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2007-07-21 00:59:24

■Things We Lost In The Fire

テーマ:映画

■Things We Lost In The Fire

●きたッ!来たデス、デル・トロ。
「ゲバラ」(「Guerrilla」「The Argentine」)の前に「Things We Lost In The Fire」。
デル・トロにも目が離せないなら、監督も、であります。
日本では10月公開の「アフター・ウェディング」の監督スザンネ・ビエール(スサンネ・ビア)、初のハリウッドデビューとなる一作。が、相当に地味デス。こーゆー作品を撮るところがイニャリトゥ監督辺りの本筋攻めの感服ものを彷彿とさせるのかと期待はしておるのですが、ホント、大丈夫かい、てな位に地味です。で、見惚れてますデス。








映画はTrailerのまんま。ある日突然、いきなりの銃弾によって殺されてしまった夫。残された妻オードリーは2人の子どもを抱えながらも打ちひしがれ、哀しみの淵から這い上がってくることも出来ないまま。
そんな彼女が夫の葬儀で出会ったのは、夫の幼馴染でありながらも目下ヘロイン中毒を克服しようともがく男ジェリー・サンボーン。

従来のままの進行スタイルであればこれはサスペンスであり、ホラーのジャンルにも発展しそうな出だしだ。この後に、彼女の身に何が起きるのか…本当に夫は行きずりの犯行によって殺されてしまったのだろうか。ヘロインの悪夢から人はいつ逃れられるのもか…。







そこが、違う…アラン・ローブの脚本をスザンネ・ビエール(デンマークではスサンネ・ビアとゆーのかナ)がどう演出したか、これはドラマ。恐怖のどんでん返しもないはずの物語は、大勢の人々が行きかう街中ですれ違うことのなかった男と女が、一人の男の死によって視線を交わし、互いの魂を思いやるのだろうか。

家族があり、一人引いて、新たな人間が足され、やはり家族が出来上がっていく、というのであれば、抱えきれない哀しみを経験することのない家族の中の思いやりは如何なものだろう。家族の中で個々の重さが負担にならぬ関係とゆーのはあるのか。
寄り添う相手にどこまでを望むか、どこまでを許すか…、も~悶々としながらも、気が遠くなりそうに晩生な我であります。







荒んだ生活を送ったであろうジェリー・サンボーンにベニチオ(ベニシオ表記あり)・デル・トロ。その彼の幼馴染で殺される夫にデヴィッド・ドゥカヴニー。妻オードリーに、間もなく日本公開「パーフェクト・ストレンジャー」のハリー・ベリー(この女優が気がかりだが、そこをどう監督が演出したか、デス)。ジェリーの友人(多分ネ)に「ゾディアック」「モーツァルトとクジラ」等のジョン・キャロル・リンチ。

兎にも角にも、大作、メリハリのハリウッドの中でどういう位置で評価されるのか、これは気になる一作。
サム・メンデス(妻ケイト・ウィンスレット)が製作を買って出たとこに気概を感じると共に、ラース・フォン・トリアー、ドグマの洗礼を受けた映像作家の英語劇、ハリウッド映画デビューを応援しておこう。デル・トロ、「21g」を超えてくれでないかい。ありゃスコブル良かった。一見地味なこの映画、見た後でどんな気持ちになるか。深くて暗い川を渡ってみるデスか。



脚本のアラン・ローブはご縁がなかったが、次回作はベン・メズリックのノンフィクション「ラス・ヴェガスをブッつぶせ!」の映画化「21」(ケヴィン・スペイシーが権利取得)にピーター・スタインフェルドと共同脚本予定というから、これから浮上株か。(2007年/製作国アメリカ/アメリカ公開2007年10月26日/日本公開2008年にあるかなぁ)


▲Trailer


▲All Trailer


▲Maiking


▲Official site
オフィシャルでもTRAILERはご覧になれます。

●Directer:Susanne Bier スザンネ・ビエール(スサンネ・ビア)
●Screenwriter:Allan Loeb
●Cast:Benicio Del Toro ベニチオ・デル・トロ Halle Berry ハリー・ベリー David Duchovny デヴィッド・ドゥカヴニー John Carroll Lynch ジョン・キャロル・リンチ
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2007-07-20 22:28:34

■アフター・ウェディング

テーマ:映画

■アフター・ウェディング
原題:EFTER BRYLLUPPET 英題:AFTER THE WEDDING

●デンマークの監督スザンネ・ビエール(スサンネ・ビア)の新作「アフター・ウェディング」といっても本国では昨年公開の作品となるが、オスカーノミネートであり、主演がマッツ・ミケルセンとなれば見逃す手はない。マッツ・ミケルセン…ホラホラ、「007」の時も贔屓しといたじゃないかい。
この俳優、監督、二人の組み合わせとしての日本公開作品は、前作「しあわせの孤独」もあるが、本作にはあの名作「ブレイカウェイ」の監督・脚本を手がけたアナス・トーマス・イェンセン(「しあわせな孤独」の脚本もネ)が再び脚本で参加だったのが嬉しかった。








