2人のエスコバル

カルテルとの麻薬戦争下、コロンビアが殺人事件発生率で世界チャンピオンになっていた時代、コロンビアサッカーナショナルチームは、国に新しいイメージを与えるという義務を負っていた。続く突然かつ不可解な勝利への上昇により、何十年もの沈黙にあったコロンビアチームは世界の列強諸国の隣に躍り出る。この成功の裏には二人の男の存在があった。二人のエスコバル—チームの主将で花形プレーヤーのアンドレス・エスコバルと、ナルコ・フットボールを発明した、悪名高い麻薬王パブロ・エスコバルだった。しかし国民がコロンビアに1994年ワールドカップ優勝と、世界における母国のイメージの改善という二つの賭けの勝利を期待していたその時、アンドレス・エスコバルが殺害され、国民の希望は打ち砕かれたのだった。勝利から悲劇へ。『The Two Escobars』はスポーツと犯罪の隠れたつながりの核心に迫り、アンドレスの殺害事件とパブロの驚くべき関係を明らかにする、勇気ある捜査である。(カンヌ国際映画祭HPより)


サッカーのドキュメンタリーだけでなく麻薬組織の社会問題のドキュメントでもありました。

衝撃だし、インタビュー以外は全て当時の映像で素晴らしいドキュメンタリーでした。


サッカークラブを使っての資金洗浄の方法はそんな方法をしていたんだ~って感じです。

肯定するわけではありませんが、その資金を使って優秀な選手をコロンビアに集めたことでサッカーレベルの向上に繋がったのは良かったし、パブロは慈善事業に積極的だったので家もなくゴミ山に住んでいた人たちに住宅地を建設し与えるなど、貢献も見逃せませんでした。

暗殺などしたことで、政府等から目をつけられましたけど圧倒的な力を持った彼が死んだことで裏社会の枷が外れて無法状態になったのは皮肉でした。


アンドレアスを始め代表選手たちは国のイメージを回復させるために頑張っていたんですが、まさかワールドカップ中にもあの選手は使うなといった脅迫があったなんて・・・

サッカー界では有名なオウンゴールをしたことで暗殺された話の真相もそうだったのかって感じです。


この映画で初めてイギータのスコーピオンキック見ましたが、すごい。

味方はすごくハラハラしますね。

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