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2010-09-13 22:42:54

■レポゼッション・メン

テーマ:映画

■REPO MEN

●ジュード・ロウ主演で放つSFサスペンス、とされた本作。
これはね、ローズマリー・クルーニー(多分)なんぞの「Sway」をバックに流しながらメスで胸をサーッと切り開く、ま、そんな場面を見れる方にしかお薦めできないかも、ですね。
胸も腹も膝も…仕事ですから切り開き、中の臓器をぐいっと取り出すデスよ。



時代は…ま、近未来です。
人によっては心臓、肺、すい臓、肝臓、耳、目、関節…ありとあらゆる場所が人口臓器ってこともありまして、これ映画をご覧になれば、そーゆーとこまでなのかい!って。
医療も進歩で機能しなくなった我が身の臓器を人口臓器に取り替える。
人口臓器を提供するユニオン社も高額ローンを簡単に組ませて、どんどん患者、ローン返済者を増やすって寸法。





ローン返済が滞ると合法的に速やかに容赦なく人工臓器は回収され、再利用。その際の臓器回収人がレポメンなのであります。
も~あまりに無理矢理って場も多々あるし、時にはそれやってる位なら最初から爆破しろよ!おいおい、救急車呼んでおきますかって言われても臓器回収されちゃ無理やん!なんてね、笑っちゃうんですが、いえね、ですからこれはビターコメディのSFであります。

こんな物語の中で、ジュード・ロウ&フォレスト・ウィテカーがやはり巧いんです。
ウィテカー、なんだか若返ったみたいでシャープでね。
ジュード・ロウ扮するレミーとウィテカー扮するジェイクは幼い頃からずっと一緒って奴でね、戦争でも共に戦い、今も優秀なレポメンとして働いている。





こういう物語の中で、この二人の相棒が巧ければ巧いほど、ちょっと周囲が持たない、というか…ジュード・ロウ扮するレミーの妻や途中から登場するべスにしてもそこまでレミーが見惚れる程かな、とこの物語の中では少しばかり役不足かも。
そうはいっても物語りは進行しながら、音楽なんかも聞き惚れながら「痛いんだってばぁ」と呟きながら、おお~と最終へ突っ込んでいくんであります。

これも最後の最後まで見ていると、あはははは~って、やっぱこれはビターコメディで良かったんじゃん、と思えてくるんであります。(でも観終った時に我一人…とほほほほ)

う。。。なかなかこの手は感想も難しいね。
今後、DVDで見る時の面白さ(人を選びますが)を半減させちゃなんねぇ~な。ううう…あ、そうやな~ジェイクはレミーを好きなんだ、ねッ。






相変わらず近未来となると「ブレードランナー」「未来世紀ブラジル」なんて映像が浮かびますがコチラもそういった類似場面は多々あります。無機質かスラム化、見慣れた風景ではありますが大人向けコミック一冊を楽しんだという価値はあります。やっぱり映画館で見るもんデス。

ミステリー作家エリック・ガルシアがこの映画の企画から関わり、脚本も手掛けているんですと。
監督は、CMやMTV畑で活躍だったミゲル・サポクニック。道理で音楽がやけに煽ってくださいますな。あっしは胸掻っ捌く「Sway」でおよよ、と入り込めました。
ところで邦題は「レポゼッションメン」と原題と違いますが、多分以前アレックス・コックス監督作、エミリオ・エステヴェス主演の映画「レポマン」があった為かと…。(2010年/製作国アメリカ/アメリカ公開2010年3月19日/日本公開2010年7月2日)



▲Official site
オフィシャルでもTRAILERはご覧になれます。

●Directer:Miguel Sapochnikミゲル・サポチニク
●Screenwriter:Eric Garcia (screenplay)エリック・ガルシア
 Garrett Lerner ギャレット・ラーナー
●Cast:Jude Law ジュード・ロウ Forest Whitaker フォレスト・ウィッテカー Liev Schreiber リーヴ・シュレイバー Alice Braga アリシー・ブラガ Carice van Houten カリス・ファン・ハウテン RZAリッザ
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2010-09-08 22:32:21

