スモール&ラクシャリーな船旅 ORIONⅡ その3 いざ世界遺産の宮島へ。 | トラベル・ディレクター津屋雅彦の旅ブログ「ツヤブロ」

スモール&ラクシャリーな船旅 ORIONⅡ その3 いざ世界遺産の宮島へ。

ツヤタビのツヤです。


豪州からやって来た、小さくて優雅なクルーズ船、オリオン2号の

瀬戸内海クルーズに試乗。

(英語読みでは、オライオン ツーと言う。)

そのレポートの前回からの続き。


宮島沖に錨をおろし、ゾディアック(ゴムボート)に乗って、

いざ宮島の浜辺へ。

これまで、若き頃の修学旅行で来た時も含め人生で何度もこの島には

来ているが、ゴムボートで宮島の砂浜に降り立ったのは、

初めてだ。

日本人には思いもよらなかったアイデアだ。

まさに、「宮島上陸大作戦」! なんか無人島に着いたみたいで

ワクワク、冒険気分。


トラベル・ディレクター津屋雅彦の旅ブログ「ツヤブロ」

トラベル・ディレクター津屋雅彦の旅ブログ「ツヤブロ」


トラベル・ディレクター津屋雅彦の旅ブログ「ツヤブロ」

トラベル・ディレクター津屋雅彦の旅ブログ「ツヤブロ」
厳島神社の大鳥居は、ちょうど、美しく水の上。

このクルーズ、ちゃんと満潮の時間を調べ、世界遺産の神社が

最も美しく見えるように、潮によって観光時間を変えるというから立派。

オージー達は、これが一生に一度の宮島かもしれないしね。



トラベル・ディレクター津屋雅彦の旅ブログ「ツヤブロ」

トラベル・ディレクター津屋雅彦の旅ブログ「ツヤブロ」
皆さん知ってました?

ここは、神社(神道!)のはずなのに、五重の塔(仏教)が建っている。

厳島神社は、貴族の平清盛が建てた宮廷風神殿造り。

美を求め、人々の信仰を集め、細かいことにはこだわらず、

華麗な建築物を建てたのだね。

神社も、お寺も両方信じてる日本人は、もうこの頃からだったんだね。

このツアー、ほとんどがオーストラリア人だったので、

ガイドさんは、日本人のベテラン通訳ガイド、畝崎雅子さん。

広島の最高のガイドのひとり。
日本人のツアーで回るより、ずっと楽しくて詳しくて勉強になりました。



トラベル・ディレクター津屋雅彦の旅ブログ「ツヤブロ」
日本人のツアーだと、厳島神社の裏のほうへは回らないことが多いが、

緑の美しい中、野生の鹿達にも出会う、軽いハイキングも。



トラベル・ディレクター津屋雅彦の旅ブログ「ツヤブロ」
すみません。花より団子ならぬ、鹿より饅頭!

日本人としては、やっぱり、紅葉まんじゅうを買わずして、広島を

後にはできまい。おまけに、ここ宮島が、紅葉まんじゅうの故郷。

藤い屋さんが、その元祖。

オージーたちから離脱して、別行動!


かの伊藤博文が、藤い屋の娘に可愛い紅葉のような手だと、

言い寄ったのを、両親が恐れ、代わりに

紅葉の形をした饅頭を急きょ創り、差し出したのが始まりといわれる逸話が残る。



トラベル・ディレクター津屋雅彦の旅ブログ「ツヤブロ」



しかし、宮島の鹿は、おとなしいというか、お利口。絶対に店の中へは

入らず、じっと入り口で立ち止まっている。どの店でもこのような風景を見る。
トラベル・ディレクター津屋雅彦の旅ブログ「ツヤブロ」


そして、広島、下関へとクルーズは続くのであった。


ツヤの宮島報告でした。


こだわりの旅、艶のある旅は、ツヤタビのツヤに訊け!

tabikobo@nifty.com まで。