メロメロパーク
2005年10月18日

【第115話】た、たたた、大変です!

テーマ:悪徳商法

『●●市●●町●-●-●の

●●●●様

今すぐ優先手続きの申し込みをしてください。

注:賞品総額14億6千400万円!

●●様、特別選出の資格獲得おめでとうございます!賞品支払い担当者が、

あなたが来たる4回抽選に香港マーク6宝くじの当選者に支払われるであろう賞品総額

14.64億円の配当を当選するための参加チャンスを直ちに手続きする事を許可しました。』


ですって!

おい!どうしよう、困ったな・・・、14億かよ!

今すぐ参加申し込み料の2000円を支払えって書いてある!

それで優先的に当選するんですよ!

14億あったら、うまい棒が1億4000万本も買えるじゃないですか!

1日100本づつ食べても、140万日も生きられる。


もう、この雨漏りするボロイ建物ともオサラバして、新しいビルが建てられちゃう。

どうしよう。ロッテが優勝した日に、ロッテリープレイヤーズサービスっていう、

香港屈指の通販会社から、こんなすばらしい話が舞い込んでくるとはっ!


しかも、それだけじゃないっ!

現金200万円プレゼントの応募資格券と、現金500万円プレゼントの応募資格券まで!

誕生日を教えると、誕生日に素敵なプレゼントがっ!

無料ボーナスで香港へご招待が!


あー、困ったなぁ、当選したら、大金持ちになっちゃうから、

貧乏人のみんなに100万円ずつあげるね。うん。

香港旅行のお土産は何が良いですか?

ジャッキーチェンのキーホルダーでも買って来ますか?

あー、夢が広がるなぁ。



・・・・、誰?人の名簿勝手に流してるのは


あと、海外の宝くじを買うのは違法なんですけど。


っていうか、まだこの手口あるんだなぁ・・・。

絶滅したと思ってたのに。

かなり昔から使われている手口ですが、

未だにあるんだな、と感心してしまいました


香港の他に、オーストラリア・ドイツなどから、

宝くじに参加して大金をゲットしろ」と言うDMが来る可能性があります。

当然、これは「空くじ」で、競馬のノミ行為を大して変わりませんから、

送っても当選する事はありません。


いや、ノミ屋さんに失礼かな。

当たったらちゃんと配当くれるもんね、ノミ屋さんは。


でも、これって絶対に当たらないもん。

架空請求が来た事がある人は、

どこかで情報が漏れている可能性があって、

しかも同じ業者から名簿を買っている可能性が大であって、

この宝くじDMがやってくる可能性がありますので、

気をつけましょうね。


業者は世界中に約8000万通のDMを送信しているとも言われています。

そのうち1%が引っかかったとしても、

80万×2000円=16億円


んー、真面目に働くのバカバカしくなっちゃうね。


でも、せっかくのチャンスだから、送っちゃおうかな


当選したらその金額から2000円引いてください」って書いて。


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2005年06月21日

【第70話】セールス撃退③

テーマ:悪徳商法

【4】 語学学校の勧誘<上級編>

さて、今度は会話学校の内部まで潜入してみたケースです。

大学生の時ですから、かなり昔ですが。
自信が無い人は、どんなに「行きましょう」と言われても、忙しいです、で断った方が良いですけどね。
中に入って偵察してやろう、ぐらいの気持ちで何の準備もしないで行くと、気がついたら契約させられて
いるかも知れませんので、クレグレもハンコや預金通帳は持っていかないようにしましょう

「持ってこい」と言われても、「忘れました」でオッケーなワケです。
そうそう。身分証明書なんかも、持って行かない方が良いですよ。
駅のコインロッカーかなんかに財布やら免許証やら置いて、鍵は靴の中に隠しましょう。

さて、街で勧誘を受けて、「英語が喋れないフリ」で「興味のあるフリ」をしてみた私は、
「すぐ近くなので」と言う敵の教室に潜入してみました。

まあ、実際には一言も「喋れません。出来ません」とは言ってませんけど

暇だった大学時代、最初から「英会話勧誘と戦ってやる」つもりで、レコーダーを懐に忍ばせて行きました。

財布も免許証も、取られたら困る物は全てコインロッカーの中に置いてきました。

教室到着。同じように勧誘されている人がウジャウジャいます。

セ「どうですか!綺麗でしょ~!ここでレッスンが行われているんです。」
私「え?あの人たち、英語のレッスン受けてるんですか?なんか、説得されている様にしか・・・。」
セ「いえいえ、あの人達はこれから入学する為に契約をしている人ですよ。」
私「・・・・。見れば解ります(笑)」

※ 一通り教室の中などをグルグルと案内され、色々と説明を受けます。とりあえずフーンフーンと、
  適当に相槌を打っていましたが、最初に案内された部屋に戻ってきました。

