腹痛 (長文です…) | 進司の独り言

進司の独り言

(´゚'ω゚`)独り言やアホなことだったり。

今年は本当にアジシオ頭からかぶった方がいいかと思うくらい入院に縁があるみたいです(;´Д`)




今月の初め→ニキビでカミソリ出来ずにいたらただでさえまばらなヒゲが伸びすぎてこ汚いので剃ってついでに顔面の雑毛も剃ったら次の日目が覚めたら顔真っ赤に腫れた&全身に発疹が発生。


その曜日がかかりつけの皮膚科全て休診日に当たり他の所で「恐らくカミソリの刃滑りやすくヤツのアレルギー」と言われ薬もらって一日終わる。



次の日やたら下っ腹が痛くなり、夜になって痛みで寝付けない座ってもられないで微熱がありそうだったので体温計ったら41℃あり近場の夜間救急がてんかんで受診している病院しか無いのでそこで受診。腹部レントゲン、鎮痛剤の点滴と痛み止め出され湿疹の出かたがカミソリのアレルギーでは全身でないという事とンコが詰まってると言われで翌日ここの皮膚科と胃腸科受診するよう言われて診察終了。痛み止め飲んでみたが全く効かずこの日寝れないまま朝一で皮膚科に。ちなみに普段便秘どころが下って方が多く、日付変わる前に普通の通じもあった。




皮膚科で種類を変えたてんかん薬の薬疹と分かり湿疹が粘膜まで広がり重度になりやすいと顔面からまぶたの裏まで「人の顔で遊んでないか?」と思うほどいじくり回されたwww

滅入ったのは股間のメド(アノ穴)付近まで調べる羽目になり腹の痛みもあいまって今回ここが正直一番まいった。とりあえず粘膜は問題ないようだったけど右がアブナイ病気の様な赤い斑点に(-_-;) 実際は湿疹なんかより腹痛の方が普通じゃなくてどうでもいいと思うほど痛みが酷くなってきた。待ち時間も座ってられないので横にさせてもらっていた。



次に胃腸科に。大学病院で予約なしの受診のせいなのか2時間待つことに。
普段てんかんの科で来ているので待つのはいいのだけど完全に座ると骨盤の内側が例えるなら内蔵を手で直接握りつぶされてると思うほどの激痛になり同じ痛みでも座ったままよかマシなので脂汗出しながら廊下うろうろして待った。後で痛み方の理由が分かる事に。


やっと診察してもらえたけどいくら腹の痛みを訴えても前の日と同じくレントゲン見て「宿便が原因ですね、とりあえず出さないと痛み引かないので浣腸しましょう」と言われとにかく痛みが収まって欲しいのでまたここでケツみせる事に。出たあと少し痛みは引いた気はしたけどこれが原因と言われたのでその内落ち着くだろうとそのまま帰宅。朝8時に病院行って家に戻れたのは夕方過ぎていたので一日がかりになった。



家に帰ってから昨日から何も食べて無いので少し食事を取りあまり時間を置かずに元の痛みに。浣腸でンコが完全に出てなくて痛いのだろうとごまかしながら寝ようとしたが痛みで寝れず起きて椅子に腰掛けるのもまともに出来ない状態になり救急車呼ぶ。



救急外来で兎にも角にも下っ腹に激痛が走ると先生に訴えMRI検査することに。

今度も点滴で鎮痛剤使ったがあまり痛み変わらず。


MRIの画像見ても「胃がパンパンに未消化物詰まってますね」と言われ「他の部分は夜間救急で専門の人が見ないと詳しく判別できない」と伝えられ鎮痛剤出しときますと言われて診察終了。応急室から戻った行き違いに付き添ってくれた家族が「さっき先生が来て卵巣に何か異変が見えるそうだ、また後日診察受けに来いって言ってた」と聞き、専門の先生もいないし診察も今は終わったのでとりあえず帰宅。





帰った後も鎮痛剤全く効かず救急車呼ぶ前と同じ事を繰り返すだけで痛みが限界になり日が開ける前にもう一度行くことに。



次は婦人科(ここでもあまり出したくない科だけど…)の先生が居てくれたのでMRIの画像と内診をすることに。エコーの検査で右の卵巣が腫れてる事が分かり「卵巣のう腫でまだ悪性では無いし大きさ的には様子見れるけどどうする?腹腔でできるからすぐ手術する?」と聞かれたけど痛みがかなりあるとはいえ、検査後に処方してもらった座薬の鎮痛剤が痛み出てから初めて硬化あったし婦人科で入院するのは抵抗が強かったのでとにかく痛みだけ無くなれば…座薬の鎮痛剤をもらい帰宅。外は完全に日が明けて明るくなってた。



