現役引退
引退メッセージ
僕が「サッカー」を始めたのが4歳の頃です。それから23年の月日が経ちました。
サッカーを始めた頃はボールを蹴ることに夢中になり、必死でゴールを決めることだけを目指していました。
9歳の頃に「ヴェルディ」に入り、U-13からU-19までは日本代表でもプレーをし、世界中のあらゆる場所でいくつものゲームを戦うことが出来ました。
サッカーは、喜び、悲しみ、友、出会い、試練を与えてくれました。
プロサッカー選手として、成功したとは決していえませんが、それが、素晴らしい「経験」となり「糧」になり、自分を成長させてくれたと思います。
プロサッカー選手になったのは、当時17歳で高校3年の時でした。
プロ初デビューは、J1の東京ダービーでした。
ヴェルディVS FC東京。
3万を超えるスタンド。
あの試合だけは、今でも忘れられません。
そして、いつも思っていました。
声を嗄らし全身全霊で応援してくれたファン、サポーター。
本当にみなさんの応援があったから、僕はプロサッカー選手を10年間やり続けてこられました。
今後、プロの選手としてピッチに立つことはありませんが、サッカーをやめることは絶対にありません。
これまで、一緒にプレーしてきたすべての選手、監督、コーチ、スタッフ、関わってきてくれたすべての人々、そして、最後まで応援し続けてきてくれたサポーターの皆さんに心から感謝しています。
最後に…
家族に感謝の気持ちでいっぱいです。
妻の七未には本当に支えて貰いました。
これからは、僕が支えていけるよう第二の人生を全力で頑張ります。
三浦淳寛さん・夕魅さん夫妻には、本当にお世話になりました。
淳さんは現役を引退しているにも関わらず、一緒にトレーニングをしてくださったり、プロサッカー選手として、1人の人間として、男として大切なことを沢山教えて貰いました。
僕の為に心から親身になってくださり感謝の気持ちでいっぱいです。
この場をお借りして、皆さん、心から、
今迄、本当に
「どうもありがとうございました」
弦巻 拳東