使えるビジネス心理学

こちらはプロカウンセラーの集団であるカウンセリングサービスが提供するビジネス心理学のブログです。
経営者・管理職・従業員など様々な立場や視点から仕事に使える心理学をご紹介いたします。


テーマ:
大谷常緑 講師:大谷常緑


私達が何かを成功させたい、成功したいと思うその道筋には、必ず失敗の罠が隠れています。落とし穴が何カ所にもポッカリと口を開けて待ちかまえているようなものですね。
この罠、あたかも自分の外側からやってきて、たまたま失敗してしまったと考えがちなのですが、実は、自分の内側に原因がある場合がとても多いのです。

私達の意識は、大きくは今考えてわかる顕在意識と頭でいくら考えてもわからない無意識に大別されます。無意識は体を使ってそれを表現することがとても多いので、例えば朝になると具合が悪くなって出社できなくなるとか、簡単な言い間違えをしてしまうなどというのはその例です。頭では出社しなければと思うのですが、どうしても体がそのような反応をしてしまうとか、頭で考えていることと異なる表現、即ち言い間違えをしてしまうとか、自分が(顕在意識で)考えているとおりにはいかないのですね。
この無意識は、私達の意識の96%を占めていると言われます。残りの顕在意識は僅か4%しかない事になりますね。いかに無意識の影響力が大きいかという事になります。
だから、頭では「そんな事考えてもいない」という事であっても、私達は知らず知らずのうちに無意識に従った行動をとってしまうのです。

では、私達の内側にある失敗の罠の正体とは一体どのようなものなのでしょうか?
怖れから十分な投資の決断が出来ず中途半端な結果を招いて事業を失敗する、自分で認められない自分の価値を他者との競争や善人の振る舞いをして他人に認めてもらおうとするなど、人によりその現れ方は様々ですが、その根っ子を辿っていくと、そこには自分自身に対するネガティブな感情に基づく、何らかの執着があることがとても多いのです。

執着は、怖れから来る気持ちで、何かにしがみついている状態であり、自分を守っている姿勢です。例えて言えば、揺れる橋の上を欄干を必死に握ってい歩いているような感じでしょうか。
自分を守る姿勢は、一見そうは見えない状態であっても自分を中心に据えて周りを見ていることになりますので、必要なコミュニケーションを阻害し、適切な判断を狂わせてしまいます。そうすると、組織内部に軋みが生じて内部崩壊を起こしたり、外部とのやりとりに問題が生じたりという事となり、成功しない道筋を歩むことになってしまうのです。

執着の対象となるものは、例えば「こうあるべきだ」「こうしなければならない」といった観念やルールなどの比較的分かりやすいものから、「こんな不平等な世界はない」などと感じている神様への恨み、「こんな私になったのはあなたのせい」などと感じている親に対する復讐の気持ちといったかなり根深い無意識的なものなど人により様々です。
自分が何に執着しているかの糸口を探るには、自分がもしやるとしたら絶対にこれだけは嫌というものを考えてみるとことです。そして、それをすると何が起こると思っているのか、どんな自分になると思っているのかを考えると、何を怖れて何に執着しているのかということがわかってきます。
執着は、無意識にもがっちりと組み込まれているので、一筋縄で手放せるものではありません。また、一つの執着を手放したと思っても、今まで気がつかなかった新たな執着が顔を出したりします。しかし、執着は決して手放せないものではありません。
その一番良い方法は、自分の価値を認める事です。何故ならば、執着が自分自身に関するネガティブな感情から怖れを作り出す事により生じているからです。この自分自身に関するネガティブな感情を無くしていけば、怖れも消えていくので、執着を手放すことができるのです。
先ずは執着を手放して成功の道を歩む事を決意しそれを持続すること、そして自分の価値を認めていくことこそが、罠にはまらず成功する道のりなのです。
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