未見であれば、是非お薦めしたい二作。実は見たまんま…アップしてまへん(ちぇッ)。
デンマーク映画の良さはシニカルな人間描写、そこに個の哀しみやら憂いが見てとれる…ベタな装飾やお洒落な余所行きは無縁、といってもいいだろ。そーゆーの要らないデス。何を語るか、何を見せるか、どーゆー人間かを見せる準備に長けている俳優、監督がいるのだ。も、抜きん出てる。そこ、惹かれる所以。見れば分かってくださる、デスよね。

あ、ものはついでデス。「しあわせな孤独」「ブレイカウェイ」もご覧になりまへんかぁ。




しあわせな孤独


ブレイカウェイ

さて、既に「アフター・ウェディング」は日本での公式サイトがアップされているのでも~何もかかずとも良い、のかな。
サイトで紹介済み、ですがこの先は読まないままでもいいんじゃないか…。無心でスクリーンに向かうの、後がこみあげてきますゼ。







「人を愛する心とその裏に潜んだ孤独、そして家族の大切さの本当の意味…日常のささやかな暮らしの中で運命に絡めとられ翻弄されてゆく家族、子供たち、そして男と女。突然の困難に直面した彼らの心の葛藤と選択した行動は、観る者すべての胸を突き刺すような深い感動を呼び起こすだろう。そこには人を深く愛する心とその裏に潜んだ孤独、そして家族の大切さの本当の意味が、北欧の澄んだ風景の中で繊細にそしてリアリティ溢れるタッチで描かれる。2007年のアカデミー賞外国語映画部門にノミネートされた傑作が、この秋遂に日本で公開される。」



「自分の余命が短い事を知った時、人は一体何を家族に残せるだろうか?
インドで孤児の援助活動に従事するデンマーク人ヤコブは、あるデンマークの実業家から巨額の寄付金の申し出を受ける。条件はたった一つ、直接会って話をするという事。久しぶりにデンマークへ戻ったヤコブは、実業家ヨルゲンとの交渉を成立させるが、週末に行われる彼の娘の結婚式に出席するように強引に誘われる。断れずに出席し、思いがけない人と再会し困惑するヤコブ。そして明らかになる衝撃の事実。やがてヤコブは全てを仕組んだヨルゲンの秘密と、彼の本当の望みを知ることになる…。」とサイトにあります。

も、精一杯、これ位で良いデス。見ましょ、見ましょ。くーッ!とヤコブの生きる様とやらを追いかけてみましょ。
以上、シネカノンの須藤さん、プロモ、頑張ってやぁ!(2006年/製作国デンマーク、スウェーデン/アメリカ公開2007年3月/日本公開2007年10月~)



▲Official site:Japan


▲Official site
オフィシャル(dk)のTRAILERを是非。

●Directer:Susanne Bier スザンネ・ビエール(スサンネ・ビア)
●Screenwriter:Susanne Bier スザンネ・ビエール
  Anders Thomas Jensen アナス・トーマス・イェンセン
●Cast:Mads Mikkelsen マッツ・ミケルセン Rolf Lassgård ロルフ・ラッスゴル Sidse Babett Knudsen サイズ・バベット・クヌーゼン
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2007-07-17 18:14:26

■3時10分、決断のとき

テーマ:映画

■3:10 to Yuma
Three-Ten to Yuma and Other Stories
決断の3時10分


●コチラ、紛れもなくネイティヴな全編英語の西部劇デス。さて、これは1957年の西部劇で同題名「3:10 to Yuma」(Three-Ten to Yuma and Other Stories…なんて呼ばれているそうな。邦題は「決断の3時10分」(ユマ発3時10分、ってことですか)のリメイク。









「3:10 to Yuma」(1957年作)


オリジナルの方は、西部の荒れ果てた町の住人ダン・エヴァンス役に映画「シェーン」等のヴァン・ヘフリン。強盗団の頭であるベン・ウェイドに昨年亡くなったグレン・フォードが扮した。原作はエルモア・レナード、監督は、デルマー・デイヴィスだった。
今回は、ダンにクリスチャン・ベイル。ベン役にはラッセル・クロウ(ダンにベン、簡単な名デス)。その周囲に老けたなぁ~けど渋くていいゾのピーター・フォンダや「ホステージ」「X-MEN」のベン・フォスター。監督は「ウォーク・ザ・ライン/君につづく道」「アイデンティティー」等のジェームズ・マンゴールドに、脚本は「すべてはその朝始まった」「コラテラル」のスチュアート・ビーティーという面子なら、見たくなるではないか。








