ありがとうと言われる文章の書き方

自分目線より「相手の気持ち目線」を大切に。
相手に伝わる文章を書くと「ありがとう」という返事が届く。
そんな「ありがとうと言われる文章の書き方」と、そのための考え方をお伝えしています。


テーマ:
今飼っている猫はもう20才です。
ずっとずっと猫が好きな私ですが、犬を飼っていた時期もありました。キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルです。この世のものとは思えない耳の毛の手触りは今も忘れられません。


かわいかったんですけどね。猫と同居してたものですから、猫のうんちを食べちゃったりして、それはもう世話の焼ける犬でした。一言でいえば私のしつけが悪かったんですけどね。犬に責任はないですよね。


そんなこんなで数年飼ってはいましたが、東京への引っ越しをきっかけに、友達のおばあちゃんにあげちゃいました。犬が欲しいと思っていたようですのでね。でもこれ後で聞いた話なんですけど、おばあちゃん、犬の散歩中に転んで骨折しちゃったようなのです。いやあ、悪いことをしました。


ご存知ですか?キャバリアって見た目と裏腹に首の力が強いんです。足腰もがっしりしてますから、しつけが悪いと散歩中、めっちゃリードをひっぱられるんです。きっとおばあちゃん、あ、犬の名前はミルフィーさんというんですけど、彼女にグイグイひっぱられちゃったんだろうなあ。ごめんね、おばあちゃん。許してちょ。


おっと、そんな話をしたいんじゃなかった。犬の散歩について書こうとしたんです。え?誰が何の犬を散歩する話かって?決まってるじゃないですか。代官山にお住まいのマダムですよ。犬はもちろんちっちゃいやつです。ちょこちょこちょこちょこ歩いて全然前に進まないタイプの犬です。まあかわいいですけどね。そういう犬が近づくと、私はわざと見ないようにしてしまうんです。


あ、また話がそれた。それでですね、そのマダムがなんだって話なんですけど、これが衝撃だったんです。


あれは平日の10時か11時頃、晴れた昼下がりのことです。遠くから何やらまぶしい物体がやってくるんです。うお、何なんだ一体。そう思って物体が近づくのを待っていたら、やってきたのは全身真っ白の美しい女性なのですよ。なんて言うんですかね、真っ白の高そうな厚手のしっかりワイドパンツに、トップスはこれまたしっかり素材のプルオーバー。足元は華奢なペタンコ靴。そこ横をちっちゃい犬がちょこまかちょこまかやってるわけです。


なんていうか、もう完敗ですよね、完敗。犬の散歩ごときに全身真っ白コーディネートの人なんて、日本中探したってここにしかいないんじゃないですか?あ、そんなことないですか。もし見かけたことがある方いらっしゃいましたら、いつどこで見かけたのかぜひ教えてください。


代官山のオフィスに通いだしてかれこれひと月は経ちますが、いまだに全くなじめないでおります。通い始めた頃は代官山方面でランチをしたりしていましたが、最近は恵比寿寄りの場所でランチをするようになりました。今日なんて結局アトレ内の新宿中村屋でカレーを食べましたよ。家でよく新宿中村屋のレトルトカレーを食べるんですけど、正直レトルトの方が量が多くていいですね。結構辛くて四苦八苦しました。次の予定までさほど時間がなかったので、一皿たったの10分で食べました。その後おなかが痛くなったのは内緒です。


ああ、また話がそれてしまった。文章は書かないでいるとどんどん下手になりますね。下手でも毎日書かないとね。今後そうしていきます。


それにしても私という人間は、横浜生まれとはいえやっぱり北海道育ちの田舎者なのだなと改めて感じます。あの場所に私がなじめる日は来るのでしょうか。確信がもてませんが、なじんだ頃にはステージが二段も三段も上がる予感がして、それはそれでとても楽しみな気持ちがしています。
いいね!(35)  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

テーマ:
こんばんは。大竹ひろこです。


代官山のオフィスに通う方法はいくつかあります。私は恵比寿駅経由で通っています。


恵比寿駅西口を出てからオフィスまでは、ほとんど一本道で行けます。途中、うますぎる唐揚げで有名な『らんまん食堂』の前を通り過ぎると横断歩道があります。その横断歩道ではなぜかいつも赤信号に引っかかります。青になるまでの時間がもどかしいです。


信号が青になり、坂道を上ります。私は歩くのが速いので、途中、有閑マダムたちをすいすい追い抜いていきます。みなさま優雅に歩いていらっしゃいますよ。せかせか早歩きをするのは私くらいのものです。


……と思いきや、この私をすっと追い抜く人がいるではありませんか。すっと追い抜かれたと思えばあっという間に引き離されてしまう。なんやねん、この……



足長いし!
ふくらはぎ細いし!
背高いし!