一時期よりは鎮痛剤で痛みも引いてるしいい加減眠りたいと床についたけどどうにも寝付くには痛みの引きが悪い様でまたごろごろしては起き、鎮痛剤が切れてくると座ってもまた痛みが酷くなり明けれる時間ぎりぎりで鎮痛剤使うが最初に感じた痛みが時間とともに悪化しているので一人で病院に行ける距離と状態じゃ無いしこれ以上病院往復して付き添ってもらうわけにもいかないと思い、残りの鎮痛剤がある内にと思い病院が開いた時間に夜間救急での事を説明して予約を取り、すぐ手術が受けれる状態にしてもらった。



夜間と違いその科の先生が居る時間帯なので検査と術前に病状の具体的な説明を受ける。

のう腫なのは間違いなく、自分のやつは肥大化した中に血液がたまっているタイプだったそうだ。中には髪やら歯やら詰まってるのもあるそうで聞いて想像してしまったら気分が悪くなった。卵巣自体の作りは教科書の図でもある通り紐みたいな部分で本体?にくっついて居て変なのが詰まってるタイプや大きくなりすぎると捻転してしまうらしい。こうなると痛みもそうだしまるごと摘出しないと危険だとか。自分のは痛みが激しいのでもしかしたら捻転の可能性もあると言われた。


のう腫の部分だけ切り取るかまるごと取るか聞かれたけど再発もしやすいそうだし手術を繰り返すのも嫌だし自分にとっては片方だろうが無くなっても支障は無いので右卵巣の全摘を希望した。


緊急で執刀チームの人数の関係もあり、腹腔では無く切開になったのだが痕の事が気になったので(下腹部に真横の手術跡は婦人科系だけらしい)縦に出来ないか聞いて見たが縦の方が傷が後々目立ちやすい事とへその下に手術痕は虫垂炎でも他の病気でも切らない場所と聞き、どちらにしても他の病気じゃ切らない位置で逆に痕が目立って残ってしまったら返って目立つような気もするし、そうなって何度も傷跡が自分の目に付くのも抵抗があるので最初の通り横の切開にしてもらうことにした。考えたら毛深いし毛の流れ的にも横のほうが馴染むや(苦笑)

冷静に考えれば「これは何科の手術痕だな」とかいちいち見て分かる人もそう多く無い気もするからこだわらなくてもいいのかも知れないけど救急でかかった時にそのまま腹腔で頼めば良かったと少し感じてしまった。







とにかく手術の時間も決まってその間食事も水分もとならいように言われたけど水分だけ深夜からあまり飲まずに来てしまい手術間際まで点滴もなかったので喉の渇きは後悔。



夕方近くに手術をして実際の中の状態はのう腫は検査で予想していた大きさよりやや大きく、破けて中にたまった血液が漏れ出てたらしい。痛みの原因はそのためだったとか。

後々の説明でホルモン治療の影響も少なからず有り、通常なら漏れでていてもそのまま収縮してのう腫が消える事が多いがホルモン治療を受けている状況ではもし今回手術せずに痛みが引いていてもいずれは手術が必要になってたらしい。



今回の場合でも本来なら不正出血なり整理不順なり何らかの前兆が出るのがほとんどのようだがホルモン治療始めてから不正出血も悪露も無く(最初にした時は注射の翌日に赤い日が来てしまいショックだったけど今の所それが最後)数年前にGID診断書に必要だった内診を受けた時より今回の内診はかなり痛みもあったので「道」はかなり萎縮してるのだと思う。今回の事がなければ正直存在すら忘れてた位だから。





術後は当日背中に通した麻酔やカテーテルやら点滴やら管だらけで痛みよりかは床ずれ防止に寝返りをまめに打つように指示されていたのでその時にうっかり管抜けそうでうっとおしいなー。って感じだった。手術の出血は最小限だったようで「出血多かったら腹部からドレーン通すかも知れません」と説明されていたのでこれが無かっただけでも良かったのかも。

寝返り自体は痛みも殆ど無く体ひねる時にチクっとするくらいで平気だったけど手術から目が覚めたばかりは腰の向きや腿の付け根を動かす時に股間に妙な感触が気になって大掛かりな手術も初めてだったし場所が場所だから変な気持ち悪い感じがするのかな?とまだ麻酔で若干ボケてる頭で考えてた。


単純に尿道カテーテルの感触だったのだけど(笑)

当日歩けてトイレまで行ければカテーテル外せると教えてもらい歩行練習にチャレンジw
看護師さんはまだ麻酔も抜けきって無いしかなりフラフラすると思うからムリしないでねと付き添ってくれて居たのだけど「点滴の棒が支えになるし大丈夫だろう」と見くびっていたら入り口から病室に戻る際にフラフラ足元がおぼつかずその日は病室からトイレの往復ができずギブアップ(;´д`)

翌日はフラフラも収まり自力歩行でトイレ行き来可能になったので寝返りの時一番気になる管は取れました(笑)しっこが溜める袋も大きさかなりあるのに満タンに溜まってるの見ると色んな意味で怖い(´ε`;)




