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2010-07-19 22:11:53

■インセプション

テーマ:映画

■INCEPTION

● クリストファー・ノーラン監督が自ら書き下ろしたオリジナル脚本を、主役に初のレオナルド・ディカプリオ。そこにバットマン組というか・・・渡辺謙、マイケル・ケイン、キリアン・マーフィーに加え、新たなクルーにエレン・ペイジ、ジョセフ・ゴードン=レヴィット、トム・ハーディ、ディリープ・ラオとまさにノーラン流儀のドリーム・チームがディカプリオ演じるコブに加勢し繰り広げるハードボイルドSFクライム・アクション。

懐かしのトム・ベレンジャーやら、頑張ってるねのルーカス・ハース、で常にコブの足を引っ張るかのように登場する妻を演じるはマリオン・コティヤール。
物語は他人の夢の中に潜入し・・・その発想、アイデアが具体化される前に盗み出す特殊な企業スパイが活躍する時代だそうです。主人公コブは、この危険な犯罪分野で世界屈指の才能を持つ男だそうです。

しかし、あることから国際指名手配犯として逃亡の身であり、アメリカに帰国できない身の上。そんなコブに斉藤と名乗る男から「盗み出す」のではなく、マークした人物の潜在意識に結果を導き出すあることを植えつける“インセプション”をしてくれという依頼。

インセプションを成功させるには、夢のまた夢に向かうことになるが、そこにはそのまた夢という一層二層三層といった下層世界がある・・・これが頭を悩ませる。果たして一層・・・レベル1からどこまでいくのか、レベル4なのか5なのか...?。
これ、夢・・・また夢の重なりが時差を加えて繰り広げられる面白さ、かな、であります。

ま、これはまた予備知識なしに見た方がお薦めでありますが、映画館に出向いた折。。。席に向かった途端、館内のアナウンスで「只今インセプションは全席完売です」ですと。
満席の中で映画見るってのも久し振り、いやなかなかないのでどうかな、と思いきや映画が始まっても場内は水を打ったような静けさ。物語の中、斉藤が「航空会社、買い取ったから」てとこでうひゃと笑ってしもうたんですが、ギャ!シーン。。。と静まり返ったまんま。恥ずかしかったぞぉ。

で、これはもう~映画館で見なきゃイカンですよ。ほんと、勿体無い。
で、もう一度見ます。見なくちゃ解決しない。。。ことがあってね。でそれまでしばし、失敬!
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2010-07-17 20:44:45

■祇園囃子

テーマ:映画

■祇園囃子

●毎年の事ながら7月17日は祇園祭の長鉾巡幸であります。同時にその音を聴きながら永眠した市川雷蔵の命日でもあります・・・雷夢忌・・・ここやここ でありました。
今年は、あのお囃子。。。を想像しながら、懐かしの邦画を。

「祇園囃子」はいわずと知れた溝口健二監督作。
祇園に生きる女、血は繋がらずともあの世界で生きていく覚悟を定めとした女二人にスポットを当てて描き出された物語。



小さい画像はクリックで大

貧しく不自由な身体の父とかつて芸者だった母の間に生まれた少女栄子が祇園の芸妓美代春を訪ねる所から場面は始まる。50年代の祇園の風情を背景に辿り着いた美代春の元で、我が身の行く末を嘆き、舞妓になりたいと志願する栄子。
若い強引さですがりつく少女の様子に、この世界で身を立てるための保証人にさえなれない父親に気持ちほだされながらも心に決めればよし、と引き受ける芸妓美代春姐さん。
一年の間の舞妓修行を重ねた栄子に晴れの衣裳一式を用立てるまでまめに世話を焼く美代春、そして喜び勇んでお座敷に出向く栄子こと舞妓美代栄。



妹分の世話代のみならず、挙句にはその親の面倒まで見る芸者美代春と、行き場のない少女ながら舞妓に出来上がっていく少女栄子との対比が面白い。ただし、これ今見ればなんと少女のちゃっかり具合、都合の良い舞妓志願であるように見えてしまうが、否、少女栄子の母親も芸妓上がりだった背景や一人身で芸妓稼業を背負って立つ美代春姐さんの心意気のあるところ・・・当時の人情とやらが絡んで当たり前に成り立っている物語。