スタイル良すぎやん!


身長185センチはあろうかというかっこいいお兄ちゃんなのです。


こんな感じの人をこの坂で、私は何人か目撃しました。なぜかみんな、Tシャツ、短パン、メガネにリュック。全身からおしゃれオーラを撒き散らしているのです。


蒲田にはいないな、あんな人。
さすが、代官山ですわ。

いいね!(22)  |  コメント(2)  |  リブログ(0)

テーマ:
初台駅直結の新国立劇場に行った。友達がバレエのチケットをくれたので、それを観に行くためだ。

バレエの演目は『ドン・キホーテ』。漫画で見たことはあるが実際に目にするのは初めて。キトリの踊りは実際どうなのか?想像するだけで気持ちが高ぶる。

バレエをよく観るという友達に聞くところ、バレエというものは3幕構成になっていて、1幕と3幕が明るくて、2幕は少し暗めの印象だという。2幕が暗い印象である理由は「必ず妖精がでてくる。その場面が必ず森」だからだそうだ。なるほど、たしかに『ドン・キホーテ』も2幕は森のシーンだった。アフロを小さくしたような髪型、背中に白っぽい羽、そんな妖精たちがくるくる踊っていた。

『ドン・キホーテ』は全幕通して衣装が素敵だ。色がいい。白、赤、黒、緑、紫、オレンジ、ピンク、水色。美しい。さまざまな色の衣装を着たバレリーナたちが踊っている。美しいものは心を満たしてくれる。へこんだ心にも、まばゆいばかりの色彩が染み入ってくる。

もちろん踊りも素敵だ。キトリの手先足先まで行き届いた感情、何度回ってもブレない軸。お相手の男性については、ジャンプの滞空時間が長く、空中で足をパンパンと合わせる動作が、まるでスローモーションのようだった。観終わった後は「こんな素敵な感動をありがとう」。心からの拍手を出演者たちに捧げた。


バレエを観るのはこれで3度目だが、今回はこれまでと違う点があった。よくバレエを観に来る友達も「めずらしい」と言っていた。一体何か?


3幕が終わって幕が下りる前、出演者たちは横一列に並んでお辞儀をしてくれる。その動作がとても優雅で、こちらの嬉しさは倍になる。トトトとみなで前に出てお辞儀。後ろに下がってまたお辞儀。それを3回繰り返し、幕は下りた。その後、両側から出る幕の間から、メインの出演者たちがちょこちょこ出てきてまたお辞儀をする。私たちは割れんばかりの拍手を贈る。

その後、一度下りた幕が上がった。出演者たちがまたお辞儀をする。再び、トトトとみなで前に出てお辞儀。後ろに下がってまたお辞儀。それを3回繰り返し、幕が下りる。観客席には立ち上がって拍手する人の姿も。前の方から「ブラボー!」という声が聞こえてくる。

その後、なんとまた幕が上がった。出演者たちが再びお辞儀をする。これでもう3度目だ。出演者たちは観客に向かって一体何度お辞儀をしたことだろう?もう数え切れない。

優雅なお辞儀の姿は、妙に私の心にズシンときた。なぜなら彼らは来てくれた観客に対し、体全体で感謝の意を表現していたから。どこかから「ありがとう」という自分の心の声が聞こえた気がした。こんなことはそうそうない。


そこで思った。
私は、私に何かしてくれる人に、きちんと感謝の意を表しているだろうか?言葉だけでなく、体全体で表現できているだろうか?いや、そもそも感謝の気持ちを持ち合わせているか?当たり前だと思っていないか?