そして入院した病院は6月のてんかんで入院していた所と同じ所でホルモン治療をしている← 客観的に見ると身長や童顔考えたら十代で完パスできる事が一番多い(-_-;) GIDというのは理解してくれている病院なので今回の病室の事や気になることはありますか?と先生も看護師さんも気を使って頂けて持病でだったり今回も事もそうだし他の患者さんのことだって沢山配慮したり要望聞かなきゃ行けないのに本当に感謝しています。今回の手術の内容だろうが僕自身に「自分は男としての性自認」は揺らがないけど特に体調がすぐれない方達が同じ部屋で長い時間を共有して、ここから先は僕個人の考えですがもし読み進めて気分を害してしまったらすみません…。

ただ僕は他の方達もそれぞれ体調が悪くて入院して、8人の相部屋が殆どでその中で僕のような生き方を選んだ(GIDにあまり詳しく無い人なら僕の心は~と聞いたら性自認の捉え方でなく単純に自ら選んだと思う人も居ると思うんです。自分が昔FTMの方のドキュメンタリーTV見た時も正直そう捉えていましたGIDも全く知らないで社会に出てから女性に適応しようと躍起になっていた頃で共感とも違う同じだ、と感じる部分があっても正面から向き合えなかったのもそう捉えることで当時僕がしていた事を正当化したい部分が今思うとあったと思います)


中には差別とかじゃ無く何日ももしかしたら同じ病室で何度も廊下ですれ違えばどう接していいのか分からないとかなんだか嫌だなぁとか他の患者さんもいらっしゃると思います。




今回病気が婦人科で術後出血もあり当てるものも使わなければいけませんでした。
病院側は男女混合の相部屋もありますよと心遣いを頂いたのですが何度も言って不快に感じてしまったら申し訳ないのですが僕は本名が男女両方使える名前で漢字だとそのまま男性で対応してもらえます。でも今回は混合の部屋にさせてもらっても何科の患者か部屋の名札にでるし出血で当てるものがあれば男性トイレを利用するのはかなり難しくなってしまいます。

また寝間着も当然男性物だし、それで婦人科で入院して男性トイレ使って…となれば少なくとも同じ部屋になった方達の中には不快に感じる事もあるかも知れません。



相部屋が開いてなかったのと今回だけは部屋もトイレも女性で過ごしました。それでも寝間着は女性用は絶対着たくないし、今回出血があって当ててる物さえなければ二度と女性用トイレも使用したく無いです。でも、前回も病院で考慮出来るだけの事もしてもらってそれでもなお我を通すのはあまりに自分本位な気がするんです。


少なくとも何でもかんでも無理やり言い伏せて男として扱え!ってしなくても僕の性自認が男で揺らぎないのは変わらないから。




5日間の入院で昨日退院したけどまだ出血は続くそうなので包装紙から本体までトイレに流せるナプキンを入院の間にネットで購入しました。前からFTMサポートショップで販売されてるのは知っていたのですがトラシャツ等と同時購入でないと買えないのと◯天で探したらもっと安く売ってました(^_^;) ホルモン治療前は赤い日だけが当てるものの処理に困っていたのでもっと前から探しておけばよかったかな。と 当時は長時間用や夜用で出先から戻るまでずっと同じの着けたままでしたから…。今回のような病気の予防の為にも衛生面の問題でも原因になるそうですのでホルモン治療前、されない予定の方は検討してみてはいかがでしょうか?


実は最後にホルモン注射した時に定期検診は受けるべきなのか先生に相談した矢先の事でした。その時の返答は「特に関連は無いから大丈夫だよ」と伝えられました。


おそらく先生が無知なのでは無くGIDの治療としてのホルモンの影響の統計と産婦人科としてのホルモンバランスからの疾患の可能性など視点が違うものなのかも知れません。


少なくとも納得出来なければ自分から検診に行けば今回の事は防げた事かも知れません。


今回の件で学んだのはホルモン治療を始めると内摘前は内性器の疾患リスクが多少上がること。病気になってからも不順や萎縮が強ければ不正出血が現れない場合もあること。

もちろん何度かホルモン治療進んでも出血が続く場合は何かの疾患の可能性もあるし婦人科を受診なんてしたくないのは今の僕でも変わらず思うけどそこから疾患が悪化して自分のように切開手術になったら内摘を考えてる方には体の負担も望まない形状のの手術痕も残ってしまうかも知れません。


今回治療してくれた先生はやはり内摘してない状態でホルモン治療をするのであれば疾患の発生率に多少たりとも影響があるため定期検診は受けた方がいいそうです。

電話で確認して他の患者さんの予約人数が少ない日に検診を受けるのも良いと思います。
自分自身もまだ疾患が出る場所が残っている以上は上のような事をして工夫しながら定期検診を受けて行こうと思います。