セ「ささ、こっちに座ってください。喉渇いたでしょ~。何飲みます?コーヒー?ジュース?」

※ さあ、勧誘の始まりです。

私「あ、じゃあコーヒーお願いします。アイスで。」
セ「はい。アイスコーヒーね。」

※ ほどなく、別の人間がアイスコーヒーを運んできた。

セ「ささ、どうぞ飲んでください。うん、ところで、どうですか?頑張ろうかな?って気になった?
私「は?頑張る?何を?(笑)」
セ「英語ですよぉ。英語頑張ろうかな?って思ってくれました?」
私「いや、別に・・・・。」
セ「こぉーんな綺麗な教室で勉強して、英語がどんどんできるようになっちゃうんですよ?」
私「本当に出来るようになりますか?」
セ「もっちろんですよ。あのね、何でもそうだと思うんですけど、ある日『やってみようかな?』って
  思う事が誰にでもあるじゃないですか
。きっかけになる、人生を変える日って言うか。」
私「あるかも知れません。」
セ「それが今日だって、思いません?」
私「思いませんね。私、無料で見学させてくれるって言うから来てみただけですし・・・。」
セ「そう。それがきっかけの一つなんですよ。」
私「帰っても良いですか?」
セ「ええ??ちょっと待ってくださいよぉ。せっかくだから、色々お話してみましょうよ。」
私「いくらですか?」
セ「え?それはね、○○さん(←私の名前)が本気でやろうかな?って思ったら教えますよ。」
私「金額がやる気を殺ぐかもしれないじゃないですか。」
セ「うん。でもね、お金なんていうのは、やる気の後についてくるものでしょ?まずは○○さんが英語を
  頑張ってみよう!って思う気持ちが大切だと思うんです。」
私「いや、頑張ってみよう、とは思わないです。」
セ「○○さんは、いつも、そうやって人生の中の大事なターニングポイントを逃してきませんでしたか?」

※ 出た!説教来た!

セ「何となく、やろうかな?でもまだいいかな?って、後回しにしてきて、それで後悔した様な、そんな経験
  はありませんか?」
私「ありません。」
セ「・・・・・、でもね、英語が喋れるようになりたいって思っている○○さんが、今此処で決断をしないで、
  次のチャンスはいつ回ってくるんですか
?」
私「チャンスと言うと、英会話学校に入学するチャンスの事ですか?多分無いと思います。」
セ「ほら、そうでしょ?今が変わるチャンスですよ!この学校のシステムはね、凄く良いんですよ。
  例えばね、×××・・・、それからね、○○○○・・・・、(←伏せておきます 笑)」
私「ごめんなさい。私、見学に来ただけで、入学しろって言われるなんて、知らなかったから・・・。」
セ「もちろん、気に入って貰ったらで構わないんです。○○さんは、英語は必要だって思ってるんでしょ?」
私「まあ、日本で日常生活する上ではそんなに必要ではないと思いますけど、仕事で必要な場合も
  ありますね。」
セ「うん。まずはその気持ちが大切なんです。必要な物があったとして、それを持っていない気持ち
  どう思います?例えばね、インターネットしたいとするじゃないですか?でもパソコンが無い。
  彼女さんとドライブしたいな!でも、車がない。それと同じですよ。英語を使わないといけない!
  でも、英語が喋れない・・・。
これって、惨めじゃないですか?手に入れられるチャンスと言うものが
  あって、それが今、この瞬間の○○さんの決断の時なんですよ!」
私「確かに必要な物が無いと、困りますよね・・・。」(←ちょっと折れてみる 笑)
セ「(来た来た!)ほら!手に入れられるものは、自分の手でつかみましょうよ!」
私「そうですねぇ・・・。英語をねぇ・・・。」
セ「うちはチケット制で、お月謝制じゃないから、好きな時に好きなだけレッスンが受けられるんですよ。」
私「この学校って、そんなに教え方が良いんですか?」

セ「そうですよ。私もここで学んでかなり出来る様になったんですよ!」

私「そうなんですか・・・。ちょっとどんな授業なのか、興味あるなぁ・・。」
セ「うん。無料体験授業を受けてみますか?」
私「はい。そうですね。受けさせて下さい。」

※ というわけで、以上の内容はかなりはしょってますが、多分、2時間ぐらいは説得されていたかと

 気分転換の為、授業を受ける事に。向こうも気分転換させる為、授業を受けさせる事に

 講師は外国人。アメリカ人だそうです。どうせその辺をフラフラしていた、不良外国人だろうな。

 スーツにネクタイをすれば、どんな奴でも立派に見える。

 さっきの勧誘担当者は、横でニコニコしながら座っています

 「わからなかったら、ちゃんと助けてあげますよ!」と励ましてくれました。

 はっきり言って、「いりません」を連呼していれば諦めて帰してくれるだろうと思っていた私

 何だか負けそうです。疲れで目はショボショボしてますし、「この苦労から逃れられるなら、

 料金を聞いて払えそうなら、入っても良いかなぁ?」なんて思い始めてもおかしくありません。

 いい加減ウンザリしてきましたので、私はここで勝負をかける事にしました。


外国人講師(以下、講)「How do you do?(こんにちわ。はじめまして)」

私「あ、どうも・・・。」


※※※中略※※※ 20分ぐらい名前や住所、学校などの単純な質問。


講「Do you have a dream? (夢はありますか?)」 

私「そうですねぇ・・・。あります。」


講「How can you get your dream?(どうやって夢をかなえるの?)」


私「そんなの私にもわかりません。」


講「I think, you must pay more attenrion to our advice.

  (えーとね、僕らのアドバイスを聞くべきだと思うよ)」


※ 今までに比べると、かなり高速な英語でした。

 おそらくここで聞き取れなくて、営業担当の女性が、

 「これはね、『この英語がわからないなら勉強するべきですよ』って言ってるんですよ!」

 って言う予定だったのでは。

 しかし私は日本語で答えました。


私「え?何で?いきなり信じろって、宗教の勧誘と一緒では・・・。」


講「Can you get my English?(僕の英語がわかるの?)」


私「Yes, I can.(わかります)」


講「What? What do you want to do here?(なんでこんなところに来たわけ?)」


私「Mind you? I don't know what I should do. I think I don't have to attend your lesson.

What do you think about this subject? (いや、私もどうしたらよいかと・・。別に授業受ける必要も

  無いと思うし・・・。あの・・・、先生はどう思いますか?)」


講「Your English is very cool! How long is history of your English?
  You do use your skill for task, don't you?
   (上手いと思うよ・・・。どのくらいやってるの?仕事かなんかで使ってるよね?)」


私「Thank you. It's for years. Yes. Mind you? I come here today as I have a little interest of your   
  school. However, I didn't tell her that I wanted to enter this language school. I have got her high  
  pressure since I came here. She insisted that I should get the language skills. Hey, you think so?

