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2009-06-15 00:00:28

■セントアンナの奇跡

テーマ:映画

■Miracle at St.Anna ▲2008年6月21日へ

●ずっと待っていた。。。7月25日公開だという。ずっと見たかったんだ。

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2009-06-10 21:44:00

■アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン

テーマ:映画

■I COME WITH THE RAIN アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン

●ご縁があってみたデスよ。
「青いパパイヤの香り」「シクロ」「夏至」のトラン・アン・ユン監督の新作は、現段階ではフランスと日本で公開の作品。今回は見終わっていろいろ考えちまいました。
何を思ったのかといえば、韓流なるものにはなかなかご縁がなかった。そこで今回まじまじとイ・ビョンホンをスクリーンで見れば、おお、そうくるのかと巧い人やった。

物語は既にご承知の方も多いか。。。な。
刑事時代のトラウマを抱え、今は私立探偵という男が富豪から依頼された息子探し。ミンダナオ島にいくが、死んだという・・・しかし実は香港で生きているらしい、と。
探偵は香港に飛ぶ。
刑事時代の友を訪ねた先は香港警察署。そこから話が転がりだすのだが・・・。





主役はジョシュ・ハートネット。トラウマの原因は刑事時代に追い詰めることになった猟奇的殺人犯と相対することになった事件。この殺人犯とのやり取りの比重が重く(といっても犯人役イライアス・コティーズも勿体無い役どころに甘んじるしかなかった・・・)、息子探しのバランスとうまく噛み合わない。噛み合わないのは探す相手の富豪の息子シタオに光が見えないことか。
観念的なミステリー。。。アジア系独特の解釈なのか・・・我には今ひとつもふたつもピンと来なかった。トラウマフラッシュバックとも巧く繋がっていない。

で、どうせならイ・ビョンホンが二役していていたら面白かったかも、とツボヤクです。
スクリーンで見たヤクザな男の中にはそれなりの過去、暴力と許しの交錯する思いがあるかと見せてくれた。時折見せる目線の煌きや移ろい、鋭利な眼光に結構見惚れたもんです。

物語の依頼人は香港(中国)系アメリカ人かな。その息子はアメリカ生まれのアメリカ育ち、なのか。だから英語しか話せないんだろう。といっても台詞は極めて少なく、うー、とか、うわーっとか唸ったり叫んだりなんだが。

で、シタオという名にも少し困惑。
なんだかシタオという名前の「オ」が、日本的な響きを持った不思議なネーミングと思いきや、アジアの中にはシタ・オ、という名などあるですね。そういう辺りからも来たのか。いや、もしや富豪の妻は日本人、いや日系だったかも、といろいろ想像させていただきました。




中国のしきたりや慣習は知らないが、昔の日本や欧州などでは双子が生まれると一人を残して里子に出したりすることもあったはず。また、キリストの受難をモチーフに入れたのであれば、設定は違っていてもカインとアベルといったよな仕掛けで、今やヤクザな男と人を救おうとする男。。。双子の兄弟にしても面白かっただろうにな、などと勝手なことをゆーてます。
そうであれば、探偵は、刑事時代に殺人犯に自己を投影しながら、自分であればどういう犯行、どういう経路、どういう生活をしたかと想像、追い詰めていったか。結果は犯人の居所を導き出すと同時に犯人の心理のまんまを自分の中に取り込んだまま、暗示の解けない迷路に入り込んでしまったか。
他人と自分の境目が曖昧になったままに放置されたトラウマを抱える男。




同様に同じ顔、身体つきを持つ双子の兄弟の片方が貧困の中で育ちヤクザな生き方をし、片方は知らないままに富豪の一人息子として育った。その二人が今回の設定のままに香港を舞台に偶然出会い、驚きながらもヤクザな男の方が同じ顔のシタオを・・・、という方がバランスはとれるし、辻褄合わせも面白い気がするがな~。双子の兄弟が抱き合ったら、いったいどういう結果を描いたことになっただろう。シタオが探偵に触れたらどんな状態になったかも面白かったかも。嗚呼、監督に聞いてみたかったデス。。。コレ、素人考えね、と即刻却下かな(苦笑)



