これからインドへ行こうと考えている方、
今度、海外旅行でインドへ行ってみようかと考えている方へ、
このブログをたまたま読んで、インドへ興味を持った方へ、
旅を始める前に、より旅を楽しむ為に、少しだけアドバイスを送りたいと思う。
①予防接種を受よう!
これは3ヶ月前に受けないと意味がなく、万が一にもという保険で接種をオススメしたい。
ただ、そう計画的に旅のプランを考える方はそれほどいないかもしれないけれど、
何かあってから、というのはどうにもならないし、準備だけはしたほうが良いと思う。
ただし、受けなくても、気をつければ、それほど心配ではないけれど。
②計画を立てよう!
大雑把でいいので、プランを立てよう。
例えば、「タージ・マハルに行きたい!」とか、「エローラ石窟群が見たい!」とか、
「ヨガがしたい!」など、インドはとても広いが位置関係とかを考える前に、
とりあえず、”何をしにインドへ行きたいか”を考える事が大事である。
③旅行会社へ行ってみよう!
原則的には、自分のプランにあったツアーを選択するのが一番。
団体ツアーではなくても、個人ツアーを選択すれば、少し高めではあるけれど、
それなりに行きたいスケジュールを旅行会社の人が立ててくれるし、
ガイドさんも付いてくるので、安心である。
④バックパッカーを考えている方へ。
バックパッカーを考えている人は、恐らく旅慣れた方だとは思うけれど、
自分の所在がはっきりしない場合は、携帯電話や通信手段(PCなど)を持っていこう。
長期で滞在する場合は、インドで携帯を調達するのも良いと思う。
そして、出来れば週に1度くらいは、日本の誰かと連絡を取ろう。
インドは危険な国では無いけれど、自分の行い次第では危険に曝される事もある。
バックパッカーで行方不明になっている日本人は思いの外多いのである。
家族や友達に心配をかけないためにも、週に1度くらいは連絡を取っておこう。
⑤フリープランを考えている方へ。
英語が達者でツアーはキライだから、フリープランを考えたいという方へ。
まず、初日のホテルだけは絶対に決めて行ったほうが良い。
空港からホテルまで、迎えに来てもらうのが一番いいけど、
それが無ければ、空港でプリペイドタクシーを頼み、絶対にそれに乗ること。
客待ちのタクシーは、以前にも書いたが、「第3の男」に乗り込まれて、
全然違うところに連れて行かれる可能性が大なので、絶対に初日のホテルだけは決めておこう。
あとは、ホテルの人や、町の旅行代理店の人に、相談してフリープランを立てるのも良い。
いくら自分が旅慣れていると思っても、インドは普通の国とは少し違うと思うので油断は禁物。
⑤お金はUSドルに換金しよう。
日本の空港では円→ルピーには換金出来ないので、基本はドルを持っていこう。
インドでは大きなホテルに行けば、大概ドル→ルピーに換金をしてくれる。
ただし、宿泊客じゃないとしてくれないというケチなところもあるので、
アショカホテルなど国営ホテルや、エンポリウムなど国営のショッピングモールでも
換金できるので、ドルさえあれば、大丈夫である。
インドで銀行に行くのは、ちょっとややこしいみたいなので、
CITYBANKなどの口座を持っていないのなら、ドルを持って歩く事をオススメする。
⑥ドラックについて。
男の人は、必ずといっていい位、すすめられるらしい。
インドでももちろん違法ではあるけれど、
カーストなどの辛い現実から逃避するためとか、
終末医療の治療法としてとか、ドラックは意外と身近に感じているインド人も多い。
しかし、興味本位でやってしまうと、値段が安いだけあってハマリやすいのが日本人。
もしインドで捕まったら、懲役2~20年、最悪は死刑という事もありえるので、
甘く考えない方がいいと思う。身近にあっても、刑の重さは日本以上であるのだ。
⑦とにかく、インドを知ろう。
私の場合は、中谷美紀さんのインド旅行記を読んだり、地球の歩き方を読んだりと
一応簡単な知識は入れていったつもりではあるけれど、全然足りなくて(笑)
もっと、インドを知っていたら良かったなと思ったので、
これから行く方は、ちょっとでも知識を入れた方が楽しめると思う。
⑧宗教の事を知っておこう。
これはお寺(モスク)や神様が至る所にあるので、
その意味がわかると、なるほど~と納得できることもあるからである。
インドは、ヒンドゥー教が約74%、イスラム教が約12%、スィク教は2%、ジャイナ教は0.5%、
キリスト教は約6%、仏教は0.7%という比率になっているらしい。
お釈迦様が最後に亡くなったのはクシーナガルという場所だし、
実はフランシスコ・ザビエルが亡くなって、お墓があるのも南インドなのである。
因みにカースト制度があるのは、ヒンドゥー教。
ベジタリアンが多いのは、ヒンドゥー・イスラム・ジャイナ教。