  (ども。まあ数年って所です。えーとね、僕が今日此処に来たのはね、ちょっとだけどんな学校

  か興味があったからなんですよ。でもね、「入りたい」なんて一切言ってないんです。さっきか 

  ら、彼女が執拗に勧めてくるんですね。英語をやれって。どう思いますか?)」


講「............, I think...., I think you don't have to learn more English here. (僕は・・・、別にやる必要も

  ないと思うけど・・・。)」


私「Thank you for your admiration.(どうもありがとうです。)」


私「・・・・そんなわけで、授業受けなくても良いって言ってますので・・・。」

セ「・・・・、なんで喋れるって言わなかったんですか?」

私「喋れますか?って聞かれなかったからです。『英語が出来たらいいなって思いません?』とか

  聞かれたので、『思います』って答えましたけど。」

セ「・・・・、どうして教室見学しに来たんですか?」

私「あの、さっき先生に言いましたけど・・・。聞いてませんでした?」

セ「聞こえませんでした・・・・。」

私「じゃあこの学校で勉強してもダメって事ですね。ここで学んだんでしょ?私の喋った英語って、

  そんな難しい事言ってませんよ。」

セ「・・・そうですね。もう帰りますか?」

私「はい。帰らせてください。」


ここまで、拘束から逃れるのに3時間


酷いものになると、5時間とか、7時間とか。断れずに家までハンコを押しに一緒についてきた、とか。

「いりません」「必要ありません」等の単純な拒否反応を示すだけだと、相手は壊れたスピーカーの

様に「そんな事言わないで、頑張りましょうよ!」って言ってくるだけですので、逃れられない様です。


「お金ありません」って言うと、「ローンが組めます。一日たったのこれだけ!」って言われるし、

「忙しいです」って言うと、「そうやって言い訳して、やりたい事ができないのは勿体無い!」って言うし、

「自信ありません」って言うと、「初歩の初歩からやってくれるから、大丈夫ですよ!」って言われるし、


まあ、どんな返答をしても、相手はその返答に対する返答マニュアルを持っているわけで、

簡単にはこちらの理屈を通してくれません。


「お金ありません。借金を2000万円抱えていて、ローン組めません。自己破産寸前です」とか、

「私、外国人を見るとムカついて殴りかかる癖があるんですよ。」とか、

「女性と付き合った事がなくて、女性を見ると見境無く襲いたくなるんです。今こうしている最中も・・・。

 また強姦で刑務所に入りたくありません。」とか、

そんな、めちゃくちゃな理由を言ったとしても、撃退できるかどうかわかりません


ちなみに上のやりとりは、大学時代にゼミのレポート課題にもしましたが、

今は通用しないようです


どんなに達者な英語を喋ったとしても、

君の英語はまだまだだね!」って軽くあしらわれて「もっと勉強しろ」という方向に持っていくそうです。


付いていかない。教室に入ったら、90%負け、だと思っても良いようです。

暇な彼らに取って、勧誘は何時間かけても良いんですから

私達が「あ、時間が・・・。待ち合わせが・・・。もう帰りたい・・・。」

なんて時間を気にしてイライラしている最中、彼らは余裕で何時間でも使ってくるのです。


もし、万が一、教室についていってしまったら。

ソッコウで契約して、次の日にクーリングオフする、という手もあります。

英会話学校は充分対象ですから、大丈夫なはずです。

その際、契約書の「日付」が記入されているか、に気をつけましょう。


そんなわけで、私は「強引な勧誘」も「電話アポイントメント」も、大嫌いなのです

よって、人様には絶対にしないと誓う事ができます。


悪徳商法が日々進化して行く様に、勧誘も日々進化しているんですね。

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2005年06月21日

【第69話】セールス撃退②

テーマ:悪徳商法
【3】 電気代が20%安くなるマシーン

これもね、いきなり電話かかってくるワケです。で、電気代が2割安くなるから、うちの機械をつけろ、と。
まあこれは、悪徳商法と言えるかどうかわかりませんが、いきなり何百万もする機械を買えって、あんた、そんな、ちょ、おま・・・、と言うわけで。


セ「もしもし!大変お世話になっております。私ども、地球の環境を考える○○(社名)の××と申しま 
  す。社長さまはいらっしゃいますでしょうか。」
私「私が社長ですが。」
セ「あ!失礼致しました!今お使いの電気料金を20%カットさせる、画期的な機械をご紹介している所な  んです。今お使いの電気料金はいかほどですか?」
私「いや、これって経理データですし、税務署でも無いのにあなたに伝えるワケにはいきませんね。」
セ「・・・・、失礼致しました!とにかくですね、私どもの機械をつけていただけると、電気代がお安くなる、そん なお得なご紹介の電話をさせていただきました。」
私「いくらですか?

