2007-02-18 22:42:55

新大統領、民主化に慎重姿勢

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 【モスクワ=緒方賢一】トルクメニスタンのベルドイムハメドフ新大統領は17日、地元紙との会見で「民主主義は、先代の経験や伝統を重視してゆっくり育てなければならない」と述べ、政治的自由の拡大や民主化に慎重な姿勢を示した。

 14日の就任後、大統領が政治改革のあり方に言及したのは初めて。


 インターファクス通信によると、大統領は「独立から15年にわたり大きな変動に苦しまなかったのは、社会制度が我々の発展段階に合致していたためだ」と、個人崇拝を徹底したニヤゾフ前大統領の統治を正当化。


 また、「信頼できる相手とは政治、経済的関係を発展させたい」と、ガス供給などに関する2国間協定を順守する姿勢を強調した。
(2007年2月18日19時37分  読売新聞)

2007-02-18 22:17:08

トルクメニスタンに初のネットカフェ、サイト規制なしと

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トルクメニスタン・アシガバート――中央アジア、トルクメニスタンの新大統領に2月14日に就任したベルドイムハメドフ氏は16日、首都アシガバートに初のインターネットカフェ2店を開店させた、と述べた。テレビ演説で述べた。


大統領の就任演説で表明した公約を実行する形となっている。同国では、ネット利用はこれまで官公庁、企業に限られていたとされる。大統領はテレビ演説で、地方部にも今後、ネットカフェを開き、公共の学校でもネット接続を可能すると述べた。


首都内で営業を始めたカフェはそれぞれコンピューター5台を持ち、2室の広さ。管理者の話によると、閲覧出来るサイトに制限はなく、入店者を記録するような措置も実施されていない。


ベルドイムハメドフ氏は、旧ソ連からの独立以来、独裁政治を続けたニヤゾフ前大統領の後継者。ベルドイムハメドフ氏は大統領就任の演説で、ニヤゾフ前大統領の基本政策を踏襲すると述べていたが、ネット開放、住宅建設の拡大など前政権の政策修正を図る考えも明らかにした。前政権への国民の不満を緩和させる狙いとみられている。


2007.02.17
Web posted at:  16:45  JST
- CNN/AP

2007-02-18 22:13:17

新大統領 ネット利用の開放を約束

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 旧ソ連からの独立以来、独裁政治を続けたニヤゾフ前大統領が急死し、大統領選が行われた中央アジアのトルクメニスタンの中央選挙管理委員会は14日、ベルドイムハメドフ大統領代行(49)が9割近い得票で圧勝したと発表した。同氏は直ちに、就任式に臨み、第2代大統領に就任した。


 前大統領の死から55日。権力の空白による混乱は回避されたが、新政権が徹底的な個人崇拝に支えられた前大統領下の体制を維持させようとするのかは不透明だ。


 中央選管の発表によると、ベルドイムハメドフ氏の得票率は89.23%。ほかに5人の候補がいたが、いずれも得票は、1.3~3.2%だった。他の多くの候補は、地方を代表する形で擁立されており、同氏の当選は既定路線だった。


 就任式の演説では、ニヤゾフ前大統領の基本政策を踏襲すると表明した。新大統領は元歯科医師。97年に保健大臣になったが、目立つ存在ではなかった。ニヤゾフ前大統領下で、閣僚の失脚が相次ぐ中、01年には前大統領が副首相に任命した。若年期の経歴が公にされないなど、なぞの部分が多い。容姿が似ていることから「ニヤゾフ氏の隠し子」説や親族説もささやかれている。


 目を引いたのは、副首相だった同氏が、大統領に擁立されるまでの手続きの異例さだ。憲法で大統領代行になると定められていたのは、議会議長のアタエフ氏だったが、昨年12月21日の前大統領の死とほぼ同時に不正蓄財などの疑いで失脚し、ベルドイムハメドフ氏が代行に就任。同月26日の国民評議会は同氏を含む6人の候補を承認するにあたって、大統領代行が次期大統領に就任することを禁じた憲法を修正した。


