7人目の陪審員

ジョルジュ・シムノンを彷彿させる雰囲気があり、暗い地方都市での殺人事件が緊張感をもって語られる。主人公のジャン=ピエール・ダルサンが適役。彼は地方名士の薬局店主で、交友関係が広い。冒頭シーン、川で2人の男が釣りに興じている。1人が主人公のダルッサン、隣りは、警察署長。主人公の社会階層や人脈が人目でわかる仕掛け。
 主人公は、署長が居眠り中に退屈凌ぎに近くを散歩する。そこで納屋から女性の悲鳴があがり、駆けつけると同時に若い男が走り去る姿を目撃する。身づくろいをする女性に彼は性欲を催すが、騒がれ、思わず首を絞めた。翌日、アルジェリア人の若い男が逮捕されたことを利用し、沈黙を決め込む。60年代当時のフランスはアルジェリア人差別が激しく、犯人を必要とする司法、市民たちは、彼を死刑に追い込む。真犯人の彼は、良心の呵責に耐え、悶々たる日々を過ごすが、その彼、この裁判の陪審員に任命される。そこで、彼は、裁判の証拠の少なさ、書類の不備を衝き、保守的な町の人々の不興を買う。当時、フランス社会の差別感情は激しく、一般的に、白人がアラブ人にクミ与することは有り得なかった。
 思わず、身を乗り出す犯罪劇で、その結末が、又、ひねりが効いている。
 アルジェリア戦争(1954年~1962年)時のフランス社会の閉塞状況、厳しい人種差別感情、善良な男の一瞬の心の迷いと良心の問題、法廷でのやりとりと傍聴人の反応など、見るべきところが多い。(FIPA JAPANより)


前観たけどブログに書くの忘れてました。

DVD化されてないのかな?

アマゾンとかになかったので画像がありません。


主人公の罪の意識と容疑者がいたという葛藤が伝わってきます。

それが陪審員になってことでより強くなっていき・・・


意外といい映画だったし、当時のフランスでの差別ってこんなに合ったとは思いませんでした。

現在を見るといろんな人種が混ざっているってイメージなので。。。

サッカーのフランス代表なんて移民の2世3世ばっかだし、英雄ジダンもこの容疑者になってるアルジェリア系だしね。

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