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2005-01-31 22:24:58

■ルイーズに訪れた恋 P.S. ローラ・リニー トファー・グレース

テーマ:映画
●オスカーの行方が気になりながら、主演女優賞ノミネートに挙がったローラ・リニー出演作の『キンゼイ』を今更アップしても、という気がするので、一昨日の『ビーング・ジュリア』に因み、年上女と年下男の恋繋がり、で参るかな。切な系っていうんかな、こーいうの。どうだろ!?


■P.S. /邦題:ルイーズに訪れた恋は…

●ローラ・リニー扮する主人公は、コロンビア大学美術学部に勤務するルイーズ。ある日、彼女は面接にきた若い画家志望の学生を見て驚く。彼女は20年前、高校時代に最愛のボーイフレンドを自動車事故で亡くしていたのだ。彼女の前に現れた学生スコット(トファー・グレース)は、かつてのBFと異様なほど似ていた。それも誕生月日が同じ、という偶然なのか。。。忘れることの出来ない思い出に引き戻されながらも、目の前に現れた年若い学生に惹かれるルイーズ。一人思い悩む彼女の周囲の人々として、離婚した前夫ピーター役にガブリエル・バーン。母親役にロイズ・スミス、親友にマーシャ・ゲイ・ハーデンなどがしっくりと登場。
映画『ミスティック・リバー』で、当方の印象に一等強かったのはローラだった。そこは女優、ここではなんとも切なげで、時に大人の女の穏やかな笑顔を見せてくれる。先日、コメントで切な系を、というリクエストもあり、コレ、本日はアップ。
さ、トファー・グレイス、出てきた。『Traffic』トラフィックの懲りない薬物依存症の小僧が実に印象的だったが、こーいう風になるわけ。『Mona Lisa Smile』モナリザ・スマイルや『Ocean's Eleven』オーシャズ・イレヴンより、ぐっと出てきた。次回作は、既にアメリカで公開になった『In Good Company』イン・グッド・カンパニーには、当方は今ひとつ乗れないままだ。
君、アンドリュー・マッカーシーとマイケル・J・フォックスの影がないかい、少しだけ、カイル・マクラクランを振りかけたよーな気配がする。そこが心配さ。嫌なヤツをおやりなさい。嫌なヤツ、小憎らしい、っても充分大人だから、憎たらしいヤツをおやりなさい。そーいうの似合うんだ君は。ま、これから巧く育てばいいんだがね、とツボヤキ。

映画は、取り敢えずコレお薦め。まだトファー頼りないが、ローラ見るには良さそう。回りもぐっといい役者だし。当方は、役柄では頼りない元夫役のガブリエル・バーンとローラのスチールにただただ見惚れた、だけなんだが。コレ、外れだったらどーしよー。ガブリエル見てりゃ気が済むか、な。
『東京タワー』よ、息子のような年齢差でも、こーいう軽目でもさらりと深めてくれるのが映画の持つ独自の雰囲気とちゃうやろか。見習ったらエエです。(2004年:製作国アメリカ/2004年10月15日/NY,SF,LA リリース10月22日/wider release11月5日/日本公開2006年9月9日公開)




TRAILER
Official site
オフィシャルでもTRAILERはご覧になれます。

■P.S. / ピー・エス
●Directer: Dylan Kidd ダィラン・キッド
●Screenwriter: Dylan Kidd
●Cast: Laura Linney ローラ・リニー Topher Grace トファー・グレース Gabriel Byrne ガブリエル・バーン Paul Rudd ポール・ラッド Lois Smith ルイズ・スミス Marcia Gay Harden マーシャ・ゲイ・ハーデン
※ローラ・リニーいいでしょ。しかし、オスカーは今回は泣いて貰おう。ゴメンネ。
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2005-01-30 22:17:10

■サンダンス映画祭&『プライマー』

テーマ:映画
■サンダンス映画祭&映画『プライマー』
●サンダンス映画賞の授賞式の内容がアップされた。
20日から開幕していたサンダンス映画賞は、29日に戦争や国際政治に関わるシナリオ、また、個人的な心理、苦悩をモチーフにした作品が受賞し、閉幕したというニュースソースだった。
授賞は、審査員賞に、ドラマ部門「Forty Shades of Blue」(左:Ira Sachs)、ドキュメンタリー部門「Why We Fight」(右:Eugene Jarecki)が選ばれた。
「Forty Shades of Blue」は、夫と若い妻、そして疎遠になっている息子の三人による家族関係が描かれているというのだが、妻が若いロシア人という設定が物語をユニークなものに仕上げているようだ。
「Why We Fight」は、その題名でも予測できるように、アメリカの慢性的部分=好戦的な面を捉えた作品の模様。

一般聴衆によって選ばれた「Hustle & Flow」は、ヒップホップをベースにしたテレンス・ハワード扮する麻薬売人の物語。 クレイグ・ブレワーが書いた作品で、監督はジョン・シングルトン。