さて、演じたイ・ビョンホンの実年齢が39歳と聞いてビックリ。
年齢より見た目の方が若いかな。次の楽しみは「GIジョー」のコブラ側やるんだもん、いいッスね、参ります(頑張れや~拍手ですワ)
この俳優ならば、一人二役でもジョシュ・ハートネットとのバランス、負けないぞ、とほざいてみるのでありました。

木村拓也という人は、やっぱりテレビでカッコいいのがいいんじゃないか(見ていないんだが人気者なんですね)。だから、今回は監督のキャスティングに首を傾げるさ。キリストの受難を重ねたという話を聞いて、余計にそう思える。
そういう話なら、シタオ像にはもっとどこか一部であっても、一瞬であっても澄んだ輝きが欲しいと思う。で、イ君なら演れそうな気がしたんだがなッ、という結末でありました。



ジョシュ・ハートネットは、「ラッキーナンバー7」「シン・シティ」とか巧く演っていると思って、好きです。そんなんがあるデスからね、トラウマ場面、病棟の場面などでも彼のフラッシュバックする風景ではなく、観客に説明するために撮られた場面という伝わり方に終始したのではないか、と。ここではもっと主役を活かす脚本でなければイカンと思うたです。
わかろうと無理すればわからんでもないんだが、なんで、五つ星クラスのホテルを出るのか・・・探偵の心の有り様もぼやけて・・・意味が感じられなかったがな。
音楽も王家衛のチョイスに似通っていたものの、演出同様に物足りなかった、と記しておこう。(2009年/製作国フランス/フランス公開2009年/日本公開2009年6月6日)


▲Official site:Japan
オフィシャルでもTRAILERはご覧になれます。

●Directer & Screenwriter:Anh Hung Tranトラン・アン・ユン
●Cast:Josh Hartnett ジョシュ・ハートネット Byung-hun Lee イ・ビョンホン Elias Koteas イライアス・コティーズ Takuya Kimura 木村拓哉 Tran Nu Yên-Khê トラン・ヌー・イェン・ケー Shawn Yue ショーン・ユー Eusebio Poncela ユウセビオ・ポンセラ
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2009-06-08 23:45:00

■レイチェルの結婚

テーマ:映画

■RACHEL GETTING MARRIED レイチェルの結婚

●家族の一人一人の有り様、心の浮き沈み、向かい合いながらの表裏、意識下の素顔が・・・頭をもたげてくる・・・想いの後先。。。矢張りジョナサン・デミは人間を見ている人だと、映画を見終わってもしばらく思いは途切れない。感慨深い一作に出会うことができた嬉しさと共に、秀作を作る人のラフな感覚をもって、尚深く迫る物作りに我は頭を垂れるかな。



「レイチェルの結婚」という映画は、レイチェルが主人公だと思いきや、姉レイチェルの結婚式に出席する妹キムを主軸に語られる、家族の中における自分の身の置き所。。。自己の存在の喪失感と願いが交差する物語だった。
簡単な説明を記せば、心理学を学んだバックマン家の長女レイチェルの友達との手作りの結婚式が舞台。レイチェルの夫となるのはアフリカン系アメリカン人のミュージシャンであるシドニー。
二日後に式を控え、徐々に準備が始まっている。そこに集う人々。







コネチカットにあるバックマン家で両家の両親、伴侶を伴った実母や親しい仲間たちとのリハーサル・ディナー、そしてガーデン・ウエディング。そこにはユダヤ、アフリカン・アメリカ、アジア、アイリッシュ・・・とも思える様々な国をバックボーンに持つ知人・友人達が集い、音楽に溢れた愉しげな宴が続く。

