2010-02-10 00:20:58

■ラブリー・ボーン

テーマ:映画

■THE LOVELY BONES

●この映画はどれだけの親達、子ども達を慰めたか。
犯罪の傍らに置き去りにされた者達をどれほど慰めたか、と思う。
それほど世の中に無作為に、または無造作に殺戮されていく命の多いことなのかと改めて気付かされた。
普段、報道で垣間見る無情の哀しみに直接さらされている者達、行方の知れない我が子を追い求める親達の気持ちを思った。



美しい映像による死後の世界。。。云々と解説されているようだが、見終わって思うのはそういったことではなく、見つかることなく死亡が確定しているであろう。。。はたまた行方不明のまま取り残された事件の被害者の存在だった。そしてその家族の存在だった・・・。
その印象が一等強く残り、ピーター・ジャクソンは、意義ある仕事をしたのだと思うことにした。

隙のないキャスティングに、犯罪を追い詰めながらもこういった形の作品に仕上げることの意味に深く深く納得したのであります。
表情豊かな主人公を演じるのはシアーシャ・ローナン。
映画「つぐない」で重要な役どころを演じた少女(13歳)の起用に納得であります。「奇術師フーディーニ ~妖しき幻想~」はキャサリン・ゼタ=ジョーンズの浮き足立った感じが拭えず(監督の技量なのか。。。)、娘役のシアーシャとガイ・ピアースが活かされなかったと今もって無念。「エンバー 失われた光の物語」も残念な筋書きでありましたが、本作と「つぐない」で充分であります。本作15歳の時の撮影であります。
敢えて付け加えるなら悪役を演じたスタンリー・トゥッチ。
「ジュリア&ジュリー」の後が本作ってのがね、やっぱ巧な俳優であります。




昨今「癒す」と頻繁に、まるで使い捨てのように使われている言葉が、ここで・・・灯りの揺れにも求める人の影を重ねる、そんな人たちが鑑賞後に胸にする思いではないか、と。
いい物語に仕上げてくれていると思ったデス。
ピーター・ジャクソンと同世代のアリス・シーボルドによる原作があったがゆえの仕上がりかも、しれないデスね。

“ラブリー・ボーン”とは?
ラブリー・ボーンはわたしが造った言葉で、死をきっかけとして
広がっていく人々の輪を指します。
再生には不可欠な関係だと思います。(著者 アリス・シーボルド)
(2009年/製作国アメリカ、イギリス、ニュージーランド/アメリカ公開2009年12月11日(limited)/日本公開2010年1月29日)



▲Official site
オフィシャルでもTRAILERはご覧になれます。

●Directer:Peter Jacksonピーター・ジャクソン
●Screenwriter: Frances Walshフラン・ウォルシュ
Philippa Boyensフィリッパ・ボウエン
Peter Jacksonピーター・ジャクソン
●Cast:Saoirse Ronan シアーシャ・ローナン Mark Wahlberg マーク・ウォールバーグ Rachel Weisz レイチェル・ワイズ Susan Sarandon スーザン・サランドン Stanley Tucci スタンリー・トゥッチ Michael Imperioli マイケル・インペリオリ Rose McIver ローズ・マクアイヴァー Christian Thomas Ashdaleクリスチャン・トーマス・アシュデイル Reece Ritchie リース・リッチー Carolyn Dando キャロリン・ダンド
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