サンダンスの常連であるヘンリー・アレックス・ルービンとダナ・アダム・シャピロの今回の作品は「Murderball」。車椅子の生活を送ることになった、ある運動選手が自らと闘い社会復帰を目指すドキュメンタリー。

今回、新たに設けられた国際映画部門では、ドラマ部門は、アンゴラの数十年に渡る内戦下で映画製作を行ったゼゼ・ガンボア監督作「The Hero」が受賞。これはアンゴラ、ポルトガル、フランス合作の作品だ。また、ドキュメンタリー部門は、オランダのレオナルド・リテル・ヘルムリッチ監督作「Shape of the Moon」が受賞。

この他の受賞としては、ノア・バウムバッハ監督作で、ジェフ・ダニエルとローラ・リニーを主役に、家庭崩壊の物語を描いた「Salt screenwriting」等がある。

この辺りの作品は、既に今年公開されるようだが、あくまでもアメリカの話。『スーパー・サイズ・ミー』のようなユニークな作品であれば、ドキュメンタリーであっても早期の上映となるのが。さて、日本からは、どーいう配給会社が覗きに行っているのか。

と、いうところで、上記の作品は既にスチール関係はあるのだが、紹介は後回し。
実は、昨年のサンダンス映画祭で審査員賞を取りながらも国内公開がまだ、という作品があるのだ。但し、多少の旬、という趣きのある作品であり、時間が経過すれば新鮮味が失われるのにな、と当方は悔しい。
見たい映画は、まだまだあるのだ。オスカー関連のアップを継続していくつもりなのだが、今日のところは、ちょいとコチラをご覧いただきたい。
とにかく、低予算で作った作品だが、そそられるものが、ある。


■PRIMER / プライマー

●映画「PRIMER」の主人公は2人の若いエンジニア、エイブとアーロン。彼等は、企業の技術研究員であるが、仕事が終ると、プライベートの時間を更なる研究のために協力しながら独自のプロジェクトの実験を重ねている。
ところが、2人の開発していたプロジェクトの実験中に、今まで彼等が想像もつかなかった方法で、人間の生命を揺るがしかねない(?)著しい発明に遭遇する事になる。当初は何が起こったのかさえ、分からない2人が、徐々にその事実に直面し始める時、この2人の若いエンジニアには思いがけない変化が生れるのだ。彼らの発見は、とてつもない富をもたらすのか・・・彼等が直面する最初の挑戦とは、いったい何なのか。

この映画で監督(脚本も)デビューしたシェイン。刺激的で新しい感覚の才能ある監督のデビューと賞賛され、2004年サンダンス映画祭「Grand Jury Prize:ドラマ部門」で見事にグランプリを受賞したこの作品は、見る者を魅了するインテレクチャル・スリラー(知的スリラー)と呼ばれた。

監督のシェインは、実際に、元エンジニアであり、この映画の主人公の仕事の様子などは、彼の経歴がそのままいかされている、という。
映画「PRIMER」を自ら構想し、脚本、監督、編集、なんと主演も演じているシェインだが、これ、低予算ならではの合理的な手段であり、また短期間で撮影するための方法論だった模様。撮影場所は見れば分かるのだが、夜には使われない倉庫や夜中のパーキング、工場といったお金のかからない場所、設定が成されて、映画化にこぎつけている。しかし、そういった類いへの危惧は無用。要は中身だ。いったい、何が起きるのか、起きたのか、TRAILERもよく出来ているが、長丁場の★Primer-Ten Minutes of★をご覧いただきたい。(右写真は昨年の授賞式でのシェイン)

さて、舞台裏の監督シェインに関する詳細は、サイトにあるので楽しんでいただきたい。ま、役者顔負けのマスクの人物なので、出演については自信もあっただろうが、この映画は彼自身の客観的な視点が映画の内容、そしてその製作過程においても有利に働いたようだ。昨年の10月4日には、『USA TODAY』主催で、『PRIMER』に関して、ファンとチャットを開いて話題にもなった。(2004年/製作国アメリカ/2004年10月8日NY&LA/日本公開未定)


TRAILER
Clip
★Primer-Ten Minutes of★
▲是非「play」をクリック!じわじわっときます(10'14")
Official site

■PRIMER / プライマー
●Directer & Screenwriter: Shane Carruth シェイン・カラース
●Cast: Shane Carruth シェイン・カラース David Sullivan デイヴィッド・シュライヴァン Anand Upadhyaya Casey Gordon Carrie Crawford
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2005-01-29 22:52:24

■そして、ひと粒のひかり Maria Full of Grace

テーマ:映画


■Maria Full of Grace そして、ひと粒のひかり

●アカデミー賞ノミネートが発表され、主演女優賞に、Catalina Sandino Moreno=カタリーナ・サンディーノ・モレノ、彼女の名が挙がった。
以前から話題にはなっていたものの、ベルリンでの受賞もあったし、と思っていたがここに来てノミネートに浮上した。アメリカ主要メディアの評価もA並びという高い評価を得た作品ながら、オスカーノミネートという事実に、昨年の『クジラ島の少女』の主演女優賞ノミネート滑り込みを思い出させた。但し、この作品の内容はかなりハード。

