2005-11-25

『ベニスに死す』

テーマ:映画について
ワーナー・ホーム・ビデオ
ベニスに死す

1971年 イタリア/フランス  原題 DEATH IN VENICE
監督 / 脚本: ルキノ・ヴィスコンティ 
原作: トーマス・マン
音楽: グスタフ・マーラー 
キャスト:ダーク・ボガード、ビョルン・アンドレセン、シルヴァーナ・マンガーノ、ロモロ・ヴァリ、マーク・バーンズ、ノラ・リッチ

作曲家のアッセンバッハ(ダーク・ボガード)は、訪れたヴェニスの町で大変美しい少年に出会い心惹かれる。少年に対する想いが日に日に膨らんでいくアッセンバッハは、疫病を患い弱った体を引きずりながら、それでもなお少年の姿を求めてヴェニスの町を徘徊するのだった・・・。



実はずっと以前の深夜の映画でラストシーンだけみた記憶がありました。
ほんとにラストシーンだけをみた私の、当時の印象としては、

「あの男の人、大丈夫なのかな?いやに白塗りで、いやに蝋人形っぽいが・・・(怖)」

という感じで、名作(ってきいてるし)だしきちんとはじめからみておきたいなぁ、
でも、白塗り、こわいなぁ(泣)と痛切におもっていました。
今回やっとちゃんとみることができてよかったです。

普段、私は未見の映画のレビューはみないようにしてるんですけど、この映画のレビューはみてたんですね。そのどこかでみたレビューに「マーラーが聴きたくなりました」というのがあって、ふむふむと思っていました。
それで実際、私がみて思ったことは、


マーラーが聴きたくなりました(笑)


いや、もうね、映画とおして徹底的に随所にながれているわけですよ。マーラーが。
グスタフのテーマ曲ですね、あれ。
グスタフがタッジオに熱い視線を送れば、マーラー。
グスタフがタッジオへの想いに涙すれば、マーラー。
倒れれば、マーラー。船に乗れば、マーラー。笑えば、マーラー。死にかければ、マーラー。
この映画では、主人公グスタフをマーラーとしているわけなので、それはマーラーなのですが。
マーラーと繰り返しすぎて、いい加減わけがわからなくなってきている私ですが。
しかし、マーラー。
これがまた、かなりこちらの気分を盛り上げてくれて、映画のコンセプト(←え?)でもある熱病に冒されてるけだるい感じみたいなのがありありとでてるし、酔わされます。
けだるい、実にけだるい。
そして、マーラーを是非聴きたい。


タッジオは、ほんとにうつくしかった。
ほんとに原作通りな、彼のすがたかたちにおどろきます。
この映画、やっぱり神がかっているのでしょうか。
グスタフがタッジオに対し「そんな顔で笑ってはいけない・・・」と呟くところがあるんですが、タッジオには聞こえないよう密かに言ったこのことば。
恋してしまった、成熟した男性の激しい苦しさが、痛いほどこちらに伝わってきました。


それと、ネタバレになるのであまりかけませんが、
愛してしまったひとへのその 「想い」 を、グスタフは前に進めそうで進めなかったりするんですよね。
その想いのどうしようもなさ、もって行き場のなさが、ますます、熱病な気分をあおってたきがします。
ダーク・ボガードは、壮絶にすごい俳優だなぁといまさらながら感動してしまいました。



ぅあ(感嘆)
ち・・・え・・・・・き(←けだるげに)

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2005-11-22

『マイ・ボディガード』

テーマ:映画について

松竹
マイ・ボディガード プレミアム・エディション

2004年 アメリカ/メキシコ  原題 MAN ON FIRE
監督: トニー・スコット  
キャスト:デンゼル・ワシントン、ダコタ・ファニング、クリストファー・ウォーケン、ラダ・ミッチェル、マーク・アンソニー、ミッキー・ローク


