ある日突然、東方神起sec

ある日突然、東方神起からのお引越しです。


テーマ:

今日はユノの誕生日。
この素晴らしい日を共に過ごせることを幸せに思います。

今回、久々のゆのみん企画参加です。
もしもユノが人魚なら…
親愛なるユノを思いながら書かせていただきます。


  溟海の皇


キーーーーン…
静かな流れの中、微睡んでいると頭痛にも似た耳鳴りが突如襲う。

『ユノ様っ!』
その声はひっ迫していて…何も言わずして何かがあったことを伝える。

「何があった!」
こうして通信できるのはカインしかいない…私がまだ幼い頃、人間界に送り込んだ。

『爆…音とと…に、城…激しく揺れました。きっ…隣国か…の…撃でしょう』
カインの声が切れ切れになる。

「お前は今、どこにいる?」
通信が切れる前に、状況を把握しなけばならない…通信のための指輪を固く掴む。

『私は……ミン様の…ころに向…ておりますが、酷…有様です。無事にた…り着けるか…』
カインの通信はペンダントになってる。
そこに衝撃が加わったのか、途切れやすい。

「カイン、頼む…」
こうなってしまったら、頼れるのはカインだけ…その命さえ危ういというのに、私は…

『そのた…に私は……にいるのです…お任せ…ださ…』
私を安心させるような声…さっきのようなひっ迫感はない。

「サン、城に行くぞ!」
護衛官のサンを呼び、城へ向かった。



カインは私の幼少期から遊び相手として育った側近だった。
よくサンと3人で人間界に出向き、姿がよく似た人間を観察していた。

似て非なる存在。
金や権力を力とする人間は、海を操る術も持たず、隣国との戦いに明け暮れていた。

それでも…なんと人間は愚かで面白い。
先に見えるのは破滅だというのに…
海の中に飽き飽きしていた私は、よく3人で城の様子を見に来ていた。


「もう遅い。城に近づきすぎてますし、行きましょう」
心配性のカインが肩を掴む。

「この様子だと、また戦かな…」
私は引っ張られるままに帰ろうとした。



「あっ!」…バチャン


「………なんだ?」
遠くから、私たち以外の声…

「人間の声です…見られたら不味い!行きましょう。」
カインの引っ張る力が強くなる。

「まて…」
耳を澄ますと、やたらめったらに水を叩く音…人間は上手く泳げない、溺れているのではないか?

しばらくすると、その水音も消えた。

「溺れてるようだ、行くぞ…」

「しかし、これでは人間に…」

「人間に私たちのことが知れたらいけないと!」

口々に言うのは、父たちからの教え。

「どうせ気を失っている…大丈夫だ」

止めに入る二人を尻目に、水音のした方向へと向かった。

暗い海の中に揺らめく、光。
…あぁ、そうか…装飾品がわずかな光に反射しているのか。

身体を抱き上げると、まだ幼い…私よりふたつか…みっつ?人間は幼く見えるから、よくわからない。

「ユノ様!」
海から顔を出した私にふたりが近づいてくる。

「気を失ってはいるが、生きているようだ」
近くの岩場に横たえる。

場所からしてもここから落ちたのだろう…どうしてここから?

「私たちを見られたのかもしれません」
じっと見つめていると、サンが口を開いた。

「やはり、近づきすぎたのです…城の者に私たちのことを告げられたら…」
カインが私を覗き込む。

「一度無くした命…」
サンが腰に差した脇差に手をかけた。

「…やめろ」
私はこの少年の頬を両手で包んでいた。

愚かな人間界で育った少年…確かに危険な存在だと言える。

だが…美しい。
暗い海の中で揺らめく少年に心を奪われたとでも言うのだろうか…その美しい花をこの手で摘み取ることなどできない。

「…しかし」
まだ何か言いたそうなサンが腰差しから手を離さない。

「…私が、見張りましょう」
カインが澄んだ瞳で私を見据える。

「……しかし!」
腰差しから手を離したサンがカインに食らいつく。

「ユノ様が、そう言うのならその方法しかあるまい…」
サンの手を掴み下ろす。

「わずかの間…この少年が目を覚まして、数日 見張れば済むこと…」
カインが微笑む。

「ユノ様、しばし離れることをお許しください」

こうして、カインは人間に姿を変え少年のそばについた。


つづく


やばい、終わらんよ!←(笑)。

ゆのみん企画、第75回「HAPPY YUNHO DYA-2015-」参加者は…



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