千葉県柏市の不動産屋のブログ - 「不定点観測」

こんにちは。有限会社竹之内建設の鶴岡です。
50歳の営業マンが、日常や業務について綴ります。

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かばんはハンカチの上に置きなさい―トップ営業がやっている小さなルール/川田 修
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最近のビジネス書は、判で押したように


『~なさい』


というタイトルが付けれられていて、いかにも

「これさえやっとけば特効薬的に効果てきめんですよ」

みたいな空気が漂っており、あまり好きではありません。


あるいはこの時代、本を買うほうも成功者といわれる人間から

はっきりと指示をされることで、安心感のようなものを得たいと

いう心理が働くのかもしれません。


それはさておき、ビジネス書というのは本当に玉石混交で、

腑に落ちるものが10冊に1冊あればよし、

というのが体験則的な見解です。


今日、オープンハウスを任されたマンションで

読み終えたこの本は、今年の「10冊に1冊」かもしれません。


プルデンシャル生命のトップセールスマンが書いた

ものですが、この手の本に散見する「ねずみ講ビジネスの

成功者セミナー」的な偽善も、自己改革の強制もなく

(それ自体がこの本の戦略かもしれませんが)、

ささやかで誰にでもできそうな(でも継続する人は少ない)

行動のアドバイスと、自身の過去の成功例・失敗談が

肩の力を抜いた文章で綴られています。


特に、リクルートからプルデンシャルへ転職した理由を

「本当は、最初はお金(高収入)が第一の目的でした」と

正直に吐露するあたり。それと、ある程度キャリアを積んで、

社内でトップセールスのタイトルを獲るために起こした

行動の顛末は、共感する部分が多かったです。


*


私がお売りしているのは不動産です。

人生で一番大きな金額の、ほとんどの方が一生に一度の、

大切な買い物です。

「お客様のために」という気持ちと、自身の接客の技術と、

そこに介在する「(売上)数字」。

その内的バランスが崩れて、時折、悩むことがあります。


悩んだときは、「井戸掘り」をします。もちろん、個人的な比喩です。

お客様の気持ちになって、考えを掘り下げてゆくときの、ぐーっと降りてゆく感覚を

指しています。ハルキストの方々にはお馴染みの表現ですね。

本当に考え抜くと、相当疲れます。考えれば考えるほど不安要素も

生まれてきて、さらにもう一段階掘り下げることになります。


だから、考え抜いた「本命」にご案内したときに、お客様がにっこりと

笑ってくださると、本当にうれしい。

ここに決めます、と仰ってくださるともっとうれしい(笑)。


*


今月、大切な友人であるご夫妻の新居を仲介し、無事にお引渡しを終えました。

お二人とも、たぶん、喜んでくださっている、と思いたい(笑)

別の意味合いで「一生のお付き合い」となりました。

建物にトラブルがあったら、すぐに遠慮なく連絡してください。


「最初のモチベーションはお金でもいいけれど、ずっとそれだと営業職は続かない。

本当の喜びや楽しさはそこじゃない」

ということを、あらためて気付かせてくれた契約でした。


だから余計、この本に好意的なのかもしれません。

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