元CIAの特殊部隊員ジョン・クリーシー(デンゼル・ワシントン)はこれまで、米軍の対テロ部隊に所属して16年に渡り暗殺の仕事を続けてきた。そのためか心を閉ざし、生きる希望を見失っている。

そんなクリーシーはある日、メキシコで護衛の仕事をしている部隊の先輩レイバーン(クリストファー・ウォーケン)から新しい仕事を持ちかけられる。それは、誘拐事件が多発するメキシコ・シティに住む実業家の9歳になる娘ピタ(ダコタ・ファニング)の“ボディガード”だった。

始めは乗り気でないクリーシーだがピタの無邪気さ、かわいらしいやさしさに触れ、閉ざされた心を徐々に開いていくのだった。だが、そんななかふたりは事件に巻き込まれることになり・・・。


しくしくしくしくしく・・・(涙)

デンゼル・ワシントンてどうしてこう印象にのこるんでしょう。

あの演技、すばらしすぎだと思うのです。


人生を捨ててしまってる感じのクリーシーが、だんだんとピタに対して愛情がめばえてくるその過程がなんともいえませんでした。

最初は、ピタのおしゃべりをうるさそうにきいていたりするんだけども。

クリーシーのこころが、人間らしくなっていくのをみているのはほんとにこちらの心があったかい。


ピタが歴史の勉強をクリーシーといっしょにしているシーンが特に好きです。

ピタに会った頃のクリーシーは子ども特有の「質問攻め」にうんざりするんですけど、この、愛情が芽生えてきた歴史の勉強のシーンは、「ほかに質問は?」とピタにきくんですね、彼。

まるで、もっと質問しろよというか、質問されるのを楽しんでいるかのようでほうっとします。

それから、やはり同じシーンで、ピタは唐突に、「クリーシー恋人はいるの?」ってきくわけです。

クリーシーに「こらこら・・・いまはお勉強中でしょ」といわれて、彼女は、

「クリーシーの歴史、クリーシー史を勉強したいもの」って答えるんですよね。

いかすよ・・・・・(泣)

かわいいなぁ。ほんとすてきなシーンです。


ダコタはやっぱりかわいいですね。

彼女の場合、かわいいだけではなくて賢い感じもまざっているので、もっとかわいくみえます。

無邪気さとこどもっぽいかわいらしさとかしこさがなんてバランスいいんでしょう。

子役ってむずかしいとおもうんす。妙に大人びすぎてしまったり、そのこども加減はこどもすぎだろうってかんじになってしまったりして。まぁ、こどもなのでこどもなのですけど、ね(笑)


ふたりのシーンをしあわせーとか思いながらみつつ、このまま事件がおきなければいいのに・・・とおもっていました、ひそかに(苦笑)

それじゃおはなしが始まらないのですが・・・(汗)


映画全体のテイストとしては、さすがに壮絶でした。

クリーシーの生き方ってかなりハードで、やっぱり悲しいです。

でも、ピタと出会ってからクリーシーがさらに悲しい。

あいするひと、たいせつなひとができると、人間てなんでもやってしまうのかもしれません。

というか、やってしまう、できてしまう、やらずにいられない・・・というかね。

クリーシーにとって、ピタはそれほどに「たいせつなひと」だったんだというのが、心にばんばんきてしまいました。


あ、それと。

クリーシーの親友、というか先輩役がクリストファー・ウォーケンだったのです。

実は、彼が悪役だったら、ましてや黒幕だったら、これはもう、私立ち直れないなぁ・・・と思いながらみてました(笑)

だって、ウォーケンですからね。

ひやひやしてたんですよね、ずっと。

どうだったかというと、・・・ウォーケンでした。はは。


バン!バン!バァンッ!

ちぇき!!