映画『Maria Full of Grace』は、アメリカでは17歳以下は保護者同伴でなければ見ることの出来ない映画。この映画は薬物、猥褻、暴力に満ちている。

物語の舞台は、コロンビアの小さな町。雇い主のボスから搾取され続けてながらも職のない人々が働き続ける造花工場の労働者であるマリア。マリアが得る僅かな稼ぎで成り立っている生計。母親や祖母、そして妹等と暮す絶望的な日々の生活に、マリアの希望は全く見出せない。そこが描かれているから、マリアという娘が、なぜ麻薬の密輸入に加担するのか、さらにどうやって密輸入を企てるかという詳細が現実味を帯びて来る。働いても働いても我が暮らし一向に楽にならず。。。搾取されながら、若さゆえに誘惑も過る工場で、自らの感情も押し殺したように無心に造花のバラを作り続けるマリアだった。

しかし、ある日、妊娠している事に気付く。子どもの父親であるBFのホアンに告げると、どこかいやいやながらも責任上、彼女と結婚すると言う始末。そこには、彼女が望むような愛情は皆無だった。マリアは結婚を拒否する。

どこにも自らの安息の場を持たないマリアの憤り、やり場のない怒りは、ある日あらわになる。バラ工場を飛び出すマリア。彼女の家族は慌てるが、もう元に戻るつもりもないマリアが行った先はボゴタ。そこで優しげに近づいてきたのは麻薬の密輸入業者だった。一回の旅行で約4年分の稼ぎが出来るという甘い誘いにマリアは決断する。


▲クリック TRAILER

マリアは麻薬の運ぶ事を選んだ。行く先はニューヨーク。渡航する前に、彼女がやらねばならぬ事、それは麻薬を自らの胃袋に収めて密輸する運び屋になるための訓練。
ドラッグで満杯のペレット(カプセル状)を飲み混むためには、同じ位の大きさのブドウを一粒一粒を丸呑みする。ペレットは、驚くほど大きいプラスチックで包装されているのだ。

実行の時。消化を遅らせる薬を飲み、その後に麻薬入りのペレットを62個を呑み続けるマリア。仮にペレットのひとつが胃の中で破損すれば、それは即、彼女の死に繋がっている危険な賭け。ニューヨークに到着する前に排泄されるようなことがあれば、再摂取しなければならない苛酷な賭け。行動を共にしたルーシーは、ニューヨーク到着前にペレットのひとつが胃の中で破れて死ぬ。

密輸業者として成功するには、緊迫した状況下での異常なストレスを克服できるかが鍵。真面目な顔で嘘を突き通す事が要求される。マリアは査問され、脅かされるが、妊娠という隠れ蓑が彼女にはあった。

麻薬の密輸入のアンダーワールドに自ら入り込んだマリアの運命が、どう転がっていくのか、彼女自身が何を体験するのか、映画「Maria Full of Grace」のタイトルに結ばれる製作者の思いがある。
邦題は、「そして、ひと粒のひかり」だが、ご覧になっての感想を待とう。

今回、アカデミー賞主演女優賞にノミネートされたカタリーナ・サンディーノ・モレノは、17歳。彼女が等身大の若さで演じるコロンビアのマリア像は如何なものだろう。マリアが欲した自由、そして彼女が選択した痛々しいまでの命賭けの果てには何が待っているのか。映画の日本公開は2005年、本年秋だという。

さて、この映画は、現実問題として、昨今、麻薬取引に何千人もの若いコロンビアの女性が関わっている現実を明らかにするだろう。物語には予測できないような陰惨なシーンも用意されているというが、最後までこの映画に付き合ってみよう。

マリアは、危険な賭けを前にして、巧みな妥協を心得、自分が生きる為の選択をする。それは邪悪な者達に連なる事なのだが、マリアの備え持った礼儀正しさや道徳感が消滅しない辺りが、見る側に不思議な威力を発揮するのだと思う。

どのような状況下にあってもマリアという娘は魅力的で、賢く、活発な若い女性である、そこは揺ぎ無い。カタリーナが主演女優賞にノミネートされたのは、主人公マリアにそれらが失せることなく見出せるという救いがあるからだ。


Official site
オフィシャルでもTRAILERはご覧になれます。>


●Directer & Screenwriter:Joshua Marstonジョシュア・マーストン
●Cast: Catalina Sandino Moreno カタリーナ・サンディーノ・モレノ  Yenny Paola Vega イェニー・パオラ・ベガ Guilied Lopez ギリエド・ロペス Patricia Rae パトリシア・ラエ Jhon Alex Toro ホン・アレックス・トロ
★ベルリン国際映画祭 2004年銀熊賞女優賞受賞・アルフレード・バウアー賞受賞 ★NY批評家協会賞2004年新人監督賞受賞 ★LA批評家協会賞・ニュー・ジェネレーション賞受賞 ※オスカーの受賞はないと考えています。しかし必見です。
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