 ※ こういったセールスは「会うまで金額は教えられない」作戦が多いですから、私はいつも直球を
 投げて聞きます。

セ「・・・・え?」
私「つまり、結局、その機械をいくらで売ろうとしているわけですか?
セ「いや、その辺はですね、無料で電気回路のチェックをさせていただきまして、その回路の大きさに   よって色々と値段が変わってきますので・・・。一度お伺いさせて頂きたいのですが!」
私「じゃあ、いくらから、いくらまであるんですか?」
セ「いや、それはそちらにお伺いさせていただいて・・・。」
私「いくらなんですか?
セ「・・・・、本当はお伝えできないのですが、お安いもので180万円、高いもので260万円になりま  
  す・・・。」
私「高いですよ。それ。」
セ「いえいえ!これで電気代がカットできるわけですし、結局お得ですよ!」
私「それって機械ですよね。実際にどんなものかは知りませんが、減価償却年数はどれくらいですかね。」
セ「あ・・、いや、どうですかね。5年くらい??
私「5年ですか(笑)。簡単に無価値になっちゃうんですね。
  すると一番安い180万円の残存価格が18万
  5年だとして、年償却率が0.2ね。
  残りの162万円に0.2をかける
と、えーと、32万4千円か。
  年間償却32万4千円。12ヶ月で割って、2万7千円。えーと、2割安くなるから、
  これを元に0.2:1で計算すると、約13万5千円って所ですか。
  すると、14万円以上電気代を払っていれば、元は取れる、と。」
セ「???、え?そうですね。そうです。お得でしょ?
私「一番高い奴で計算するとね、電気代19万5千円以上払ってないとお得にならない、と。」
セ「・・・・そうなんですかね。」
私「ローンは組めるんですか?
セ「はい!ご用意しております。クレジット会社とご契約という形になります。」
私「年利、いくつ?何年で支払うの?」
セ「えーと、11%です・・・。60回払いまで出来ますが。」
私「そうですか。じゃあ、得するためには金額を2万7千円以下で設定して、金利が11%、・・・と。
  で、60回以内に支払うのは、あれ?ちょっと無理じゃないですか?
  どう考えても7年以上かかっちゃう・・・
。」
セ「いや、あまり詳しい事はローン会社の者ででないと・・・。」
私「もし60回以内に11%で支払っていくためには、39500円ずつ払って、ぴったし60回。そうすると、   電気代が13万5千円ぴったりだとしても、得する分が2万7千円ならば、
  ローンで払うと12500円も  損してしまう。」
セ「???????え?そうですか??????」
私「はい。金利57万円。それを踏まえてね・・・、あ、消費税を計算するのを忘れてました。ちょっと待っ てくださいね。えーと・・・。」
セ「あ、あのですね。今上司に代わりますので。少々お待ち下さい!

※ ここまでやると、大抵中ボスあたりが登場してくれます。

上司(以下、上)「えーと、どの様なご用件で?
私「いやいや、用件があったのはそちらではないか、と・・・(笑) 引継ぎの時にある程度聞いておいて
  くださいよ。」
上「そうでした。すみません。つまり、掻い摘んで話すと、どの様なご意見で。」

私「180万円の機械の減価償却年数が5年だとして、計算すると年間32万4千円の減価償却。
  月額2万7千円ずつ吹き飛んでいくわけで、そうするとこの機械を購入して得する20%分を
  最低2万7千円に設定すると、月額電気代が13万5千円以上でなければならない、と。
  ローンを組む場合、年利11%で60回で支払うには、月額3万9千5百円ずつ支払わないと返済
  出来ないわけで、そうなると、結局1万2千5百円ずつ、毎月損をするって話です。

上「つまり、つけていただけないわけですか?」
私「だって、得しないんですもん・・・。」
上「その金額は、その機械の金額は、先ほどの担当者が話したのですか?」
私「そうですよ。何回か聞いたら教えてくれました。」
上「・・・・、わかりました。今回はご縁がなかったという事で・・・。」

ガチャ。プープープー・・・。

まあこうやって適当に減価償却年数やら、ローンにした場合の年利やらでせめて上げると、
慣れてない新人さん程度ならば簡単に撃退できます。

この後、「なんで電話で金額を言うんだよ!先に言っちゃダメだって、言っただろ!
みたいに叱られたに違いありません。
それから、「あんなの相手にしてんなよ!その間に違う所にアポ電話かけろ!
とも言われたに違いありません。
そして、名簿の中の私の会社の欄に「クズ」とか「バカ」とか、書かれたに違いありません。
もうね、二度と掛かってきませんから・・。

多分、こういった電気基盤関係の回路は、減価償却年数はもう少し長いんじゃないかなって思いますが。
コピー機屋の電話なんかも、この様な方法で撃退する事ができます。
まあ、コピーの場合はリースがほとんどですが。

でもね、勘違いしないでくださいね。

おい、お前暇人だな、とか、思わないで下さいね。
これは、たまーに、暇な時にやるだけなんですから。

微妙に理屈が食い違っている部分もあるんですが、そんなの関係ありません
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2005年06月21日

【第68話】セールス撃退①

テーマ:悪徳商法
だいたいね、イマドキね、何の取引関係も無いのにね、
いきなり電話でアポイントメント取って、いきなり掛かってきて、それで物を買いますか?
ネットなんかの情報が蔓延してて、「欲しいな」と思ったときに欲しいものを検索して、
それで買うのが普通ですよ。しかも、いんちきなセールスだと、大体が即決を強いますからね。
その場で必要ないなら断って、必要な時には自分で探しましょう。探せばいくらでも安く手に入る
時代ですから。

以前、「セールスの達人」みたいな関連の本で、「電話アポや飛び込みセールスは有効だ」みたいな
文章を見た事がありますが、なんだか前時代的な考え方ばっかりで。

以下、内容の一部。
①「飛び込みはどんどんしろ!その時に役に立たなくても、いずれ役に立つ時がくれば、必要なら 
  ば
思い出して連絡してくれるものだ!名刺と簡単なパンフレットだけを置いて、丁寧な挨拶で去
  れ!


 うーん。残念ながら、「押し売りに来られた」心理で、必要になってもその会社から買わない方が多い
 様な気がしないでもないですが。だって、その商品を扱ってるのはその会社だけじゃないと思うし。
 私だけかも知れませんが、飛び込みセールスの名刺なんて、捨てちゃいます

②「電話アポイントメントは元気良く!口が上手い奴がアポを取れるのではない!
  元気な奴が取るのだ!