■プリンセス・アンド・ウォリアー

テーマ:映画

■DER KRIEGER UND DIE KAISERIN
THE PRINCESS AND THE WARRIOR

●時々耐える映画と出会うことがある。
耐える。。。持ち応えるという方がいいのかもしれない。
作り手が物語の高揚感や至福感から距離を置き、ぐっと気持ちを押さえ込んで作り上げたものに見る側が最後まで添い遂げるという映画に出会うことがある。



いったい何があって、この人物は何者なのか、何が起きて、どうなるのかと・・・物語に付き合っていく。
「ヘブン」もそうだった。トム・ティクヴァはどれひとつ見逃せない。
ファンタジー的な解釈をされそうな場面があったとしてもこの映画の場合は幻想というより夢というよりも見る側がそうであって欲しいと願った映像が加わっている、とさえ思えてくる。

現実ではどうなのか、などとは愚問なのだろう。
これは映画なのだとと最終的に思う、そうして幕を閉じる時に安堵と人間社会の中の偶然なのか運命なのか判断のつきかねる出来事は起こり得るのだと納得してしまうわけでありますね。
そこでこの物語を作り上げた監督の創造の世界に頷いてみるわけであります。ま、大振りなタイトル、原題でありますがある空間の中のクィーンとそこに現れた兵士、ってことか。



出演は「ラン・ローラ・ラン」から監督と出会ったフランカ・ポテンテ。その後、「ボーン・アイデンティティー」「ボーン・スプレマシー」「素粒子」。。。「チェ 39歳 別れの手紙」と続く好演。
そして、相手となる心に痛手を持つ男にベンノ・フユルマン。「戦場のアリア」「ミュータント・クロニクルズ」等で影ある役どころが続く。軽めの役はいかがなものだろうかとその役の幅にちょっと期待するのだが・・・。トム・ティクヴァ組というか、ジョニー・クリメックもここで既に怪演であります。(2000年/製作国ドイツ/2000年10月ドイツ公開/日本未公開/DVD)


▲Trailer

●Directer:Tom Tykwer トム・ティクヴァ
●Screenwriter:Tom Tykwer トム・ティクヴァ
●Cast:Franka Potente フランカ・ポテンテ Benno Furmann ベンノ・フユルマン Joachim Krol ヨアヒム・クロール Lars Rudolph ラルス・ルドルフ Melchior Beslon メルキオール・ベスロン Ludger Pistor ルドガー・ピストール Johnny Klimek ジョニー・クリメック
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2010-09-06 00:04:15

■ジャック・メスリーヌ フランスで社会の敵(パブリック・エネミー)No.1と呼ばれた男

テーマ:映画

■MESRINE: L'INSTINCT DE MORT
(英題:MESRINE: PART 1 - DEATH INSTINCT)
MESRINE: L'ENNEMI PUBLIC N°1
(英題:MESRINE: PART 2 - PUBLIC ENEMY #1)

●一本目「ジャック・メスリーヌ フランスで社会の敵(パブリック・エネミー)No.1と呼ばれた男 Part 1 ノワール編」、二本目「ジャック・メスリーヌ フランスで社会の敵(パブリック・エネミー)No.1と呼ばれた男 Part 2 ルージュ編」、ふーッ、邦題の長さに、とほほぉ~ですが、先に全国公開された「パブリック・エナミーズ」があったために題名がこうなったということでしょうか。見るには長丁場という点を考えれば多少の覚悟いりますが、デリンジャーを描いたつもりの「パブリック・エナミーズ」より、こちらも実話、しかも時代がぐっと近づいて面白く見れたのであります。
といっても全国の劇場公開というわけにはいかなかった作品でDVDでしか見れていないんですが。




二本組になったそれぞれの冒頭に断りがある。実際の主人公ジャックの行動からすれば、自伝的書籍があったにせよ、この映画でジャックの全てを描ききったわけではない、真実一路ってわけにはならないってことです。
舞台はアルジェリア、フランス、カナダ、アメリカ、そしてフランスと大胆不敵に犯罪を重ねた実在のギャング(泥棒、人殺し)ジャック・メリーヌ(とも呼ばれた)の辿った後を描いていく。
デリンジャー同様にジャックの事をメディアも「民衆(社会)の敵ナンバー1」と呼んだ。