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2005-11-20

し・た・い♪

テーマ:映画について

今日は 『コープス ブライド』をみてきました。

死体の花嫁さん、とってもきれいでたのしかったです。

感想は明日にでも書いておこうと思います。


このところ みょうに眠いのですが、なんでだろう・・・寒いからだったりするのかな・・・

ねてもねても眠い

きづくとうとうとしている気がします。

酸素、たりないのかもしれません(笑)

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2005-11-14

『ルパン』

テーマ:映画について

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『ルパン』オフィシャルweb


2004年 フランス/イタリア/スペイン/イギリス  原題 ARSENE LUPIN
監督: ジャン=ポール・サロメ
原作: モーリス・ルブラン  
キャスト:ロマン・デュリス、クリスティン・スコット・トーマス、パスカル・グレゴリー、エヴァ・グリーン


モーリス・ルブラン原作のルパン・シリーズ生誕100周年を記念して製作。
『カリオストロ伯爵夫人』をベースに、原作シリーズの名場面を随所にちりばめ、若き怪盗紳士アルセーヌ・ルパンの活躍を大胆かつ華麗に描く。
1884年、叔父スービーズ公爵の屋敷に暮らす少年アルセーヌ。
ある日、彼は泥棒である父の指図で、公爵夫人が所有するマリー・アントワネットの首飾りを盗み出し、父に手渡す。父はそのまま逃走するが、翌朝死体となって発見され、悲しみに暮れる暇もなくアルセーヌと母は館を追い出されてしまう。
やがて、アルセーヌは20歳になり、怪盗として活躍していた。
スービーズ公爵の屋敷の娘で従妹のクラリスとの再会もはたし相思相愛になるふたり。
そんなスリルに満ちた充実した日々をおくるアルセーヌは、ある日、王家の財宝を狙う名士たちに捕らわれていたカリオストロ伯爵夫人を救出することに。彼女のその妖艶な魅力にたちまち恋に落ちるアルセーヌなのだが・・・。


若かりし頃のルパンて、とても新鮮でした。

世紀の怪盗紳士になるほんの一歩手前というか、紳士になっていくまさに途中というか、そんなかんじ。
若者特有の荒っぽさ(シゴトや女性とかに対してのツメの甘さというか・・・)と、手品師みたいにあざやかな、華麗な身のこなしをする、上等な紳士なかんじが、みえてはかくれるという印象でした。


ルパン役のロマン・デュリスを、この映画出はじめて知ったんですが、すごくいい雰囲気をもった俳優だなぁとおもいました。
ルパンのイメージを壊さないどころか、ルパンてこんな感じだったんだろうなととても納得させられてしまうような演技でした。
この人が、ルパンを演じた時点で、この映画は大成功の感じがします。


とても人間ぽいルパンがみることができて、私てきには幸せでした。
「人間ぽい」のは、多分、ルパンが紳士になっていく一歩手前だから、より色濃く人間ぽかったのかも。
ほんとに、ルパンがするほんのすこし心を痛めた表情とか、おどけてみせるところとかは、新鮮だったなぁ。


そういえば、ひとつ、少し心配なことが・・・(汗)
この映画の監督って、日本の・・・それこそ、みや○きアニメとかみてないですよね。
いや、ルパンの走り方が、またえらく似てたんですよね、アニメの「ルパンⅢ」に。
アニメのルパンも、かなり大好きな私ではありますが、アニメはアニメだしね。

この映画のルパンのテイストに、もしもアニメのルパンの要素が入ってたら(震)・・・とか、うっすらと思ってしまいました。
監督、ジャパニメーションに影響受けちゃったのかなぁとかね。

監督に、「勝手なこと言うなよ(怒)」とかおこられそうですが・・・。


ルパンが惚れてしまう、カリオストロ伯爵夫人なんですけど。
彼女、さすがに魔女っぽかった。
映画の中で、彼女の存在は、「あの魔女をやっつけろ」みたいなかんじで、とにかく人々からおそれられる
存在なのですが、その存在に十分に値するほど、妖艶で魔女っぽい女性でした。
なのですが。
それだけに、少し彼女が目立った感じがとてもしてしかたがなかった。
彼女に惚れたルパンは、その魅力になすがままに操られてしまうところがあるんですけど、そういうルパンは少々ざんねんだったなと思います。