スィク教は、頭にターバンを巻いていて、髭を生やしている人が多い。
そういうことを知っているだけでも、人を見るのが楽しくなるかもしれない。
⑨物乞いの人々について。
これは個人の考え方次第なので、どう対処するかは自己判断だけれど、
基本的には、ただ「お金をくれ」と言って来る人にはお金はあげなかった。
乞食でも物を売っている人は、商売をしているのだから、お金を払うことはOKだけど、
何もしないでお金だけくれというのは、何だか自分が見下しているようで嫌だったからでもある。
小さい子供を抱いて寄ってくる物乞いもいるし、小さな子供もいる。
腕や足が奇形になっている人もいるし、とにかくこの国では物乞いが多い。
自分にあげる意志が無い場合は、「NO!」と強く言うことが大事。
それか、全く無視する事が望ましい。あいまいな態度でいると永遠に離れないので注意すること。
ただし、自分はお金をあげてもいいかなと思ったら、それもありだと思う。
でも一人にあげると、他のたくさんの人にも集られることがあるかもしれないので、注意すること。
⑩ショッピングについて。
現在1ルピーは約2円である。
まず、この国でカードを使おうと思わない方が良い。
まあ、星の付いているホテルならば心配は無いが、
ショッピングはまず現金。とにかく現金を使う!
カードの使えるお店も増えてはいるけど、偽造される可能性が高いらしい。
私も身に着けてはいたけれど(保険があるからね)、でも全て現金で買い物をした。
インドで高価な買い物をする機会はなかなか無いと思うが、カードはオススメできない。
やっぱり”いつもニコニコ現金払い”が一番である。
それと、日本人はかなり吹っ掛けられるので、ご注意を。
でも、いくら吹っ掛けられたとしても、そのお金を出してまで欲しいと思って買ったのなら、
他の人が安く買ったからといって、怒ることはない。
それは自分が欲しいと思って、それだけ価値があると思って買ったのだから納得しよう。
日本人はお金を持っていて値切らないから、インド人は非常に日本人が好きである。
欲しいものがあった時には、例えば「これは500ルピーなら欲しいかも」とか、
自分で最初に値踏みをしてみると良いかもしれない。
そこで、相手が「これは1000ルピーだよ」と言って来たら、
「400ルピーなら買おうかな」と自分が思っているよりも低い値段で言う。
そうすると、「安すぎるよ、それじゃ僕は首になっちゃうよ、せめて600ルピーは?」となるので
「じゃあ、いらない」と断ると、「あなたはいくらなら買ってくれるの?」と来るので、
すごく考えた振りをして「450ルピーかな」と思わせぶりな態度を示し、
「450ルピーは無理だけど、500ルピーならOKだよ」と食い下がってきたら、こっちのもの。
当初の予算の額に達成したところで、「じゃあ、これをいただくわ」と言うシナリオである。
この様に、自分が何をいくらで欲しいというのを明確に持っていないと、
知らず知らずに買わされる事になるので、とにかくいらないものは「NO!」
値段が下がらないときもきっぱりと「NO!」を言わないと、いつまででも逃げられないので(笑)
ハッキリとした態度で臨もう!
⑪インド人は嘘つきが多い。
これは悪意のある、という意味ではないが、インド人は”I don't know!”を好まないというか、
知らなくても知っているふりを適当にするので注意(笑)
例えば道案内とかは、結構イイカゲンなので、あんまり信用出来ない。
自分で調べて歩くというのも、なかなか難儀なことなので、
旅行会社やホテルの人に聞くのが一番。
⑫休憩するというよりも、力をもらいに行く国、インド。
インドは一に交渉、二に注意、三四が無くて、五に交渉という位、
安らぎを求める国ではなく、常に気合を入れて表に出なくてはならない所はある。
のんびり過ごしたいという人は、どこか他の国に行くことをオススメしたい。
でも、何だかわからないけど、元気が出てくる。
自分の悩んでいる事なんて、小さい事だと思えてしまう、不思議なパワーがある。
そういう国だということを、覚えておいて欲しい。
⑬長期滞在者にも向いている場所。
例えばリシュケシュという場所には長期で滞在できるアシュラムという
ヨガ教室が運営しているゲストハウスがある。
ここは意外と日本人も含め、外国人が多いらしい。
それから、帰りの飛行機で一緒になったカナコさんの行っていた、
コルカタにあるマザーハウスについては、ボランティアの登録が必要。
これは誰でも行けるという事だが、長期のボランティアが望ましいとの事。
詳しいことはこちらをご参照のこと→http://hef-club.main.jp/motherhouse.htm
⑭食べ物と飲み物について。
