が一本立っていました。
近くへ行ってよく見ると足元にも赤いものが倒れています。
これが鳥居だったのでしょう。
事前にweb記事で調べていなかったら気づきませんでした。
ちょっとこれじゃあ、世界遺産にはならないだろうなあ。。。。。。