幕が3回も上がったことで、観客は何度も何度も拍手をした。3度目のときはさすがに手が痛くなってきた。拍手はもうやめようかと思ったとき、先ほどの疑問が頭に浮かんだ。「いや、ここでやめるのはおかしい」「あんな素敵なバレエを観せてくれるまでには、相当な努力をしていたにちがいない」「それに比べて私の手の痛さなんてどうでもいいことだ。もっとありあまる拍手を彼らに!」


「感謝してたんだよ!」後からそう言ったとしても、相手に伝わっていなかったのならそれは後付けの事実だ。私は人に感謝の言葉を発しているか?伝えているか?伝わっているか?

ぐるぐるぐるぐる今も頭の中で、問いが巡っている。

いいね!(67)  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

テーマ:
こんばんは!大竹ひろこです。
どうもどうも。お久しぶりです。


人は人に言いたくなるものなんですね。すごく感動したこと、悲しかったこと、とても嬉しかったこと、ビックリ仰天驚いたこと。今日の記事はその4つのうち3つも当てはまる出来事について書きます。メルマガ読者の方にはすでにお伝えしましたが、ブログ読者のあなたにもお伝えしたくなったので……。



ヒントは「転職」です。



◇◇◇



今思えば、おかしな点がいくつもありました。
例えばこんなこと。


・4月の頭に「4月22日、あけといて」とSさんに誘われ、Iさん、Tさんと4人で飲みに行くことが決まった。(でもこのメンバーで飲みに行ったことはない)


・Sさんは店の予約をしていなかった。でも当日連絡がきて「予約とれた!」と言っていた。(金曜の夜なのに、そんな簡単に予約がとれるんだ、と思った)


・「あ、懐かしいね」会社に行くと、スタッフが7,8年前の写真を切り抜きしていた。


・その日、会社にちょっと寄って帰ろうとしたときNさんが「大竹さん、まだ会社来ますよね?」と確認してきた。(いつもはそういうことを言わない子。なんか変だと思った)


・20時半の予約だから間に合うように行こうとしたら、Tさんが「ゆっくりでいいんじゃない?」とのんびり言っていた。(なんで遅れていいんだろう?と思った)


・4人で飲みに行くはずなのに、Sさん以外、店の情報をあまり知らなかった。(『イーターブル』という店なのに『イスタンブール』とか言ってた)


・店に着いた途端、Tさんが「タバコ吸ってから入る」と言い出した。(え?まず店に入ろうよ、と思った)


・店の中をのぞくと、客が誰もおらず、すっごい空いていた。あ~こんな空いている店だから当日でも予約がとれるんだ、と思った)


・入り口の扉を開けようとしたら、扉の右にあるガラス戸に、Uさんがしゃがんでいるのが見えた。(あれ?今日はUさんもいっしょの飲み会なんだ、と思った)



この情報だけで、お気づきになりますか?



扉を開けたら……



たくさんの人たちが店の隅から出てきて、ワーッと私を迎えてくれました。


「え?え?」


クラッカーが鳴っていたような……。そこはよく覚えていません。あれよあれよという間に、そのクラッカーの中身の紙の束?みたいなものをワーッと首に巻かれて、私、呆然。何が何だかわからなくて、そばにいたSさんに思わずこう聞いてしまいました。


「ねえねえ、これって誰のための集まり……?」

「大竹さんのためだよ!」


ここここれが世にいう「サプライズパーティ」か!
私が夢に見た、ドッキリ企画か!


人間、驚きの度合いが大きすぎると、言葉が出てこないものですね。本当にただ呆然としてしまって、その後ぶわっと涙が出そうになり、慌ててこらえて笑顔を振りまきました。


そしてよくよくその場にいる人たちを見てみると、現役メンバーの他に、退職した人たちがいるではありませんか。


あ、あの人がいる!
え、あなたも来てくれたの!?
え、名古屋から??