 あー、はいはい。いますね。必要以上に元気な人。「お世話になっておりますっ!」なんて言って。
 こういう人が家までやってくると、勢いでしゃべりまくって、いつの間にか契約させられちゃうような。
 俗に言う、「催眠商法」って奴ですね。正直言って、鬱陶しいだけです。

まあ、上手な人は上手なんでしょうけどね。私は基本的には「欲しい時に自分で買う」方が良いです。

以下は、私と様々なセールスの対決の一部です。


【1】 語学学校の勧誘<初級編>

これはね、電話ではなく、ほら、良く書店なんかで勧誘してませんか
実は私が経営するビルの1階に書店が入っていまして、本でも買おうかと思って降りていったわけです。
まあ、書店を経営しているのは私ではなく、大家として貸しているだけなんですが。
すると、人ひとり分ぐらいのブースを設置し、店内を行きかう人や本を読んでいる人に片っ端から声を掛けているわけですね。まあ、良いです。お仕事頑張ってください。

私は地図が欲しくてそのコーナーにいた訳ですが、その付近は「海外旅行」の情報誌も置いてある
わけですね。で、声を掛けられました。

セールス(以下、セ)「あのぉ、すみません。海外旅行とか、興味あるんですか?」
私「いえ、私、国内の地図を探しているだけですから。」
セ「そうなんですか・・・・。でも、海外とかに行った事はあるんですよね?」
私「ありますよ。でも行くのは嫌いですけどね。」
セ「英語とか、結構喋れたりするんですか?」
 ※ 最近は「○○出来たらいいなって思いません?」ではなく、「○○とか、出来るんですよね?」といった、
 自尊心を擽る様なセールスが多いですね

私「そこそこ喋れます。」
セ「わぁ!凄いなぁ!英語の資格とか、持ってらっしゃるんですか?」
私「はい。っていうか、私、本を探しているんですが。」
セ「すみませんっ!そんなにお時間取らせないんで・・・。実はですね、私どもは、○○総合学院という、
 外国語を全般的に教えている学校なんですね。最近は英語が必修言語として、そしてもうひとつ、
 何語が喋れるといいなぁっていう人が、増えてるじゃないですかぁ・・・。」

 ※ 「じゃないですかぁ」って言われても。「あたしって?こういうの?気にする方じゃないですかぁ?」  なんて言う喋り方をする人に近いですね。自分を確認しながらでないと喋れない、可哀想な人です。

私「そうなんですか。」
セ「そうなんですよ!ところで、英語の資格って、何をお持ちなんですか?もっと極めようとかって、
 思いませんかぁ?」

 ※ 最近は英語が喋れるのは珍しくないので、「もっと極める」方向で話してきます。

私「いえ。別にそうは思いません。」
セ「・・・・。英検とか?」
私「英検は1級ですが。TOEICは925点が最高点ですね。」
セ「・・・。スッゴォイ!スッゴォォォイ!凄い凄い!凄いじゃないですかぁ!
私「・・・・(笑 バカにしてんのか?)。いえいえ。別にそれ自体は役に立ちませんし。」
セ「じゃあ英語はオッケーですねっ!そこまでお出来になる方なら、別の外国語でも、いかがですか?」
私「必要ないです。」
セ「でもねぇ、英語が出来るのは必修で、そこがスタートラインだったりするじゃないですかぁ。ドイツ語とか、  フランス語とか、イタリア語とか、中国語とか、韓国語とか、ほら、必要な時って結構あると思いますよ?」
私「ヨーロッパ連合で徒党組んでる時代に、ヨーロッパ言語なんてやっても必要性はないと思いますけど  
  ね。時代遅れだと思いますよ。アジア言語ならばまだしも。」
セ「え?なんでですか?」
私「貿易しないからに決まってるでしょ。じゃあ、あなたはどんな時に必要だって言うんですか?」
セ「えーと、ほら!今度ドイツでワールドカップとかありますよね!サッカーとか興味ありますか?」
私「・・・・。観光旅行の話ですか?」
セ「はい。やっぱり、言葉が解るのと、解らないのとでは、向こうに行ってから楽しさが全然違うと思いま  すよぉ!これからはドイツ語だって、そういっている人も沢山いますよぉ!(←誰?)」

私「Nach Ihren genauen Ausführungen sehe ich die Sache klar. Ich habe genug.

セ「は?」
私「あなたは、ご自分で説明している、『わかる楽しさ』がわからないみたいですね。」
セ「・・・さっきのは何語ですか・・・?」
私「先ほどあなたが熱心に勧めていらっしゃった、ドイツ語ですけど。」
セ「・・・・。そうなんですか?本物のドイツ語ですか?
私「あのね、私、外国語学校の経営者なんですが。」
セ「・・・・??え??」
私「そういうわけで、必要ないってさっきから言っているのです。」
セ「はい・・・。」

グルッと書店の中を回って、レジを済ませてさっき彼女がいた所をふと見ると、

もう消えてました。

跡形もなく。このケースはセールスの女性が素人過ぎましたね。このくらいで引き下がるようじゃ、
まだまだ売り上げは上げられません。

<外国語の勧誘の撃退方法> 
外国語を喋って撃退する。通りすがる系統ならば、「いりません」で逃げられますが、書店で本を物色している最中だと、多少は相手しなければなりませんし。街で意気投合して、「教室に来ませんか?」なんていわれてホイホイ付いていくと、何時間も拘束された挙句、フラフラになって思考回路が停止した時についつい契約しちゃったりしますので、気をつけましょう。「教室内の攻防」はまた別の項目で書きます。