 いずれにしても、ニヤゾフ体制を支えた治安機関と軍の支持を得ていることは疑いない。


 14日の就任演説では、▽水道やガスなどの光熱費、塩を無料で提供する政策を維持▽地方への住宅建設拡大▽官公庁、企業に限られるインターネットの利用を市民にも開放――などを次々に約束した。国民の間に芽生える不満は早くにつみ取ろうとの姿勢とも見える。


 しかし、この国の政治の中心が前大統領への個人崇拝であることに変わりはない。14日の就任式でも舞台には巨大な前大統領の肖像が掲げられ、新大統領は、前大統領の著書で同国で「聖典」とされる「ルフナマ(魂の書)」に敬意をあらわした。当面、国民の前大統領への忠誠を利用し、政治の安定維持をはかるとみられる。


 大統領選では、透明性に欠けるとして欧米の人権団体から批判を受けたが、14日の就任式には豊富な天然ガスに注目する各国から要人が姿を見せた。周辺のカザフスタン、タジキスタン、アフガニスタン、グルジア、ウクライナの各大統領やトルコのエルドアン首相が出席。ロシアはフラトコフ首相、米国はバウチャー国務次官補を派遣した。

2007年02月14日23時34分(asahi.com)

2007-02-15 15:29:00

トルクメニスタン新大統領就任 独裁軟化、改革開放も

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天然ガスをめぐる競争は熾烈化へ


 【モスクワ=遠藤良介】中央アジアの天然ガス大国、トルクメニスタンで14日、ニヤゾフ大統領の急死に伴う選挙を受け、ベルドイムハメドフ大統領代行が新大統領に就任した。専門家からは今回の権力移行を機に独裁体制が軟化、同国経済が徐々に改革・開放に向かうとの見方も出ており、天然ガス資源に富む同国を取り巻く構図にも変化が生じる可能性がある。


 ≪寡頭体制に移行≫

 中央選管は11日に行われた選挙結果について投票率98%、ベルドイムハメドフ氏が得票率89%で当選したと発表。14日の就任式典にはロシアや中国、米国など約30カ国から政権幹部や高官が出席し、新指導者への関心が高いことを示した。


 在モスクワ西側外交筋によれば、ベルドイムハメドフ氏は1957年生まれ。97年に保健相に就任したのを皮切りに国立医療センター長や副首相など一貫して中枢ポストを歴任した。21年間にわたって独裁者として君臨したニヤゾフ氏が生前、政権幹部の解任を繰り返した中、異例の長期間にわたって中枢に残留した側近で、当面はニヤゾフ路線からの急激な変化は予測しづらい。


 ただ、ベルドイムハメドフ氏は就任式典で、ニヤゾフ氏が削減した義務教育年限の回復や外国語教育の実施、インターネットの普及など開明的な政策も公約。露独立国家共同体(CIS)研究所のアンドレイ・グロジン部長は「トルクメンの指導層はニヤゾフ体制の再来を望んでおらず、独裁体制は徐々に軟化して寡頭体制に移行する。社会・経済改革の必要性は明らかで、公約も選挙期の論理にとどまらない」と変化の可能性を指摘する。


 ≪露優位変わらず≫

 一方、対外政策面でベルドイムハメドフ氏は「諸外国との相互協力を拡大・強化する」と表明し、ガス供給ルート多角化への意欲をにじませた。同国の天然ガス供給ルートはロシア向けパイプラインにほぼ限定されてきたが、2009年からの供給で合意している中国ルートや、欧米の推進するカスピ海底パイプラインの計画を視野に入れているとみられる。

 ただ、同国にこうした多角的な供給を満たすだけのガス埋蔵量があるかは専門家にも不明で、ガス生産の技術も立ち遅れている。グロジン部長は「将来的に諸外国からの外資導入が不可避になる」とガスをめぐる国際競争の熾烈化を予測する一方、「少なくとも2~3年間は既存のパイプラインと同国との接触を持つロシアが支配的な立場にあり続けるだろう」と話している。


 FujiSankei Business i. 2007/2/15

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