が、そこでの合間合間に走る亀裂を作るのは、施設から式への参加のために出向いた妹のキム。
彼女の言動、態度にその場の雰囲気が壊されていく。。。姉の神経も逆撫でされて口をつく言葉、キムを庇いながら取り繕う父親、ため息混じりに見守る妻、癒せない傷を顕わにする実母、遠巻きながら見守る知人たち、静かに新妻を見つめる夫。。。同情と哀れみ、悔恨とジレンマ・・・やること、口にすることが裏目裏目に出てしまう壊れかけたキムのやるせなさ、切なさ、あるいは同情の余地のない一人よがり。。。
けれども肩には消さないがための贖罪の刺青か・・・。
そうであっても賑やかな父親と新郎の皿洗い機の収納競争の場面(巧い、面白い場面であります、日本ではいや身近では見られない光景デスな)でまたしても・・・それは辛いサね。いろんなことがあるのサ。






レイチェル役を演じたローズマリー・デウィット、巧かった。キャスティングが優れている証をアン・ハサウェイ同様に見せてくれた。
父親には、「レディ・イン・ザ・ウォーター」「クライシス・オブ・アメリカ」(デミ監督作)等のビル・アーウィン。その妻に「ホワイトハウス」の鉄の女、ナンシー・マクナリー国家安全保障問題担当補佐官役が印象深いアンナ・ディーヴァー・スミス。別れた妻に、はいな~デブラ・ウィンガー(巧いッ)であります!

知人キーランにはTV畑で活躍中のマーサー・ジッケル。
アジア系知人に中国系アメリカ人、オハイオ出身のポエトリー・スラマー(で、いいのかな)ボー・シア(Beaufort Benjamin Sia)。
新郎シドニー役のトゥンデ・アデビンペは、シンガーでもあり、この作品では俳優(出演作6作目)として参加。ニール・ヤングの「Unknown Legend」を歌う。その後に神父が添える言葉がまたまたいいな。これって脚本にはなかったんではないかい。。。デミの演出ではと思うデスがね。本当に良いキャスティングです。で、デミの息子ブルックリン・デミ(「ハート・オブ・ゴールド ~孤独の旅路~」のステージアシスタント)がギタリストとして出演、音楽も担当している。

あ、脚本家ジェニー・ルメットの父親の名を新郎役に見ますね。そ、パパはシドニー・ルメット。
彼女の脚本の初の映画化だが、デミが監督したことでそれは秀作に仕上がったのだと思える。
ちなみにジェニーは、シドニー・ルメットの三番目の妻ゲイル・ルメット・バックリーとの娘になるが、祖母はジャズシンガーで女優、ブロードウェイでも活躍したアフリカン・アメリカンのリナ・ホーン。
で、母のゲイルはジャーナリストであり、本も出版されている作家でもあり、ジェニーが11歳の時にシドニーと離婚。つまり、今回のジェニーの脚本には、彼女自身の生い立ちが巧く生かされているかな。





エンド・ロールに「サンキュー」とあり、
●ロバート・アルトマン(デミが尊敬する映画監督であり、「ウェディング」という作品がある)
●ロジャー・コーマン(デミとは75年の「クレイジー・ママ」の製作者でクレジット。「羊たちの沈黙」「フィラデルフィア」、本作にも出演/我も忘れませんゾ、出会いはスクリーン。アメリカから4年遅れで公開された監督・製作「ワイルド・エンジェル」見てますがな~)
●シドニー・ルメット(アルトマン同様に尊敬している監督では。。。さらに脚本ジェニーの父:昨年も素晴らしい映画「その土曜日、7時58分」を送り出した)
●エリオット・ロバート(ニール・ヤングと70年代を共にした人物の模様。。。ミュージシャンなのか・・・どういう方でしょ、教えてください)
●ニール・ヤング(ご存知、愛すべき人。デミのドキュメンタリー「Neil Young: Heart of Gold ニール・ヤング/ハート・オブ・ゴールド ~孤独の旅路~」があり、現在「Neil Young Trunk Show」制作中か。劇中の「Unknown Legend」印象深い)・・・
等がクレジットされていることに嬉しくなってしまう。

映画「レイチェルの結婚」、そうだな・・・最後の場面では確かにレイチェルの視線、彼女の結婚式後の風景で締められるのでなるほど、と。
元は男女の結びつき、一組の夫婦が作ろうとした愛の巣がどのように崩壊していったのか。崩壊が言いすぎならば、壊れた家族の一人一人の修復の旅立ちの機会はどこにあるか。

