2005-12-26

『あらしのよるに』

テーマ:映画について

arasi

2005年 日本  
監督: 杉井ギサブロー
原作/脚本: きむらゆういち  
キャスト(声):中村獅童、成宮寛貴、竹内力、山寺宏一



ある嵐の夜、ヤギのメイ仲間とはぐれてしまい、嵐をやりすごすため壊れた山小屋に避難する。

するとそこへ、同じように嵐を逃れて誰かがやってきた。

小屋の中は真っ暗でお互い姿が見えないので、相手が何者なのかはわからないが、心細さのためか言葉を交わすようになり、なかよくなっていった。

すっかり意気投合したふたりは、翌日ピクニックにいく計画をする。待ち合わせは、この小屋の前。

「あらしのよるに」を合い言葉に、再会を約束するのだった。

しかし、楽しみにしていたその翌日、待ち合わせの場所でメイの前に現れたのはオオカミのガブだった。


あらしのよるのあと、ピクニックに行くふたりがかわいかったです。

お互い、まさか「ヤツだ!」とは思っていなかったから、姿を見たときにはそれはお互いドギマギするんですけどね、特にメイなんて食べられちゃうという命の危険まであるわけですから、死と隣り合わせの世界ですよ、ガブとピクニックにいくなんて。

なんですが、お互いピクニックしながら、たくさんおしゃべりしたり、笑ったりしていくうちに、「あ、いいヤツなのかも」という気持になっていくところが、微笑ましかった。


ピクニックの時のお弁当ですが。

お昼になって、お弁当の風呂敷包みをメイが嬉しそうに開いて、出てきたのが”草”だったときには、あ、やっぱり♪と妙に嬉しかったです。

だって、彼はヤギだからさ、それはヤギは食べるよね、草を。主食だものね。

朝ご飯だって、夜ご飯だって、お弁当だって、草たべるよね、と。


一方、お弁当をなくしてしまったガブは、腹ぺこで、そばにいるおいしそうなメイを食べたいんですけど、友達だからこらえる・・・といった姿がなんかシビれました。

ガブ、おとこまえです。


ガブたち、オオカミを取り仕切っているボスのギロさんが渋かったです。

ボスっていうかね、あれ多分組長ですからよろしくお願いします。

竹内力だしね。いや、シブかった!


ガブの声は、怪しげな感じと、ダメオオカミっぽさがとてもよかったと思います。

さすがに、役者ですね、彼は。

メイもかわいらしくてよかったんですけど、すこーしだけ声が若者すぎかなという感があった。

いや、ガブとメイは少年ではなく青年だから、いいんですけど、でもメイはもう少し少年よりの声でもありだったかなと思います。

また別のキャストでみたみたいきもするなぁ。


メイのこと、ちょっとだけ「かぷっ」てかじってみたくなりました。


やわらかーい。

ちぇき。




[以下、ネタバレありなのでご注意を!]


ラストについてなのですが。

ついに、あちら側の、ふたりが目指した場所にたどりついたふたりが、すごく幸せそうで気持があったかくなりました。

なのですが、ちょっと引っ掛かることがありまして。

「これで、ずーっといっしょにいられますね!」っていう、セリフで、うーん、と思ったのですよ。

ずーっと一緒、ずーっと幸せ、ずーっと、永遠に?

・・・彼ら、すでに魂だけの存在になっているのかなぁ、なんて。

本人たちもそのことに気がついていないけど、実は魂だけになってたり。

それだったら、哀しくて哀しくてしょうがないなぁ、私。

まぁ、それこそ「解釈はひとそれぞれ」ってわけなのですけども。

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2005-12-19

『ブラザーズ・グリム』 

テーマ:映画について

グリム2

2005年 アメリカ/チェコ  原題 THE BROTHERS GRIMM
監督: テリー・ギリアム  
キャスト:マット・デイモン、ヒース・レジャー、モニカ・ベルッチ、ジョナサン・プライス


[今回、ネタバレ含みます。未見の方はご注意ください]

 

19世紀のドイツ。兄ウィル(マット・デイモン)と弟ジェイコブ(ヒース・レジャー)のグリム兄弟は各地の村を旅して、その地に伝わる古い物語を集め回っていた。その一方で、村人たちを苦しめている恐ろしい魔物がいればそれを退治し、賞金を手にしていた。ところが、魔物の正体は兄弟とその助手たちがでっち上げたイカサマだった。しかし、それがバレて将軍ドゥラトンブに捕まった兄弟は、ある村で起きている少女連続失踪事件の解明を命じられるのだが…。