西部劇はまだまだ未開拓で知ったか振りも出来ないけどサ、アメリカ、カナダは9月公開作品に「The Assassination of Jesse James by the Coward Robert Ford」   「No Country for Old Men」 を含めて、3本の西部劇でっせ。う~む、あ、ペネロペ&サルマ姐さんの女傑物もありまっせ…。

オリジナルの邦題「決断の3時10分」の筋は、西部で恐れられた凶悪な強盗団のボスを捕まえた住人たちが彼を護送し、3時10分ユマ発の護送列車に乗せるまでを描いた物語。
強盗の親玉が凄腕の悪らしく…町はいつも危険にさらされ、住民は怯えという中、親玉を捕らえたが、さあ~こいつを生かしたまんま法の裁きを受けさせるためにウマ駅3時10分発の列車に乗せるまでの護送をしなくちゃなんねぇという危険極まりない役目を引き受ける羽目になったダン。★輝く金バッジの保安官じゃない、小さな牧場主であり、普通の夫であり父親が引き受けることになるには…訳があるのサ。







妻子の様子…罵る息子…な、何があったんだいッ。不甲斐ない親父なのか…しっかしなぁ~貧しい暮らしの中で家族を養うには覚悟がいるってことさなぁ。で、当然、親玉をしょっぴかれた子分(言い回しが変ネ;苦笑)は頭を奪還しに来るさ。
さ、さ、どーする!って中で、この物語は展開するのだが、オリジナルの筋書き通りに事が運べば、護送役のダンと強盗の親玉ベン…男2人の気持ちの中にはある思いが生じるのだ。で、もってオリジナルでは、最後の最後、クライマックスでのしかけがあるというのだが、さてリメイクの本作、スチュアート・ビーティーの脚本以前にジェームズ・ゴールドマン等も手を入れた模様。さ、いかがだろう。









ちなみに、ちょいと気になったオリジナルの脚本、監督であるデルマー・デイヴィスだが、「太鼓の響き」「去り行く男」「襲われた幌馬車」「カウボーイ」「最後の接吻」「縛り首の木」「避暑地の出来事」「恋愛専科」「スペンサーの山」「若き日の恋」「湖愁」等を手がけている。実はデルマー・デイヴィズは、スタンフォード大学で土木工学、さらに法律の学位を得ていたが、卒業後には映画会社の技術顧問として就職したことがきっかけとして、間もなく、彼は俳優としての道を歩み始めたのだそうだ。同時に脚本家、作家活動も開始。30年代から40年代にかけてのハリウッドの名作ともいわれる「化石の森」「めぐりあい」(邂逅)「晴れて今宵は」など、数多くの作品の原作、脚本を書いている。あの!ケーリー・グラント主演作、日本未公開作品である「Destination Tokyo」で監督デビューしたんだそうだ。この映画ちょっと気になっていたが未公開…そりゃそうだ、1943年の作…敗戦2年前だものナ。


Destination Tokyo(未公開作)

で、こういった旧作も気になってくるんだが、彼が監督した多くの映画の中でも…西部劇の場合、ちょっと描き方が変わっていた、という。
彼は10代の頃にホピ族とナバホ族のネイティヴ・アメリカンの友等と暮らすことに多くの時間を費やしていたそうな。そこでネイティヴ・アメリカンへの共鳴から、当事の西部劇の中で描かれる…インディアン=悪者、という従来の図式からは離れ、白人を美化しなかった西部劇を描くことに徹していたのだと。








そんな中でも本作のオリジナル「Yuma3:10」は、アンチ・ヒーローの西部劇の最たるものだそうだ。男らしい、ってなんだい…人間の中にある両極端な反応や精神に自らが気づいた時…自分とは相容れない相手の中に、実は自分の姿を見出すことになったなら…こんな生き方はいけねぇ~こんな生き方もあったのか、なんてね。いえ、ネ、見てないデスよ。見たくなったなぁ…旧作、オリジナル。昔映画をこーなったらとことん見たくなってきたゾ。本作は、来年には見られる、ってことかいな。(2007年/製作国アメリカ/アメリカ公開2007年9月/日本公開2008年かな)


▲Trailer


▲Official site
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●Directer:James Mangold ジェイムズ・マンゴールド
●Screenwriter:Stuart Beattie スチュアート・ビーティー
●Cast:Christian Bale クリスチャン・ベイル Russell Crowe ラッセル・クロウ Peter Fonda ピーター・フォンダ Vinessa Shaw ヴィネッサ・ショウ Ben Foster ベン・フォスター
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