講談社文庫

別の作者さんのしゃばけシリーズにちょっと似てる世界観。

違うのが、あちらシリーズが人間界がメインで、史実にありそうな江戸の界隈が舞台でそこに妖怪がいるのに対し、この本は妖怪の江戸世界に、人間がただ一人だけいるという設定。
しかも江戸といっても、魔法使いって言葉だとか、ソーダだとか光の粒子なんて言葉が出てくる辺りから、「雀」は私たちがいるような世界から来たという含みっぽい。(単なる和風ファンタジーの世界観だからという設定かもだけど、1巻時点では不明 ただ、現代日本から迷い込んだにしては子供の雀がいきなり、助けてくれた人を殴るどころか、殺そうと襲い掛かる凶暴さを持ってるのはちょっと無理があるかな?)

主人公の人間が「雀」という名前なのだけど、最初に出てきたときは説明なく「雀が○○した」みたいな文だったので、普通に鳥の妖怪かと思ってた(笑)
そのただ一人の人間の雀のもとに、どうも人間界から童女が迷い込んできたらしいというのが今回のお話。

どちらかというと、子供向けかもなほんわかしたお話ですが、オトナが読んでも、楽しめるかと思います。

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