一回、腫瘍を取ってから、また腫瘍が再発したちょろすけさん。
腫瘍はできながらも、あまり進行度は早くなくそんなに大きくならず最終的には1.5cm程でした。
普通に食べ、普通に撫でられ、普通にハンモックでうたた寝する。
そんな日常が見られなくなったのは1ヶ月程前からでした。
段差のあるロフトに登ろうとしてもずるっと落ちてしまう。
上にあるロフトから途中で降りれなくなり柵にしがみついて助けを待っている。
その様子を見て、バリアフリーにして床材を敷き詰め潜れる布を入れといてあげました。
そのケージの中で、ぬったりとと過ごすちょろすけを見ながら
これは腫瘍による体調不良か、老化によるものか、それとも両方によるものか。
病院に行くべきかどうか悩みました。
腫瘍摘出の手術は彼の身体の体力を考えて、受けさせたくなかったのです。
若い頃でも、負担が大きく、看護師さんの指を貫通する位噛みついて抵抗した手術。
それを老体に鞭打ってまで受けさせたくなかったのです。
そして、引っ越しを最近して全く地理が分からなく信頼出来る獣医さんもいませんでした。
というより獣医さん自体がいないのです。
そういう事を加味して考えた結果。
病院には行かず、自然に、今後の余生が充実したものであるようにしようと決め、
色々と好物を用意し、引っ越しで忙しくあまりかまえずにいた現状を改め、
撫でてあげるゆったりタイムを長くもち彼が幸せと感じられるようにしました。
今まで、健康を考え無糖であったヨーグルトを甘いバニラヨーグルト。
あまり固い物を齧らなくなってきたので、コーンと共に用意したコーンスープ。
健康には良くなさそうだけど、絶対美味しいと思ってくれるはずのシーチキン。
旅立つ前日の夜まで、美味しそうに食べてくれていました。
ただ、一つ。ただ一つ無念なのが、前日は
私の仕事で一番精神的に、体力的に疲れる気の張った仕事の日だったので
あまり撫でてあげられなかった。それが一つ悔しくて仕方なかったです。
いつも撫でてあげていたのに、死ぬ前日の夜、殆ど撫でてあげられなかった。
悔しいです。
ただ、好物を毎日食べ、手の中でぐったりと撫でられていた彼の姿。
彼の余生は幸せであったと信じたいです。
天国でもちょろちょろと可愛く走り回っていてね。
今まで一緒にいてくれてありがとう。
追伸
1年間程ブログからぱったりと遠ざかっていましたが、ちょろすけを見守っていてくれた皆さま
有難うございました。
更新はしておりませんでしたが、皆さまのねずみブログ、いつもワクワクしながら拝見しております。
皆さまの愛ねずみさん達の毎日が幸せで楽しい物でありますように、お祈りしております。