文藝PIERROT

サブカルに光あれ


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さよなら絶望先生を久米田康治というPNで合作活動している久本康の「カーナビ刑事・ナビィ」を読みました。

ネガティブや社会面が米田治の担当なら、久本康はポジティブやPOP面を担当しているのが個々の作品を見ればよく分かる。

あの革命的な作品に贈られるというカルチェラタン漫画賞を受賞した「カーナビ刑事・ナビィ」です。

カルチェラタン漫画賞に相応しいその作風は見ていてドキドキしますね。

独特の台詞回しが特徴的で、作品内に散りばめられた名言の数々といい、ストーリーの地盤自体は王道なのですが演出がひたすらに奇抜。

ドラマで言うのなら「踊る大捜査線」系統ですよね。

キャラ設定もよく練り込まれてて、母の形見であるCDカーナビを使い続けるナビィの人間くささ、ひたむきさに惹かれている人も多いはず。

ライバルの最新型HDDカーナビ刑事・ゴリラも良い味出してて、結構デッドヒートが燃えるんですよね。

あのゴリラのモデルがオダギリジョーらしいんですけどどう思います。

僕は、まぁ、見た目はともかく、雰囲気的にはありっちゃーありかなぁーって感じです。

この漫画には泣ける演出や燃える演出が盛りだくさん。

ひたすらに少年漫画的でありながら、その内容の高さは大人が読んでも楽しめる充実っぷり。

コミカルでありながら、どこまでもリアリティ。

この漫画はそのギャップが受けている気がする。

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さよなら絶望先生が米田治と久本康の合作であるのは有名な話。

その米田治の作品である「深い淀み」を読みました。

03年から二年間の充電していたアングラ漫画家である彼の作品をご存じですか。

何故そこまで救われないのか。

何故ここまで厭世観がつきまとうのか。

どこまでも暗い作風なんですが、どこか心地よいんですよね。

この「深い淀み」も素晴らしく黒い。

閉塞的な村、死の伝説が付きまとう沼。

作者はインタビューにて、この作品を「山で鳩の死体を見た。それを地元の老人が見て美しいと言った」ところから着想を得たと答えている。

鳩と言えば平和。

その死体、つまり、平和の崩壊。

それを見て美しいと言った地元の老人。

老人とは神格化されやすいモチーフであることは言うまでもない。

これが地元という言葉が付随していることから、太古からこの地に根付く土地神というべきかもしれない。

そういった存在が平和の崩壊に美を崇拝している。

そういう信仰を意味しているのか、超現実的存在がそこを目指しているのか。

ともかく人が死ぬ。

みんな死ぬ。

どんどん死んでいく。

そして、それは沼から現れる。

それがなんなのかは、あなた自身の目で確認し、そして解釈していただきたい。

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