【2】 インチキ詐欺広告業者

ある日、いきなり一件の電話が掛かってくるわけです。

インチキ広告社(以下、イ)「もしもし!お世話になっております!私、以前、雑誌の環境美化広告でお世話
  になった、広告代理店の○○、と申しますが!社長さんか、経理担当の方、いらっしゃいますでしょう
  か!」
私「社長は私ですが。」
イ「お世話になっております!以前ですね、2月(3ヶ月ぐらい前)にご契約頂いた、広告の掲載料の件  なのですが!」
私「そんな契約してませんね。」
イ「え?お忘れですか?
私「忘れるも何も、そういった契約関連は全て私が絡みますので。その私が記憶が無いと言っているわけで  す。切りますよ?」
イ「いやいやいやいや、そんな、とぼけてもらっては困りますよ!この契約書の名称は確かにお宅の会   社ですし、電話番号も間違いありません。広告料、13万2千円の・・・」
私「そりゃ、名称と電話番号ぐらいは一致するでしょう。電話帳にだって載ってるし。」
イ「え?あくまでもトボケるんですか?」
私「・・・・。で、何ですか?広告掲載料金を払えっていう話ですか?」
イ「はい!以前ですね、週刊インダストリアル・ジャパン誌に掲載する、環境美化広告に関して、確かに  ご契約頂いたのです。お忘れではないですよね!」
私「週刊インダストリアル・ジャパン?そんな週刊誌があるんですか?
イ「はい。これは会社経営者様に広く読まれている雑誌でして、全国で20万部発行されている雑誌な   んです。」
私「週刊誌でねぇ・・・。20万部ねぇ・・・。月80万部ですか?」
イ「はい。書店などでごらんになった事があると思います。」
私「ないですね。全く。
イ「あれ?おかしいな?どの書店でも売ってますよ?」
私「あのね、ニューズウィーク日本版。ご存知ですよね?」
イ「はい。」
私「あの有名な雑誌で、週8万部発行なんですね。その二倍以上発行していて、書店で見かけないなん 
  て、おかしいですよ。あなた、出版業界の発行部数とか、もう少し勉強した方が良いかと。」
イ「・・・、あなたが見落としているだけなんじゃないですか?
私「客に言うセリフとは思えませんな。なんという出版社なんですか?」
イ「はい!インダストリアル・ジャパン社です。」
私「知りませんね。週20万も発行出来る力のある出版社なんて、限られますし。」
イ「あるんだからしょうがないじゃないですか!
私「今ネットで検索しましたが、その様な会社は存在しませんね。似た名前の会社はありますが、それ  は出版社ではありませんし。」
イ「・・・、まだまだ若い会社なんです!出来たばっかりでして・・・・。
私「・・・(笑)。わかりました。では、そのサンプルを送ってください。その後考えましょう。」
イ「え?なんですか?疑ってるんですか?
私「あたりまえでしょ?13万以上の買い物しようっていう人間が、相手のいう事鵜呑みにする方がおかしい 
  です。つまり、これは、あれでしょ?人間の記憶力の限界に挑むって奴なんですよね?」
イ「私どもを信用していらっしゃらないのですねっ!そんな方とはお取引できません!
私「だから、いつの号でも良いから、2冊ばかしバックナンバーを送ってくださいよ。またはどこに行けば   バックナンバーを収得できるか教えてください。その会社の電話番号は?何都道府県の会社でしょう 
  か?ダメですよ。その辺の理屈ももう少ししっかりと準備しておかないと。」
イ「もう結構です!お取引できません!後悔しないでくださいよ!(ガチャッ!プープープー・・・)

あーあ、逃げちゃった。

<インチキ電話の撃退方法>
事実関係を確認し、相手の電話番号・住所・代表者氏名などを聞き出しましょう。
その上で「後で折り返しかけます」と言ってみるのも良いです。
相手は電話番号などを教えてくれないケースが殆どです(「今すぐに契約してくれないと、ワクが埋まっちゃいますよ!」とか言われて)が、ごくたまに教えてくれる場合があります。
それは、今電話を掛けている事務所だったり、電話代行業者だったりするわけですね。
会社の名前は別だけど、どこに掛けても同じ人が出てくる場合もありますが、代行業者か、
一つの事務所で詐欺会社の名義を幾つか持っているケースだと思います。
その電話番号に掛けなおすと、受付の女性が出て、
担当の○○は現在席を外しております。折り返し電話させます。」とか言われたら、怪しさ爆発です。
一度電話を切ったら、基本的にはもう掛けてこないとは思いますが、その間にインターネットやその業界の然るべき調査機関で存在を確認すると良いと思います。

また、非常に単純な方法ですが、
インターネットタウンページで、登録がされているか確認するのも良いと思います。
もしこの会社が「それほどインチキではない会社」だったとしても、
タウンページにすら情報を載せていないような業者さんは信用できませんね
とかなんとか適当に言えば、引き下がってくれると思います。
それから、「以前は何と言う担当者と契約しましたか?」と聞くと、殆どの場合はアウトです。

あんまりからかい過ぎると、逆切れしたバカが何をするかわかりませんので、気をつけましょう。
何せ、向こうはこっちの電話番号と住所を知ってますからね・・・。

一旦CMでーす
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2005年06月19日

【第63話】振り込め詐欺

テーマ:悪徳商法
来た来た。
(株)職業別広告社 だそうです。

スキャンして載せようかな?とも思いましたが、ネット上を検索したら既に載ってました。

〒980-0811
仙台中郵便局私書箱553号
(株)職業別広告社
TEL (022)262-8581(営業)

と書いてあります。私書箱・・・??(笑) 私書箱かよ
リンク先の画像では18500円ですが、私のところに来た振込票は26500円でした。
1年半経って、8000円値上げしてしまったんですねぇ・・・。

不景気なんでしょうか

封筒の宛名書きは、大学生のアルバイトの文字でしょうか。チョッピリ可愛らしい字。
時給750円ぐらいですかねぇ。でも仙台だからもう少し安いかな?
いやいや、仙台じゃない可能性が高いと思いますし。

後ろにNTT電話帳広告の切り抜きが貼ってあります。おお、確かにこれはうちの広告。
で、これが何か?