実際のジャック・メリーヌの写真を見れば気取ったポーズに呆れながらも多少の興味が湧くのではないか。
その破天荒で無秩序、行き当たりばったりのワル振りに食傷気味にはなるものの、1本目の見せ場でも刑務所襲撃には仲間を裏切らない場面かい…と思いながらも映画には付いていくわけであります。

無論、演じるヴァンサン・カッセルが愛嬌、魅力たっぷりに演じきったことで最後まで付き合っていけるのでありますが、フィルムノワールなんてもんは存在しないので、どうぞ勘違いしないでいただきたい本作。




兎にも角にも60~70年代にフランス、カナダ、アメリカを飛び回りながら捕まっては、脱獄を繰り返し、また犯罪を重ね続けた男がいたってこと、我は知らなかった。
知らないがゆえに見続けたわけだが、犠牲者も数多くいたってわけでその家族は今も健在なり、です。
悔恨の念などには目もくれず、映画は主義主張もないジャックそのものの行動を再現して見せたってことであります。ただただ犯罪に突っ走る。若き日に一瞬殺しに躊躇した場面もあるのですが、あれは自伝同様にという描き方なのかもしれない。後はもう~バンバン撃ちまくり、撃たれては逃げ、女を追いかけ、注目を浴び続けなければ許さねえ~ぜ、のスタア気分であります。
唯一父親、娘への情ってとこは押さえてあるのが、監督の情けでありましょうか。



で、こーゆーのがいたってことをヴァンサン・カッセルが演じた。フランスのまるで犯罪者大河ドラマってことですが、しょうもない男を実によく演じてます。ヴァンサン・カッセルにとっての成長を見る思いで楽しめたってことであります。パパとはまた違ったいい俳優になったもんだと、感心します。(上記、下記画像はジャック本人)

しっかし、物語(事実)としては業を煮やした警察はジャックを生け捕るんではなく、射殺するに至るわけでありますが、あのデリンジャー射殺は1934年…それから45年後、1979年11月2日、パリで警官に射殺され、その人生に幕を閉じることになるのであります。



共演にはセシル・ドゥ・フランス、ジェラール・ドパルデュー、マチュー・アマルリック等。
監督はジャン=フランソワ・リシェ。

第34回セザール賞の監督賞、男優賞を受賞。あろうことか、第21回東京国際映画祭コンペティション部門で最優秀男優賞を受賞でありましたとさ、で公開はあっという間に一部地域のみで終わって待つこと…やっとのDVDです。ああ、多少中だるみはあるものの3時間位で1本でね、スクリーンで見たかった一作でありました。見終わって、ホント、そう思ったデス。(2008年/製作国フランス・カナダ・イタリア/アメリカ公開/日本公開2009年11月7日)



▲Official site
オフィシャルでもTRAILERはご覧になれますが映画見る前には程々に。
日本のサイトは見ない方がいいでしょ。

●Directer:Jean-François Richet ジャン=フランソワ・リシェ
●Screenwriter:Abdel Raouf Dafri アブデル・ラウフ・ダブリ
Jean-François Richetジャン=フランソワ・リシェ
●Cast:Vincent Cassel ヴァンサン・カッセル Cecile De France セシル・ドゥ・フランス Gerard Depardieu ジェラール・ドパルデュー Elena Anaya エレナ・アナヤ Roy Dupuis ロイ・デュプイ Gilles Lellouche ジル・ルルーシュ Michel Duchaussoy ミシェル・デュショーソワ Myriam Boyer ミリアム・ボワイエ Florence Thomassin フローレンス・トマシン Ludivine Sagnier リュディヴィーヌ・サニエ Mathieu Amalric マチュー・アマルリック Olivier Gourmet オリヴィエ・グルメ Grard Lanvin ジェラール・ランヴァン Samuel Le Bihan サミュエル・ル・ビアン Anne Consigny アンヌ・コンシニ Georges Wilson ジョルジュ・ウィルソン Alain Fromager アラン・フロマジェ Alain Doutey アラン・ドゥテー Laure Marsac ロール・マルサック Christophe Vandevelde クリストフ・ヴァンデヴェルデ

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