2013/06/17 | 月のベンチ

月のベンチ

両親の闘病記


家族の協力が得られないと、たとえ家族がいても、孤独な《闘い》。
(大げさ?)

同じような病状の人は、実際はもちろん、ネット検索でもあまりいなかった。

いても母より若くて回復されて行ったり、もともと状態の良い方々がほとんど。

障害や病状なんて比べられるものでもないけれど、リクライニングの車椅子にさえたま~にしか乗れない。
ほんとうに、たま~にしか病院の庭にも出られない。

毎日とは言わないから、せめて週に一回くらいは乗せてあげたい。
起立性低血圧がなければ、、、



今日は気管内吸引のためにナースコールをしたけれど、待っても待っても来なかった。

十、数えた。
(頭を冷やすために…)

30分後、また咽せたのでコール。
やっと来てくれた。吸引。


今日も時間いっぱいまでマッサージを続けた。





病院に入院していても、クタクタに疲れるのはなぜだろう?

入院させていたら、もっと楽なはずなのに。

緊張が悪化してから、以前より疲れるようになった。

前に、知り合いから「気にし過ぎ」と言われたことがある。
その方のご家族も脳卒中で障害が残った。
立って歩けて、喋れて、ご飯も食べられて、音楽やテレビもゲームも楽しむことができるそうだ。
私が母の状態を気に病むのは、むしろ当然じゃないのかな?と思う。



昨夜も、やっぱり調べものをしながらダイニングでうたた寝をしてしまった。

飛び起きて、あわてて残っていた家事をした。



そのあとは、目覚ましが鳴るまでの約二時間、ウトウトするだけでまた眠れなかった。
ベッドに入ると、眠れないのは不思議。





私達より、もっと大変な人はたくさんいて、それでも頑張っているのだと思う。

思うけれど、楽しむ心がどこかに行ってしまった…

行方不明…。