今回はバックマン家、その次女キムに焦点を当てて描かれた物語がホームビデオで撮ったかのように親近感に溢れ、それが余計に様々な要素を見る側に伝えてくれた気がする。
祝いの席に集ったバックマン家の父、妻、実母、姉妹がここで修復された物語ではない。抱き合って一時の終息、そしてさらに物語は各々に課せられていくのだね。
レイチェルは、ハワイでのシドニーとの新しい家庭を築く。
父とその妻はコネチカットの家で愉しげなひとときを暮らす。
実母は訴えようのない過去の傷を癒せないまま、忙しく生きていくか。
キム、彼女はリハビリの囲いの中に戻るが、いつ、誰と時を分かち合う日がくるか。



コネチカットの雨上がりの朝。
穏やかな日差しの中でレイチェルの視線の先には夫とその仲間が奏でる音楽がある。
ゆるやかな時間を求めて止まなかった長女の気持ちも少し静まるかな。
未来を宿した彼女の新たな巣作りが始まるか・・・

人との巡り合いとは不思議なものだ。
相手を思いやる人との出会いはどんなに素晴らしいものだろう。
それでも壊れる関係に至るには、互いのすれ違いだけか。
偶然は必然といいながらも、誰かが犠牲にならねばならぬか、この世の無常も感じてしまうではないか。
生きているのは結構難しいことに出会うのだが、それでもひとときの己の気持ちが安らぐ時、また生きていける一歩の踏み出しが出来るような気がするね。

この映画、気持ちが潤んだよ。
家族、というか・・・愛する人への愛しい気持ち同様に、どうしたら相手が幸せな気持ちになれるのかと思うのは大変な試みだな。嗚呼、出来てない奴だなー我。

She used to work in a diner
Never saw a woman look finer
I used to order just to watch her float across the floor
She grew up in a small town
Never put her roots down
Daddy always kept movin', so she did too.

Somewhere on a desert highway
She rides a Harley-Davidson
Her long blonde hair flyin' in the wind
She's been runnin' half her life
The chrome and steel she rides
Collidin' with the very air she breathes
The air she breathes.
・・・・



コネチカットといえば、サム・メンデス監督作「レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで」という名作が今年公開されたが、あの物語は丁度あの辺りで暮らした60年前位の夫婦の物語(イェーツ原作「家族の終わりに」)だった。壊れていく人間関係の凄まじくも切ない出来事があそこにもあった。

風が吹いている初夏にこんないい物語を見せてくれて・・・なんだか、抱き寄せられた気がしてくるのサ、ジョナサン・デミ、サンキュ!

※ところでユダヤ系と思われる(弟の名がイーサン)バックマン家のレイチェルの結婚式。新郎新婦、介添え役などインドの装いで、ケーキカットも青いマジパン仕立てのインド風ウェディングケーキ、なのだがこれは単にファッションなんでしょか。ご教授くださいな。(2008年/製作国アメリカ/アメリカ公開2008年/日本公開2009年4月18日)


▲Official site
オフィシャルでもTRAILERはご覧になれます。

●Directer:Jonathan Demmeジョナサン・デミ
●Screenwriter:Jenny Lumetジェニー・ルメット
●Cast:Anne Hathaway アン・ハサウェイ Rosemarie DeWitt ローズマリー・デウィット Bill Irwin ビル・アーウィン ポール Debra Winger デブラ・ウィンガー Tunde Adebimpe トゥンデ・アデビンペ Mather Zickel マーサー・ジッケル Anna Deavere Smith アンナ・ディーヴァー・スミス Anisa George アニサ・ジョージ Robyn Hitchcock ロビン・ヒッチコック 'Sister' Carol East シスター・キャロル・イースト Beau Sia ボー・シア Brooklyn Demme ブルックリン・デミ Roger Corman ロジャー・コーマン Paul Lazar ポール・レイザー Roslyn Ruff ロズリン・ラフ

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