 (広告申し込みについて)
 毎度お引き立てありがとうございます。つきましては此の度、貴店が申し込みされた、
 (NTT)発行の広告ですが、本年度は当社発行の職業別広告に申し込みいただきたく、此処に
 ご案内申し上げます。
 
 ・・・??? だから26500円払え、と。何だかなぁ、意味が良くわかんないです。
 あとね、(株)職業別広告社の人に教えてあげます。通常ね、こういう場合は「当社」とか使わんですね。
 「弊社」とか言って下さい。

 (注意)
 ・当社発行の職業別広告と(NTT)発行の職業別とは関係ございません。
 ・解約の場合は当社事務手数料差し引きます。
 ・解約料30%。
 ・印刷に入った場合は、解約は致しません。

 ・・・・!!!そ、それは大変です。もし印刷に入っていたら解約できない!そう思ったコロ助は、
 電話してみました。022-262-8581に。
 「どうやって解約すれば良いんでしょうか?」って聞くために、電話かけてみました。
 
 かかりません・・・(笑)
 どうしよう。解約できなくなっちゃう!
 一番上の「関係ございません」って、うん。で?じゃあなんで?

いやあ、でもね、これって詐欺の割りに気合入ってますよ。わざわざ郵便局の振込票なんて作って。
封筒も「いかにも請求書です」って感じの良い封筒使ってるし。
なんていうか、理屈がしっかりしていなくて、突っ込みたくても突っ込みづらい、絡みづらい
そんな中途半端なお笑い芸人の様な・・・。

引っかかる人がいるのかは分かりませんが、NTT関係の「料金」は、個別に請求される事は一切
ないわけですね。広告代だろうと、電話回線の修理代だろうと、電話料金に加算された形で
請求されるわけですね。

なんだか、目新しい手口でなくてつまらなかったですが。

騙されそうな人は騙されないようにしてくださいね。

あ、あとね。「これってどうよ?」みたいな詐欺まがいな、詐欺チックな物があったら、
コロ助に相談してみて下さい。

是非、ネタにさせていただきますので

それにしても、メロメロパークのアントニオ。
「父」「パパ」「お父さん」ってウルサイなぁ。

コイツ、こんなサブリミナル機能が付いてるなんて、鬱陶しくなってきましたよ。
うちの親父はとっくに死んでしまったし。
どうすれば良いでしょうか?
どうすれば、「あのね、うちのお父さんはね、もういないんだよ・・・」という事を分かってくれるでしょうか。

なんで詐欺の話の記事に書いたのか、自分でも良くわかりません
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2005年05月29日

【第12話】悪徳商法①

テーマ:悪徳商法

【値引き商法】


自分なりにぐっと来るニュースが無かった物で、悪徳商法についてでも書いてみたいと思います。


私は大学時代、広告・マーケットリサーチと悪徳商法について学んでいました。と、言ってもそれを活かした現在があるわけではありませんので、誤解しないようにして下さい。気が向いたときに、巷に蔓延る様々な悪徳商法について話して行こうかな、と思っています。次回のテーマと刊行時期は未定です。


値引き商法は、初期設定で高い値段を提示し、「サービス」だと言ってジャンジャカ値引きをしてお得感を感じさせるという非常に高度な心理テクニック(笑)をついた作戦だと思います。以下の例は店舗に訪れる看板取り付けあんただけ特別商法です。

実際のやり取りを見て、値引きテクニックに引っかかる可能性を自分に問いかけてみてください。


<ある晴れた昼下がり>

悪徳看板屋(以下、悪)「こんにちわ。今、外を見ていて思ったのですが、ここは何やさんですか?」

カモ客(以下、客)「え?ケーキ屋ですけど・・・。」

悪「ああ・・・、ケーキ屋さんだったんですか。あ、本当だ。ケーキ屋さんみたいですね。」

客「え?そんなに解りづらいですか?」

悪「ええ、実は私、正直申し上げまして、看板の取り付けを仲介している業者なんです。こうやって町を歩き

  ながら、私どもの看板を付けていただけるお店を探している所で・・・。下心があってすみません(笑)」

客「え?でも・・・。今の看板じゃ目立たないですか・・・?」

悪「んー、正直申し上げまして・・・。例えばこのお店は『店の名前』が看板に書かれていますよね?でも実

  際に『ケーキ屋』とは書いていないじゃないですか。やっぱり何屋さんかがわからないと、道を歩いてい

  る人はわかりにくいのではないかな?と思いますよ。」

客「確かに、言われてみればそうですね。」

悪「エーとですね、私どもは看板の押し売りっていうわけじゃなくてですね、今度この地区に代理店を出 
   店する事になりまして
。その『サンプル店』となっていただくお店を探していた所なんです。

