理事長のほっと一息
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  今日午前9時30分から、やまびこ園で、平成29年度第4階理事会、引き続いて臨時評議員会が開催されました。

年度末のお忙しいところ、理事、評議員、監事の皆様方、御出席いただきありがとうございました。

 

  理事会では、平成29年度補正予算及び平成30年度事業計画、予算の件が審議され、御承認をいただきました。

また、評議員会では、理事長及び常務理事の退任による、理事の選任と理事長の報酬について審議され、いずれも御承認いただき、心からお礼申し上げます。

 

  さて、最近では、会社を退職することを「卒業」と表現する人が増えているそうです。

「卒業」というのは、単に学業を終えるという意味だけではなく、何か成長して次のステップへ行く意味で使われているようです。

私も、3月末で、大好きな事業団を卒業することになりましたので、ブログをご覧の皆様にあいさつを申し上げます。

 

 

  平成25年4月、奥村前理事長の後任として、私が理事長に就任し、5年間、理事、評議員、監事、利用者さん、園児たち、保護者のかた、地域の方、関係機関の皆様方の御支援、御協力により、また、職員の皆さんに支えていただきましたこと、感謝に堪えません。

本当にありがとうございました。

  

  振り返ってみますと、事業団創立20周年記念事業をはじめ、自立促進支援センターやグループホーム新和の設置、社会福祉法人の制度改革の事業を遂行することができました。

  利用者さんや園児達との触れ合いの中で、多くの人と出会い、生きていくことの意味を深く考えることができたのは、私にとって人生の宝であります。

  『出会いこそ、人生の道標(みちしるべ)』

笑顔と感謝に包まれた幸せな5年間でした。

 

  今後は、新理事長の下、新しい体制で事業団がますます成長発展されますことを祈願し、事業団にかかわるすべての人たちの御健康と御多幸をお祈りし、私の退任の挨拶といたします。

  5年間、ありがとうございました。

                                                           感謝

  3月9日は、ありがとうの日(サンキュー)です。

今日から韓国で平昌パラリンピックの開幕です。

アスリートたちのどんな感動が生まれるか、楽しみですね。

選手やコーチ、大会を盛り上げるスタッフの皆さんに「カムサハムニダ」(ありがとう)です。

 

  日本語の中で一番好きな言葉は、「ありがとう」です。

世界には、ドイツ語の「ダンケ」、フランス語の「メルシー」、イタリア語の「グラッツィエ」、中国語の「シエシエ」等とありますが、「ありがとう」に勝る言葉は、ありません。

このブログをご覧になってくださる人に、心から「ありがとう」、感謝しかありません。

 

 

 また、3月9日は、「ミックスジュースの日」でもあります。

3月9日という日付が『3(ミッ)9(クス)』という語呂合わせからきているようです。

 

  以前、職場の朝礼で毎朝、スピーチのネタがない時には、ネットで「今日は何の日」を調べて、それを題材に話をしていたのを思い出しました。

  というわけで、今日のブログは、「ありがとうの日」ということで終わりにします。

季節の変わり目で、風邪が流行っていますので、お気をつけください。

それでは、また来週にお会いしましょう。

  毎月1回、事業団では施設長会議を開催し、情報交換や話合いをしていますが、その時に施設長から人間関係の悩みや部下の人材育成方法などについて質問を受けることがあります。

 

  「言うことを聞かない困った職員がいる。」

  「やる気のない職員がいて職場の雰囲気が暗い。」

  「理屈ばかり言って、行動が伴わない職員がいる。」

  「部下のモチベーションをアップさせるには、どうすれば良いか?」などなど、、。

 

  仕事、特に福祉の仕事は、人間関係が全てです。

人と人とのコミュニケーションにおいて言葉によって行われているのは情報の共有だけで、それ以外のものは、心と心でやり取りが行われています。

 

  私はよく朝礼などで、利用者さんや職員同士の間で、「笑顔で挨拶するように」言っています。

その笑顔にも心からの笑顔と表面上の笑顔があります。

  利用者さんから頼み事を言われて「面倒だなぁ」と思いながら、無理をして笑顔になったとしても、「面倒だなぁ」という心の中が伝わってしまいます。(利用者さんは、ピュア(純粋)なだけに、感性は鋭いです。)

 

  これは、上司と部下の関係でも同じです。

上司が部下に対して「困った奴だ」と思っていると、「上司は、自分を信頼していない」と感じてしまいます。

  つまり、上司が部下を信頼しないと、部下も上司を信頼せず、話を聴こうとしないのは当然です。「鏡の法則」ですね。

 

  この信頼関係を築くためには、どうするか?

以前にもこのブログでお話をしたように、「美点凝視法」の実践をお勧めします。

部下の問題点や欠点を指摘する前に、その長所や優れている美点を見つけ出し、褒めることです。

また、宮本武蔵の「我以外皆我師」、つまり、成長するほど、他人の長所が見えてきて、自分が学ぶべきことについて気付かせてくれる他人に感謝したくなります。

 

  最後に、上司になる人は、人を信頼し、受け入れること、そうすれば、相手は必ずそれに応えた行動をするようになると思いたいですね。

 

  『人材育成』、部下を育てるということは、やる気にさせることで、なかなか難しいです。

福井県も「福祉人材の育成」を重点課題としていますが、いろいろと経験を積み重ねながら、ステップアップ(成長)できたらいいと思います。