集英社

鑑定医シャルルシリーズ この前数年ぶりにこのシリーズの新作が出たとかで、懐かしくなって読み返しでの感想です

好きな作家さんなので、伏線部分を読んだ途端に「あ、犯人こいつだ」と解ってしまったのはご愛嬌(笑)多分、はじめて読むなら素直にミスリードにひっかかると思います。

このシリーズはお貴族様の血を引き美貌の若き天才鑑定医だけど、人間不信毒舌家シャルルは、どうも母親とうまくいってなかったらしく、母性をほのめかす各シリーズの女主人公に心動かされながら犯人指摘というパターン(女主人公はみんな別人)
今では手に入らないっぽいけれど、「漫画家マリナ」というコバルトシリーズで出ていたキャラクターの成長後スピンオフっぽくなっています
(ただ、調べたらコバルトで出てたシリーズは中途半端に意味不明な終わり方をしているらしく、あまり評価はよくないみたいです)

サイコキラーがどう殺人を犯していくかという、心理的部分がメインとなっていて、犯人当てやどうやって行なったかとかそういった推理小説的部分は少なめ
グロすぎないサイコパス・サイコキラー物語を読みたいなと思ったら、ちょうどいいシリーズかも


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