予想していたよりも、もっともっと笑えました。

なんと言っても、グリム兄のマット・デイモンがうさんくさいことこの上なくて、よかったなぁ。


グリム兄弟は、魔女とか怪物とか魔物とか、そんなものを退治するという噂がいろいろな村に伝わって、行く先々の村でありがたがられる存在です。

そっちの・・・あやしげな業界での知名度があるわけですね。

どの村にたちよっても、かならず長老みたいのが頼みにくる。

「ぜひ、うちの村の魔物も退治して下され~」と。

グリム兄弟は、喜んで魔物退治を請け負うんですけども、その為彼らは村の人たちに高額を要求するんです。

で、お金の交渉をするのがグリム兄。

適当なことをペラペラならべて、取引をガンガン成立させて大金をせしめるといった、その口の巧さとひょうひょうとしたかんじがかなり笑いました。

いや、とにかくほんとにこのひと、きな臭くて最高です。


魔物退治について。

グリム兄弟はある村で魔女退治をたのまれるんですけどね、その魔女はニセモノなわけです。

グリム兄弟の仲間で、体の華奢な男性が”魔女役”をやってるだけなんですけどね、このニセの魔女が画面に出てきたとき、けっこうリアルな迫力だったので、本気でびっくりしかけました、私(汗)


弟は、そんな兄のやり方に反対で、できることならそんな、いわゆる人を騙す様なことはしたくないとおもっているんですが、しっかり巻き込まれているところがかわいいなぁ。


グリム童話のいろんなお話がところどころで出てきますが、その中で”赤ずきん”もありまして、これが一番好きです。赤ずきんちゃんかわいかったし、反面オオカミがやばいほど怖かったです。


最終的には、兄弟心は通い合っているところを見せつけてくれたので、うれしかったです。

とくにね、お兄さんですけど、彼はまぁデタラメなヤツですが、でも、弟のことをなにより大切にしてて、というかかわいがっているんだというのがあらためて感じることができて、

「おとこですね!ウィル!」

なんて思いました。



女王はけっこうかわいそう。
ちぇき。

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2005-12-17

『ピアノ・レッスン』

テーマ:映画について

 

ビクターエンタテインメント
ピアノ・レッスン

1993年 オーストラリア  原題 THE PIANO
監督・脚本: ジェーン・カンピオン
音楽: マイケル・ナイマン  
キャスト:ホリー・ハンター、ハーヴェイ・カイテル、サム・ニール、アンナ・パキン

 


19世紀半ば。
スコットランドに住むエイダ(ホリー・ハンター)は写真結婚で夫の待つ見知らぬ土地ニュージーランドの浜辺にたどり着く。彼女は愛する娘と一台のピアノを携えてやってきた。
エイダは、6歳の時から口をきかなくなり、ピアノが彼女の言葉であり、感情表現の手段なのだった。
しかし、夫スチュアート(サム・ニール)は、運ぶ困難を理由に、彼女の大切なピアノを浜辺に置き去りにし、さらに、彼は、原住民の言葉を解す仲間のベインズ(ハーヴェイ・カイテル)の土地とピアノを交換してしまう。
エイダは哀しみ怒るのだが、ベインズは彼女がピアノのレッスンをしてくれれば返してくれると言う。レッスン一回ごとに黒鍵がひとつずつエイダのものになっていく取引に彼女は応じるのだが、やがてふたりは激しく愛しあうようになる。だが、やがてこの事実にエイダの夫も気づくことになり・・・・・。



ハーベイ・カイテルが色っぽい。


以上!
ちぇき。


・・・・・すいません、嘘です(汗)

いや、でもカイテル氏が色っぽいのはほんとです。

もうね、表情も視線も仕草のひとつひとつもたまりません、マジで。

なんの目的があってそこまでかっこいいんですか?と問いたいですね彼に。


なかでも、エイダとの関係がダンナさんにばれて、彼女が”あんなこと”になっちゃって、娘が”それ(泣)”

を持ってきた時が一番ぐっときました。

あのね、ベインズの、悔しくてしょうがないという、最愛の彼女(まぁ、人妻なんですがね 汗)をよくも・・・!ていう苦悩の涙にはやられました。つらそうでつらそうで(涙)

みてられないのです・・・・・、でもよく見ましたけど、色っぽいから(完全に病な発言 汗)


ベインズは、ピアノの音色にひかれ、その音色をつくりだすエイダに心の底から魅かれるわけなんですけど、その、彼の気づきがよかったなと思います。

それまできっとベインズはピアノの音色などに感動する機会もないような、まぁ粗野な男だったわけです。

その彼が、突然に美しいピアノの音色、そしてその音色を作る女性にであってしまって、自分でもなんだかわからないけどとにかく、きっと心に何かが染み渡って、夢中になっていってしまう・・・