なんていうか、つまりあの怪盗紳士ルパン(若者ver.)を操る美しきご婦人てかんじが、ひかりかがやいていたきがするの。

いくら若気にいたりとしても、ね。

ただ、それくらいかがやくような女性でないと、ルパンが惚れることができないから、ありはありだとおもうのですけども。


クラリスは、ほんとにかわいかった。清楚なお嬢様ってかんじがとてもよくでていました。

彼女、一途にルパンをおもうかわいい女の子なんですが、とてもしっかりした凛とした部分ももってる女性で、かっこよかったです。


ルパン父には、びびったね。

ちぇき。

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2005-11-06

『スネーク・アイズ』

テーマ:映画について
ジェネオン エンタテインメント
スネーク・アイズ

1998年 アメリカ  原題 SNAKE EYES
監督・製作: ブライアン・デ・パルマ
音楽: 坂本龍一
キャスト:ニコラス・ケイジ、ゲイリー・シニーズ、ジョン・ハード、カーラ・グギーノ、スタン・ショウ


ボクシング王座戦が行われているアトランティック・シティのドーム会場で、試合を観戦中だった国防長官が狙撃された。
狙撃犯は、会場内にいるだれなのか。

場内の誰もが真犯人の可能性がある状況のなかで、ドーム会場の出入り口は閉鎖され、誰一人外にでることはできない。

会場にいあわせた汚職刑事のリック(ニコラス・ケイジ)は、真犯人を捜すべく奔走する。


ゲイリー・シニーズがいい人?本気で?と半信半疑でよろこびながらみていたら、
やっぱりわるい人で安心しました(笑)
彼がわるい人でないと気分がのりませんもの。


お話の舞台は、ボクシングの試合が行われている大きなドームです。
王座戦ともあって、ドームの中ではたくさんの観客がガンガンに盛り上がっています。
隣同士のひとと会話をするのにも、声を張りあげないと聞こえないような、そんなかんじ。
声、枯れそうです。


その大イベントが開催されているドームの警備いっさいをまかされたのが、エリートな警察官のゲイリー・シニーズです。

国防長官も観戦しているので、責任重大な役目。


しかし、軍服とか制服がにあうなぁ、ゲイリー・シニーズ。

なんとなく、わーい。

ぜったい危険があってはいけない状況で、一番身に危険があってはならない官房長官はもちろん狙撃されてしまうことに。

「一切の責任はオレにある」と責任を負おうとするシニーズがそれはそれは潔くて男らしくてかっこいいのです。

眼光?もちろん、するどいですとも(うっとり)

あの、鋭い(やや危険な)目つきで、「オレの責任だ」とかいわても、こちら側としてはうっとりとするしか

ないわけです(←感覚が、間違っています 汗)

何か、責任を負わなければいけなくなった人の色っぽさ。

これは、もう耐えられません、うれしくて(←救いよう、なし 泣笑)


ニコラス・ケイジは、ゲイリー・シニーズの親友です。

悪徳刑事というか・・・・・、

犯人を逮捕しても、裏でお金をもらって、もみ消してあげちゃうような、不良刑事なんですけど、かーるいおちゃらけた感じがよかったと思います。

彼は、軽いヤツなんですけど、親友はとても大切で、例えその親友が悪いことをしたとしても、親友の味方をするんですけど、ある意味彼の生き方はかっこいいなと思います。

けして誉められるような素晴らしい人物じゃないと、自分でも認めてるけれども、自分にとって何が大切なのかはわかっていて、その大切なものは何が何でも裏切らない、裏切れない・・・それもありだよねとおもいました。

クールだなぁと。


国防長官暗殺の裏側は、かなり綿密な計算し尽くされた作戦だったので、どきどきしました。


対決が・・・(哀)

ちぇき。

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