インドは衛生上という問題では、露店で売っている食べ物や飲み物を口にするという事は
あまりオススメ出来ない。
とにかく歯磨きするお水も、水道水では怪しいものである。
だけれども、それがインドの醍醐味!という方には、無理に止めたりはしない。
ただ、日本から行く際は、必ず下痢止めを持参することをオススメしたい。
まあ、普通に考えれば「インド人は平気なんだから、大丈夫なんじゃないの?」と思うのだが、
実は彼らですら食中りになることは度々あるらしいのだ。
せっかくの旅を寝て過ごさない為には、なるべくお店で、生水や生野菜は避けて食べる。
火を通してあるカレーやナン・ロティなどは心配ないが、ラッシーにも水が入っているらしく、
中る人が多いと言うことなので、注意してほしい。
⑮紙は貴重。
インドでは紙は貴重である。トイレも紙が無い所が多いので、
ポケットティッシュは持って行ったほうが良い。
それで、まあ、お腹を下してしまったら…言うまでも無く最悪なので注意すること(笑)
それと、トイレの前に、紙を持って立っている人がいて、紙を差し出してくる事がある。
親切だと思って、受け取るとお金を請求されるので、注意してほしい。
最初からお金がかかると思って、紙を買うのは構わないと思うけど。
⑯服装について。
インドは暑い国と言うイメージが強いけど、北インドに関しては10~3月中旬までは
それほど暑くは無い。私の行った2月中旬は、ウールのカーディガンかショールくらいは必要。
あと、いくら暑いからといって、ノースリーブに短パンなどは非常識。
”私は無知な観光客です”と宣伝しているようなものなので、男女とも避けたほうがイイ。
郷に入れば、郷に従え。お国柄を考えても、インドではそんな格好はしない方が利口である。
半そでとか、七部丈のパンツがギリギリかな。
でも暑い時期は虫にさされるから、余計に肌を晒すのは危険かも。
民族服の男性ならクールターやパージャーマー、女性ならパンジャビードレスやサリーなどを
購入すると、意外と快適に過ごせるし、”親印”のイメージで、インド人受けも良いと思う。
普段着れないものを着るのもなかなかいいものなので、オススメ。
⑰タバコの喫煙について。
私はインドに行って1週間、タバコの存在を忘れていた。
インドで初めてタバコを吸った人を見たのは、ドライブインで日本人の団体客だったのは残念だった。
インドでは、まずタバコを吸うという習慣があまりないようで、
街中でもタバコを吸っている人を殆ど見かけない。
州によっては、タバコを禁止しているところもあるので、喫煙者の方は調べて行った方が良いと思う。
ドライブインやホテルくらいしか吸うところが無いので、吸わない方が無難。
もし街中で吸おうものなら、やじうまインド人に集られる可能性もあるので、オススメはしない。
⑱インド人の思う、日本人のイメージ。
お金持ち、気が弱い、値切らない、これがインド人の持っている日本人のイメージらしい。
だから、インド人が日本人に寄ってくるのも頷けるんだけど、
比較的日本人に対して悪いイメージは抱いていないようだ。
ただし、中国とインドは仲が悪いので、中国人のイメージは良くない。
なので、お店に入ると大概は「Are you from?」と聞かれるから「Japan」と素直に答えたほうが無難。
私も結構中国人に間違われたけど、一緒に歩いてた兄が髭を生やしているので(笑)
全然からまれることは無かったんだけど、聞かれたら素直に「Japan」と答える様にしていた。
でも、絶対に値切ることは忘れなかったけどね(笑)
⑲インドでティーと言えば、チャイ。
インドでティーはチャイを指すことが多く、ブラックティーというのが何も入っていない紅茶。
結構高いレストランだと、メニューにちゃんと書いてあるが、
大衆食堂では書いてないので、食後に勝手にチャイが出てきて、それをサービスだと思うと
ちゃっかり料金を請求されることもあるので、注意。まあせいぜい10か20ルピーだと思うけど。
チャイが苦手な人は、ちゃんとブラックティーを頼むのが無難。
⑳チップについて。
日本にはチップという制度が無いので、これが一番困る。
キチンとしたホテルでは、チップを請求されることもないので、
ベットメイキングの時に10ルピー程度で十分なんだけど、
レストランでは20~30ルピーくらいは考えた方がいいかも。
目安としては、例えば合計が280ルピーだったら、300ルピー支払って、おつりはもらわないとか、
切りの良いところでおつりはいらないよというのが一番スマートだとは思う。
注意事項としては、ざっとこんな所かな。
日本と違い、とても不便ではあるけれど、
楽しみ方はいろいろあるので、大いにインドを満喫してほしいと思う。
皆様に、良い旅を!
インドを満喫できるように、祈っています!