そんな時代の物語であり、旦那衆やら見受け話もあちらこちらにある頃の話。今の物差しでは計れまへん!
お茶屋にとって大事な旦那衆。舞妓生り立ての栄子を見初める上得意の旦那・・・して、その旦那の商いの勝負を握るは・・・美代春に迫る役所の人間、という人間・男女模様が繰り広げられる。



若い舞妓美代栄の仕出かした事の後始末までを引き受ける芸妓美代春の様子に、変貌しつつある祇園の社会と同時にその中にあっても昔気質の女の有り様。古風な諦めと胆の座りが肝心と腹を据えた女の行き方が描かれる。

若尾文子が20歳。。。16歳の舞妓美代栄を演じて話題をさらったというが、どうして木暮実千代の演じる美代春姐さんの情の深い女独りの心情がぐぐっときますぜ、の世界であります。祇園の中でも顔が利くお茶屋女将に浪花千栄子です、そりゃ一筋縄ではいきまへん、難儀でっせ。
そういう人が周囲におって、昔気質の姐さん達は我が身の得や己の権利を振りかざさなかった時代の話でありますが、さあ~て、アタクシはそれを古いと切り捨てる気はさらさらございません。こういう日本人は確かにいたんです。それを切り取って映画に描かれたことが。。。こうして残っているのであります。溝口健二の巧さかな、であります。「祇園の姉妹」のラジカルな最後の台詞とは対照的ではありますが、そのどちらも描くというのが有りなんであります。




ちょっと調べたら、≪「祇園囃子」は「祇園の姉妹」の戦後版≫、という言い方がありまして、ああ、ほんにそうやな~と納得した次第。
さて、こちとら京の都ではござりませんので、祇園囃子も聴こえてはきまへんのやぁ、それやったら南関素麺でも食べながら・・・雷夢忌を思うて梅雨明けかいな~と暑気払いでおます(はい、さいなら・・・笑)(1953年/製作国・日本/日本公開1953年8月12日
)






▲祇園囃子 場面2

●Directer:溝口健二 Kenji Mizoguchi
●Screenwriter:依田義賢 Yoshikata Yoda
●Cast:木暮実千代 Michiyo Kogure 若尾文子 Ayako Wakao 進藤英太郎 Eitaro Shindo 浪花千栄子 Chieko Naniwa 河津清三郎 Seizaburo Kawazu 菅井一郎 Ichiro Sugai 田中春男 Haruo Tanaka 小柴幹治 Kanji Koshiba 伊達三郎 Saburo Date 毛利菊枝 Kikue Mouri
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2010-07-15 22:12:42

■十三人の刺客

テーマ:映画

■十三人の刺客

●映画ファンとして随分古い世代になってしまった、と感じさせられた一作(苦笑であります)。
時代劇、それもこういう撮り方であれば若いファン層を捉まえられるのか。
そうだな・・・こういうのが新しい時代劇のあり方なんでしょか。

これは、1963年公開の工藤栄一監督作同名「十三人の刺客」のリメイクであります。
物語は、悪辣、粗暴、勝手放題の明石藩主。しかし藩主は将軍の異母弟。
将軍の脇にて天下国家を動かす老中職就任を控え、周囲の家来達は当たらず触らずの意見なし。
藩主のこれまでの行状の理不尽さを憂い、老中土井家門前で腹掻っ捌き異議申し立てを行ったのは明石藩江戸家老間宮だった。
しかし、間宮の死をもっても聞き届けられることなく収められた事の顛末に、老中土井自らが意を決し刺客を立てる画策。
明石藩主松平斉韶暗殺の密命を受けたのは、大目付役の島田新左衛門・・・
そして、明石藩主の傍らには主の横暴ぶりを知りながらも主君への忠義を全うしようと策を巡らす島田とは旧知の鬼頭半兵衛がいた…。





かつて工藤組での「十三人の刺客」は、片岡千恵蔵、嵐寛寿郎らの東映時代劇スターに加え、月形龍之介(僅かな出番で絵がね、引き締まった)、丹波哲郎、西村晃(小柄なのにね、浪人振りが切れてました)…総出演する娯楽時代劇だった。で、皆が死ぬ覚悟でいるって見えるんですぜ。クレイジーな殿様は菅貫太郎!だった。
そして当時も、集団による壮絶な斬り合いと群像劇を核にした新しい時代劇映画と話題を呼んだのであります。



