吹越満!!!
吹越満と呟くだけで私の心はドッキドキしちゃいます。
かぁわいいよお。格好良いよお吹越満。日本人が知るべき俳優吹越満。
吹越満がどんな俳優かと言えば、名準主役、とか名脇役、という感じで
あまり主役にはならないタイプです。
でも、主役を引き立てるくらい味のある名キャラなので、劇に深みが出る。
いわゆるイケメン俳優では無い分、演技で突き抜ける俳優というイメージです。
吹越満の見た目は、地味です。
身長も168cmと普通ですし、目が大きいとかでもないし、印象に残るわけでも無い。
ただ前述の通り演技が突き抜けているので、演るキャラはまあ多彩です。
その細い目、鋭い眼光を使って冷徹な役人を演じる時もあれば
見た目の凡庸さを活かして「小心者の一般人」になる時もあります。
かつては日本的な目鼻立ちから、大河ドラマで公家を演じたこともありました。
それだけ多くのキャラクターを演じ分ける上に、演技力もあるので
いわゆる「濃いキャラ」を演じることも多々あります。
先日の唐沢寿明は、イケメン系でふざけた演技ができる所に魅力がありますが
吹越満は「普通」を活かしたキャラを演じながら、突き抜ける所にギャップがあります。
例えばさっきの「小心者の一般人」は、園子温監督の「冷たい熱帯魚」ですが
ここで彼は人に乗せられて殺人者となり、うつろな目で返り血を浴びます。
大河ドラマの公家役では、政府から厄介者扱いされて逆ギレし、わめきちらします。
元々吹越満は、あんなに普通そうなのに「下品な一発芸」で世に出たコメディアンです。
つまり、本当は中身がかなりファンキーなのです。それを隠せる人なのです。
このファンキーと外面のギャップ、普通の人のような顔してながら普通はできない演技、
そしてキャラの崩壊、このあたりが私が名前呟いただけでドキドキ出来る吹越満の魅力です。
普通の顔してどんだけの深みをその瞳の中に閉じ込めてるんだよ!!!ってことです。
これ、意外と知ってる人がいないと思うのですが、ねえ、皆、見てもっと吹越満を。
できれば「北条時宗」の宗尊親王の時の吹越満を見て。公家言葉で悪態付く吹越満を。。
ああ、もっと彼が知られるにはどうすれば良いだろうと、もうホント思います。
とりあえずドラマとか映画とかで吹越満って書いてあったら皆見てね!見て!!!
という話でした今日は。覚えてね!
さて明日はまた芸能人ですが、30代。
恐るべきおっさん候補生について語ります。
お楽しみに!