感極まって頭がぼーっとしてしまう。
泣きたいけどそれ以上に嬉しさがこみ上げる。
こんな、こんなことってあるんだ。


「人望ですよ、人望。そうじゃなきゃこんな30人以上も集まりませんよ!」

「みんな気合いで定時に上がってきたんですよ!」

「8年間、本当にお疲れさまでした!」


その後は各テーブルを回ってみんなと話をしました。懐かしいメンバーと昔話をしたり、8年前からいっしょに働いてきた仲間と昔話をしたり、女性ばかりで恋愛話をしたり、男性たちと仕事の話をしたり。


その合間に少しずつ感じたこと。


「そもそもこのパーティを企画してくれたのは……?」

「退職者にわざわざ声かけしてくれたの……?」


Sさん、Iさん、Tさんの三人が中心となって、1ヵ月近く前から準備をしてくれていたと聞きました。このパーティの事前準備のためのスレッドがあって、そこでみんながやり取りをしていた、とも。


私、本当に1ミリも感づかなかった。


後からいろんな人に言われました。「あの時バレちゃったかな?と思いました!」
いろいろ変だなとは思ったけど、まさかこんな嬉しいことの伏線だとは思いもよらないわけです。最後にあいさつを、と言われたのですが、なんかもう胸がいっぱいで、言葉が出ないのです。


そこへ、でっかいバラの鉢植えと、段ボールでできた写真集をもらいました。(会社では段ボール製のデスクを使っているのです)。鉢植えにはバラの他に、古株メンバーの人型写真も植えられていました。


段ボール製の写真集には、みんなの写真と寄せ書きがたくさん!私はこれに「ブック」という名前を付けました。(『プラダを着た悪魔』に出てくるブックのイメージ)


何度も何度も涙が出そうになるんだけど、その場のみんなの笑顔を見ていると、嬉しくて嬉しくて、笑顔が勝るのです。

「大竹さん、号泣していいっすよ」

そんなことも何度も言われましたが、私は号泣するより笑顔でみんなと接したかった。みなさんは号泣を期待していたようですが^^;


さて、パーティがお開きになり、みんなでぞろぞろ駅に向かいました。恵比寿駅西口にみんなが集まったとき、お互いがお互いの顔を見合う、沈黙の時が訪れました。


「ん?」

「え、なになになに!?」


不穏な空気の中、男性陣が近づいてきて、


なんと「胴上げ」が始まったのです。


胴上げですよ、胴上げ。
私一応女なんですけどw


右側と左側の人数比がおかしくて、左側にいたIさん(男性)はほぼ一人で私を支えることになり……


「重い!重い!思った以上に重い!」っておいっ!しかも「大竹さん、体重○○kgでしょ」とズバリ言い当てられるという珍事も。


人生初の胴上げ。いや~、思った以上に高い視点まで持ち上げられるものですね。恥ずかしいやら嬉しいやら。「重くてごめん」この時だけは「やせよう」そう思いました。


大きなバラの鉢植えとブック。数々のプレゼントとみんなの笑顔に囲まれて、「今、人生で一番嬉しい瞬間かもしれない」と、私はそんなことを感じていました。


当日は号泣しなかったくせに、今これを書いている間はずっと涙が流れっぱなし。途中画面がにじんでにじんで、書きにくいったらありゃしない。


パーティに来てくれたみんな、ありがとう。
これまでいっしょに働いてくれた仲間に、ありがとう。
パーティを企画してくれたみんな、本当にありがとう。


あ、また画面がにじんで……


これを読んでくれたあなたにも、ありがとう。


世界一幸せ者の、
大竹ひろこより。






と、ここまではメルマガにも書いた内容です。
実はこの企画には、伏線がはられていたこともお伝えします。


2月26日の誕生日前に、IさんとTさんが私に尋ねました。

「誕生日プレゼント何がいい?」

少し考えて私はこう答えました。

「サプライズパーティがいい!」


結局、誕生日にはバスソルトのセットをもらいました。その頃ちょうど塩にはまっていたのでプレゼントはとても嬉しかった。でも「サプライズパーティなんてやっぱ無理か」とちょっぴり落胆したことは否定できません。


今の会社を辞める、そのことを彼女たちに伝えたのは2月4日。誕生日はその後です。そうです、そうなんです。誕生日会ではなく、送別会をサプライズパーティにしてくれたのです。


なんて粋で、なんて友達思いなのでしょう。
またまた胸が熱くなってしまう。


人生捨てたもんじゃないな。


深紅のバラは少しずつ枯れてきてしまった。でも、それでも色あせないみんなの思いは、ブックの中と私の心に、いつまでも住み続けてくれるのです。


{1196480E-97BF-4251-8546-E01B3A1525F9}

いいね!(66)  |  コメント(2)  |  リブログ(0)