  どういった物かと説明差し上げますと、今後この地区で私どもの看板を付けていただく際にですね、

  『あそこの○○町の××っていうケーキ屋さんは、私どもの作品ですよ』と、お伝えするわけです

  ね。あ、例えば私どもの看板はこの様な感じなんですが・・・(実際に店舗に取り付けられた写真を見せ

  る)。」

客「ずいぶん大きな看板ですね。」

悪「はい、通常の看板は軒下に縦長でつける1間180センチ程度の物が多いのですが、私どもの看板は大

  きめで丈夫な材質の物を使用しているんです。また、看板の下からもライトが照らされるので、夜などは

  入り口近辺がかなり明るくなりますよ。」

客「そうですね。確かに夜になると看板が目立たないな、と思っていたんですが。」

悪「ええ、勿論サンプル店になっていただくと言う事は、それ相応の誠意を見せなくてはならないと思います

  ので、料金の面でも考えさせていただきます。どうですか?見積もりだけでも出させて頂けないでしょ

  うか?」

客「買わないかも知れませんよ?それでも良ければ、見積もりぐらいなら・・・」

悪「ええ、大丈夫です。高いと感じたら断って頂いて構いませんので。では、どこか、机のある場所でご

  一緒に・・・。」

( 業者と客は、一緒に机の前で対面に座る。完成した見積もりを最後に見せるのではなく、一緒にやるのがポイント。)

悪「まずですね、看板本体の費用ですが、強化プラスチックを使用した丈夫な物を使います。これが76万

 3千円。」(と、見積書に金額を書き込んでいく)

客「(・・・え?高っ!)

悪「アルミサッシで補強を入れますので、これが一そろいで22万5千円。」

客「(・・・・・)」

悪「中に使う蛍光灯が特殊な物を24本使用するのですが、こちらが1万8千円。」

悪「取り付け工賃が7万9千円。」

悪「その他部品代が3万円。」

客「(高い・・・。こんなの買えるわけない・・・。)」

悪「合計で111万5,000円で、消費税が55,750円加算され、トータルで117万とんで750円となりま

  す。いかがですか?」

客「高いです。」

悪「そうですよね。正直言って、私も高いなって思います(笑)。あ、忘れていました。今回はサンプル店

  としてのご契約ですから、取り付け工賃と消費 分は引かせていただきます。」(そう言いながら、

  見積書のその箇所に訂正線を引く。」

客「それでいくら引かれたんですか?」

悪「7万9千円に5万5千750円ですから、13万4750円お引き致します。ダメですか?」

客「まだまだ高いですよね・・・・」

悪「・・・・、そうですか・・・。んー、わかりました。それでは部品代3万円と蛍光灯代1万8千円も引きます

  ので。これでもダメですか?」

客「すみません。看板に100万円はちょっと厳しいので・・・。」

悪「・・・。わかりました。一応サンプル店としてのご契約なので、精一杯値引かせて頂いたのですが・・・。」

客「はい。申し訳ないです。お引取り下さい。」

悪「はい、お忙しいところ、大変失礼いたしました・・・、あ、お客様。最後にチャンスをいただけません

  か?」

客「え?」

悪「エーとですね、上司と相談させて頂きたいのです。私どもはサンプル店に関しては利益が上がるか

  どうかよりも、付けて頂いた方が実績になるんです。これ以上、どうにかならないか、上司と相談させ

  て下さい。」

客「・・・、いいですけど。」

悪「ありがとうございます。少々お待ち下さい。失礼します(といって客の前で携帯電話を取り出し、会社に

  電話を始める)」


悪「(電話)あ、お疲れ様です。○○です。実はですね、サンプル店となって頂けるかどうかの件で、○○市

  の××ケーキ店さんに来ています。規定どおり、工賃・消費税・蛍光灯・部品を全部引いたのですが、

  これ以上何かを引く事は出来ないでしょうか。はい、はい、利益の面は確かにそうですが・・・。いや、

  そこを何とか・・・(客の為に一生懸命粘っている営業マン)。お願いします。ダメですか?責任は取り

  ますので・・・。はい、え?良いですか?どこまで良いですか?わかりました!ありがとうございま

  す。はい。」

(携帯を切って、商談に戻る営業マン)


悪「お待たせ致しました。結論から申し上げます。アルミ枠代、22万5千円、こちらをサービス致しま

  す。」

客「・・・・。」

悪「それからですね、本体価格を45%引きます。完全に赤字ですが、サンプル店契約では付けていた

  だく事が優先ですので。これで、いかがでしょうか?えーと、41万9650円です!」

客「え・・・?それ以外一切掛からないんですか?」

悪「はい。ただし、今後この町で当社の看板を付けるために、見学に来る方がいらっしゃると思うのです

  が、絶対にこの金額の事は内緒にして頂きたいのです。この金額で付けた事がわかってしまうと、不

  公平感を感じるでしょうから。すみません、私も必死になってしまいまして。今回は利益損得の理屈抜

  きでお話しています。精一杯の誠意です。いかがでしょうか?」

客「ローンでも良いんですか?」

悪「はい、こちらでは数種類のクレジット会社と契約しております。もし、付けていただける様でしたら、ロー

  ンの手続きも致しますが。」

客「そうですね・・・。100万円は高いけど、40万ちょっとならば、なんとかなるかも知れません。」

悪「では、付けていただける、という事ですか??」

客「・・・・。そうですね。かなり無理もして頂いたようですし、お願いします。」

悪「ありがとうございます!(大げさに感謝する)」




一丁あがり





こうして、


15万円もしない看板が41万9,650円で売れてしまうのでした。


でもこれって、金額が大きいだけで、日常良く引っかかるパターンの一つですよ。

9,780円の値札を消して、3,980円になっているだけで、「やった!得した!」と思います。


あとですね、誠意という言葉をやたらと連呼する人って、


誠意なんて無い人が殆どですから。


あと、訪問販売は実際に引っかかってみると客もヒートアップして冷静でいられなくなりますので、注意が必要ですよね。

相手はプロですから、「自分はそんな手にかからないね!」と思っている人こそ、気をつけましょう。


最後にもう一度断っておきます。


上に登場した悪徳業者は、私ではありませんので


私は常々誠意を持ってお客様をお迎えしております。


あれ?

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