…と、本作もこのオリジナル版同様に事は動き始める。記憶は曖昧だが、7割方オリジナルの通りにリメイク版も進む。今回も更に今!新しい時代劇を目指した格好で、まずは島田新左衛門以下、キャストはぐっと若返るというわけだ。
加えて、オリジナルにはなかった暴君の横暴振りを際立たせる生き証人…哀れな姿に成り果てた女(被害者)の登場、途中から加わる郷士、木賀小弥太の関わり方などは大きく違っている。これも今様の見せ方なのだろう。そうしなくては、今の観客の目を釘付けには出来ない、と読んだか。

切腹の様子も然り。その音の効果的な事!堪りません。
痛い、というのはこういう音で居心地が悪くなる程に迫らねば、伝わらない、ということでありますか。



暴君の様子もまた今様。
ただただ残虐好み、サディスティックないたぶり…には留まらず、出生から現状に至ったどこか身の置き所を失った年若い藩主の虚ろな様子に見えたことも新しいのか。否、これでは悪(ワル)に成り切れてない。一分の隙もなく極悪非道でなければ…それでは十三人の刺客の命がけの暗殺が空虚、成り立たぬではないか。

本作は、オリジナルと比較するような映画ファンに対していないのだろう。そういう層を観客としない、というところが三池監督流の潔さか。ではそういう観客は新たに用意された下ネタに笑う、のかな…と思ったが…どうなんだ。これ、劇場でどうだったか教えていただきたいものであります。



さて、壮絶な切り合いもこれまた刺客十三人に対する明石藩側の数はぐぐっと多勢。こうでなければ収まらないということなんだろう。いったい敵は何人いるんだ…と(苦笑)。
元々十三人全員となれば、思いも入れようがないって位に地味な方もおいでで、その切り合いも途中で見飽きて参ります。ま、そういう重箱の隅を突付くようなことは止め、目立った役者に目を向けましょかい。

新旧いずれに置かれてもいいよな、と思えた平幹二郎、市村正親は矢張り巧い!のであります。
江戸の遊び人風情になってしまった感は否めないが、それでも松方広樹扮する倉永左平次はスクリーンで見ると納まりがいいのであります。時代劇の人になっているんだな、これが。親父様を思い出しましたゼ、と来たもんだ。

ダブルキャストは存在感すらもいだたけなかったが、既婚女性のお歯黒など手抜かりなく登場する辺りは見ようによっては三池映画独特の個性だな、と思った次第。こーゆー個性は大事です、はい。その三池調がこの映画に一貫しているかといえば、どうでしょう。う~む、矢張り今様バカ殿の終盤の姿を面白いと思うか否かでありますかね。
単純な感想を、といえば…品がございません。(2010年/日本公開2010年9月25日)


▲Official site
オフィシャルでもTRAILERはご覧になれます。

●Directer: 三池崇史 Takashi Miike
●Screenwriter:天願大介 Daisuke Tangan
●Cast:役所広司 Kouji Yakusyo 市村正親 Masachika Ichimura 稲垣吾郎 Goro Inagaki 松方弘樹 Hiroki Matukata 平幹二朗 Mikijiro Hira 松本幸四郎 Koshiro Matsumoto 伊原剛志 Tsuyoshi Ihara 山田孝之 Takayuki Yamada 沢村一樹 Kazuki Sawamura 古田新太 Shinta Furuta 内野聖陽 Masaaki Uchino 光石研 Ken Mitsuishi 岸部一徳 Ittoku Kishibe 伊勢谷友介 Yusuke Iseya 高岡蒼甫 Sosuke Takaoka 六角精児 Seiji Rokkaku 波岡一喜 Kazuyoshi Namioka 石垣佑磨 Yuma Ishigaki 近藤公園 Kouen Kondo 窪田正孝 Masataka Kubota 吹石一恵 Kazue Fukiishi 谷村美月 Mitsuki Tanimura 斎藤工 Takumi Saitou 阿部進之介 Shinnosuke Abe

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