その様が、すごくよく伝わってきてため息ものでした。これは、カイテル氏の芝居に感謝したいかんじでした。


そんなベインズに、やはり魅かれてしまうエイダなのですが、彼女がまた振り切れていたなぁと思います。

少女みたいにかわいらしい面はほんとにかわいい。彼女の娘とじゃれあっている時なんてほんとにお子さまみたいで、こちらまでにっこりしてしまいます。

が、怒りの感情を顕わにするときは、もうものすごく激しい。彼女喋らないから、静かにおこるんですけど

その静かさが余計に怒りの激しさを訴えかけてくる感じでした。

ベインズとそういう関係になるときの彼女もよかったなぁ。


アンナ・パキンにははらはらさせられました。

演技がものすごく上手いが故に・・・。

この子の行動によって色々と事態があちらこちらにいく面もあるわけです、いろんな人の人生をかえることができちゃう立場の女の子なわけです。

なので、このちびちゃんの行動には「う、それは・・・・・(やめて~)」とかつい口走ってしまいました(汗)

あ、ベインズにピアノが置き去りにされている浜辺に連れていってと、母娘で頼みにいくシーン、あのふたりで一緒に首を傾げるみたいにする仕草がかわいかったです。

「ね?おねがい(うるうるうる)」みたいな感じで。あんな仕草されたら、それは断れませんからねぇ。


でも、痛いの(泣)

ちぇき。

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2005-12-07

『タイムリミット』 

テーマ:映画について
アミューズソフトエンタテインメント
タイムリミット

2003年 アメリカ  原題 OUT OF TIME
監督: カール・フランクリン  
キャスト:デンゼル・ワシントン、エヴァ・メンデス、サナ・レイサン、ディーン・ケイン、ジョン・ビリングスレイ、テリー・ローリン

マット(デンゼル・ワシントン)は米フロリダ州の小島で警察署長をしている。誇りをもって仕事に励み、周囲からの信頼も厚いマット。だが、プライベートでは、妻と別居中の身であり、さらに人妻であるアン(サナ・レイサン)と不倫の仲・・・、という状況だった。
ある日彼は、アンが病気で余命があまりない事実を聞かされる。彼女を助けたいマットは、莫大な治療費を調達するために、署に保管されている金を持ち出す。しかし、翌朝アンは夫とともに自宅の火事によって死亡。アンたちの死亡をめぐり調査がすすむにつれ、犯人はマットであるかのような状況証拠が揃っていく。無実の罪に追い詰められていくマットだが・・・。



人間関係がけっこうどろんどろんで、すこしだけあせりました(笑)


マットは、現在奥さんと別居中の身で、なおかつ別の女性と浮気中。

マットの奥さんは、彼より出世してて、このこともなんだか不仲の一端をになってるっぽい。

マットと奥さんは、会えば口げんかに・・・。

マットの浮気相手の奥さんのだんな様と、デンゼル・ワシントンは犬猿の仲で、顔をあわせれば、いまにも流血沙汰になりそうな香り。

このだんなは暴力夫で、奥さんを殴って蹴ります、そして、奥さんの浮気も浮気の相手が誰かも感づいてます。


いや、輝かしいですね、なんだかここまでごたごたしてる身辺というのは(笑)

ちょっとでいいから、整理してください(泣)


でも、そんな人間模様のなかで、やっぱりデンゼル・ワシントンは光っているのですよね。

人間的には誠実なんだけど、浮気もしちゃって離婚も秒読みで頼りなさげな一面もある男性像をしっかり印象づけてくれました。


マットと浮気相手の女性・アンの「浮気の現場」のシーンがかなりおしゃれだったと思います。

けっこうオトナの香りが色濃くて、どっきりですね、あれは。

アンがマットを自分の家に招き入れる、その口実がおしゃれだなとおもいました。警察署長で忙しいマットとのラブラブな時間て、こんな風にかくほしてるのかなぁ、ふたりは・・・と思いました。


マットと腐れ縁のような関係の、監視課チェイという男性がいるんですが、このひと見るからにあやしそうだなぁ、とか思っていたのですが、いざというときには割と頼りになる人で、見直しました。

お互いに、しょうのないやつだなとか思いつつも、でもどこかでつながってるという感じは、よいですね、みていて。


奥さんが、マットに、ひとりでいると子どもっぽくてみていられない、といったことをいうセリフがあるんですが、その時のデンゼル・ワシントンの表情がほんとに子どもっぽくてかわいかったです。



デンゼル・ワシントンの厄日。

ちぇき。

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