10代後半 女性 高校2年生(バスケットボール) 近江八幡市
症状 : アキレス腱の痛み(両足)、膝の痛み(両足)、下半身の張り
状態 : ・1年前に膝を痛めてから膝周り、太もも、足首、腰など痛くなるようになった。
・今回は、2週間前に痛めたアキレス腱が痛くて練習を休んでいる。
・痛めるようになってから下半身に張りと痛みがある。
施術 : アキレス腱のフリクションマッサージ(こする)、アキレス腱の筋膜リリース
今までの全ての症状の原因である下半身全体の筋膜リリース。
骨盤周辺の調整(臀筋、腸腰筋などのリリース)
(1回目施術前) (1回目施術後)
(2回目施術後) (3回目施術後)
1回目 アキレス腱は少し抑えただけで痛かったので、負担の少ない方法(フリクションマッサージ)で調整してから、筋膜リリースに移りました。 施術前と比べて痛みは少なくなったので、太もも前面が伸びるようになり、多少膝が曲げられるようになりました。足首の可動域も広がり少し伸びるようになりました。
2回目(10日後) 前回施術した後から下半身が軽くなったそうです。アキレス腱の痛みも軽減されたので無理をしない程度に練習に復帰しているそうです。2回目の施術後は、若干のアキレス腱の痛みはありますがある程度、正座ができるようになっていました。
3回目(6日後) 2回目後から通常の練習に復帰したそうです。状態も随分良くなりましたが、練習後と体重を載せての正座の時は、踵の一部に痛みが残ります。
4回目(15日後) アキレス腱の痛みは練習中、正座時は無くなった。練習後に多少痛みがあるが調子は良い。今回は練習量が多くて膝周りの張りが強く、痛みが出たので来院されました。
施術後は痛みはありません。
何度も痛めていると筋膜に収縮・癒着がおこります。その状態では慢性的に疲労感を感じたり、関節の可動域が制限されます。 そのまま痛みを抱えながら運動を継続すると、筋膜の癒着が広がったり強くなったりして新たな痛みが出てしまうという悪循環に陥ります。
この方もそのような悪循環で何度も色々な箇所を痛めているようでした。1回目から下半身が軽くなった、痛みが軽減された、可動域が広がったと筋膜の癒着が取れてきていることを実感していただけているようです