2005-04-07 13:50:58
世界保健報告:5歳未満の乳幼児、年に1060万人死亡
テーマ:ブログ【ジュネーブ大木俊治】世界保健機関(WHO)は7日付で、05年版の世界保健報告を発表した。今年の報告は母子の健康問題に焦点を当て、世界で5歳未満の乳幼児が年に約1060万人死亡していることや、約53万人の女性が妊娠中または出産時に死亡していることを指摘。1分間に妊婦1人、乳幼児20人が死亡していることになる。
報告によると、03年の5歳未満の乳幼児死亡率(新生児1000人あたり)は西アフリカのシエラレオネが283人と最も多く、ニジェール、アンゴラ、アフガニスタンなど11カ国で200人を超える。また、ケニアやジンバブエ、トルクメニスタンなど14カ国で90年に比べて死亡率が悪化しているほか、アフリカや南西アジアの29カ国で、死亡率は減少しているものの、出生数の増加にともなって死亡数は増加しており、先進国との格差が広がっている。
報告は、途上国での人材や施設の大幅な不足を問題視し、今後10年間で計390億ドル(4兆2510億円)の支援増を訴えている。
日本(03年)は、乳幼児死亡率では北欧諸国などと並ぶ4人で、3人のシンガポールに次いで世界第2位、新生児の平均余命では82歳で世界第1位。
毎日新聞 2005年4月7日 13時50分





