TRICK劇場版2 | 今、想う事。感じる事。

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TRICK劇場版2(2006年、松竹映画)晴れ晴れ

http://www.trick2.jp/index.html

監督:堤幸彦

出演:仲間由紀恵、阿部寛、野際陽子、生瀬勝久、堀北真希、平岡祐太、片平なぎさ、他

  

  

  

青沼という青年の依頼を引き受けた上田と奈緒子は、

行方不明になった青沼の幼なじみの美沙子という女性を探しに

筺神(はこがみ)島へ向かう。

しかし、その南海の孤島には恐ろしい霊能力者である筺神佐和子と

多くの信者が暮らしていた。

  

自称・売れっ子奇術師のヒロインと、プライドが高く融通が利かない物理学者の迷コンビが、

怪しげな超常現象の裏に仕組まれた難事件を解き明かす人気ミステリーの劇場版第2弾。

やってきた、劇場版第2弾!

映画館で映画を観る度に、山田と上田の「携帯電話の電源を切りましょうCM」を観て、

まだかまだかと待ち焦がれていた、この日が遂にやってきた!!!

コメディサイドの堤作品。これぞ、堤ワールドの本家本元である。

  

  

しかし、登場人物のキャラの作りこみが、相変わらず細かすぎる(笑)

遊び心が満載過ぎて、全く油断をする隙を与えてくれないのが、

この「TRICK」の特徴である。

  

  

そもそも深夜番組枠でのドラマだったこの作品。

何故か、見始めたら止まらなくて、シリーズ1作目からオンタイムで見ていた。

この主人公二人のヤル気があるんだか無いんだかわからない加減と、

脇を固める登場人物の濃さ、毎回登場するゲストの濃さ、これが病みつきになった。

  

  

今回もゲストの片平なぎささんが、ものすごくイイ感じで、

やはり「サスペンスの女王」をラストにキャスティングしたのは成功だったと思う。

役を演じているということはわかっていても、あの存在感はやはり女王ならでは。

そのキャラクターを今回は上手く使っているのも、さすが堤監督である。

  

  

かといって、この作品から観始めて面白いかと言われると、そうは言い切れない。

恐らくわけがわからない事のオンパレードかもしれない。

しかし、わけがわからない所はドラマを見返せば良い。これぞ「TRICKワールド」なのだ。

  

  

今回、私的に100点満点が付けられなかったのは、

何と言っても、矢部警部との絡みの少なさ。

あと、色んな場面に登場する人が、「えっ??こんなにチョイ役???」的な所も

ちょっと残念だった。

  

  

しかし、やはり堤監督は、遊び心を忘れない、B級作品をA級にしてしまう、

まさに”天才マジシャン・堤幸彦”であることに間違いは無い。

  

頑張れ貧乳!!!負けるな巨根!!!

  

※とても見やすい字では書けない内容のため、薄字で失礼。

  

  

これでシリーズ最終回なわけない!!!

また山田と上田に会える日が待ち遠しい…