「賽の河原はどこにあるんですか?」
テーマ:ブログあの世授業15時限目
幼くして亡くなってしまった子供が河原で石積みをしている場所があの世にはあるそうです。
親より早く死んでしまう事は何よりも大きな罪であるという事で幼い子供は極楽浄土に行けません。
子供達が救われるのは石を積み上げて立派な塔を完成させた時だけです。
なので、河原で「一つ積んでは父の為、二つ積んでは母の為」とつぶやきながら石で塔を作り続けます。
しかし、完成しそうになると鬼が石の塔を壊してしまいます。
子供達は永遠に石の塔を作り続けています。
唯一、その子供を救ってくれるのはお地蔵さん。
なので道端にある石のお地蔵さんは幼くして亡くなってしまった子供の為に建てられた物が多く存在しています。
その賽の河原とはいったいあの世の何処にあるのでしょう?
河原というので川があるはずです。
あの世の川といえば、やはりあの川。
そうです超メジャーな「三途の川」です。
この川はあの世とこの世を分ける境の川でもあります。
1度川を渡ってしまうと、2度とこの世に戻る事はないといわれている川です。僕が気になるのは賽の河原があるのはこの世側の川岸にあるのか?
それともあの世側の川岸にあるのかです。
いろいろな地獄図をみたり、書籍を読んだりしてみると、どうやら賽の河原は三途の川の手前、この世側にあるようです。
子供の石を壊しに来る鬼はわざわざ三途の川を渡って出張してきているのがわかります。
向こう岸で子供達を見張っていて「そろそろ壊しに行くか」なんてやっているのかなぁ。
それはそれで地味な作業のような気がします。
僕は昔からこの賽の河原の話に大きな疑問がありました。
なぜ早く死んでしまった子供が鬼にいじめられなければいけないのか?って事です。
病気や不慮の事故で亡くなるのは子供に責任はないでしょう。
死んでしまったからといって親不孝だと責められるのは少し酷なような気がします。
だから僕はこう思うのです。
子供達は1人であの世に行かずに川辺で遊んでいるんです。
鬼が遊び相手になってくれているのだと思います。
いつか来る大好きなお母さんやお父さんと手をつないで三途の川を渡りたいんだと思います。
三途の川の手前にいるので亡くなった子供達は「この世」に戻ってきて、いつでも親に会いに来る事もできるはずです。
だから子供達も安心して石積み遊びを楽しんでいるはずです。
〆の言葉
「賽の河原とは親の顔を見ながら遊べる保育所のような場所かもしれません」





