おおつる 求 ブログ

“みんなちがって、みんないい。 ちがいがあるから、オモシロイ。”
大津留が見た・聞いた・感じた・考えた事を、徒然なるままに。。

   おおつるWebSiteを大幅にリニューアルしました。http://ootsuru.com

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まだまだ、この社会は『常識』という暗黙の了解、ならぬ『暗黙の妖怪』が大勢をしめている。

 

 

男性は女性を、女性は男性を恋愛対象とし、

『結婚適齢期』になったら法律婚をして、

子どもを産み、家庭をつくる。

 

男親はバリバリ働き家族を養い、

女親は家事育児を中心にして扶養から外れない時間内でパートをする

などなど、きりがない。

 

 

この『暗黙の妖怪』にライフスタイルがピッタリと合致すれば、税制・手当など諸制度を最大限活用でき心地よいが、ひとつでも外れると労力が必要だったり、何気ない差別・偏見にさらされたり。

 

生きにくいこの社会。

 

 

好意的に言えば、長年の「伝統」があり、『暗黙の妖怪』が支配するこの社会は、高度経済成長期などでは合理的なシステムだったのかもしれない。

 

 

でも今は違う、と思う。

「経済発展の豊かさ」ではなく「幸せを感じる心の豊かさ」を求めていくべきだ。

 

ボクは会場の中で、そんなことを考えていた。

 

 

 

先日、昨年に引き続き「関西LGBT成人式2017」へ参加した。

 

心地良い空気に包まれていた「関西LGBT成人式」

 

 

会場内は、服装・パートナーなど、若者から年配の方まで、「ホントの自分らしさ」が溢れていた。

 

だれにも遠慮せず、誰からも指摘されない。

ステキな人たちが、ステキなスピーチをしていく。

 

 

会場内は撮影禁止。

これはホントに残念だけど、会場を一歩出ると『暗黙の妖怪』が支配する社会を意味する。

 

 

誰もが自分らしく生きることのできる社会。

 

そのために、微力ながらも地道に歩んでいこうと改めて。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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新年になると、様々な組織・団体が「旗開き」、いわゆる新年会を開催する。

参加させていただく様々な旗開きには、その組織らしい良さがある。

それを感じるのも、楽しみのひとつ。

 

部落解放同盟兵庫県連合会「2017年 新春荊冠旗びらき」には、政界・行政・労働界などから、たくさんの来賓が参加。

 

昨年12月、「部落差別解消推進法」が理念法ながら成立。

そのことに触れながらも、坂本委員長は厳しい顔で話した。

 

『この正月に他県の役員宅に、「エタ死ね」という年賀状が届いた。部落差別を無くしていくため、この法律をしっかりと実のあるものにしていこう』

 

法律に魂を入れていく作業が2017年だ。

左から、井戸知事、西村衆議院議員(自民)、坂本委員長、梶川県連代表(社民)、井坂衆議院議員(民進)、伊藤参議院議員(公明)、粟原県連委員長(新社)

 

 

 

 

 

茨木市を拠点に、時間外労働・未払賃金・パワハラ・セクハラ・非正規・学生アルバイトなど働く悩みの「駆け込み寺」であるサポートユニオンwithYOU「2017 旗開き」

 

乾杯の後、アコーディオンとギターの伴奏で、「インターナショナル」を全員で歌う。

久しぶりだった。30名ほどの参加者が一体となり、とても温かい空気。

 

 

 

 

今期最高の寒波にもノロウィルスにも負けず、

毎年恒例、自治会の新春餅つき大会

 

子どもから年配の方まで、また青年部やグンゼスポーツのインストラクター精鋭の方々など、たくさんの方々が参加し、餅つき体験と、つきたての美味しいお餅をいただく。

皆さん、お疲れさまでした。

 

 

 

 

雪降る中、議員定数が2減で28となった大阪府茨木市議会議員選挙が告示。22日投開票。

 

維新・自民が9名ずつ。公明6名立候補。43名で28議席の争い。

全力で仲間の応援をしたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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毎朝、コーヒーを飲みながら新聞を読むのが日課だ。

 

最近、中学の息子も読むようになり、どちらが先に新聞を手に取るか、微妙な駆け引きがある朝。

 

 

それはさておき。

 

 

最近、一番に目にするのが1面の「折々のことば」

 

先日、早朝からドキッとする言葉があった。

それがコレ。

 

折々のことば632 鷲田清一  2017.1.10

 

お前は常に自分が正しいと思っているだろう。しかし正しいことを言うときは人を傷つけるということを知っておけ。

竹下登

 

 正しいことをあまりに真っすぐ言われると、誰も表だっては反論できない。正しいその主張の陰で立場を失う人、窮地に立つ人のことを思えば、たやすくそれを口にできないはずだ。以後、そんな半端な自分をきつく責めさいなむことにもなろうとも。

 石破茂衆議院議員はかつて元首相にこう諭されたという。石破議員の講演録から。

 

 

 

竹下さんといえば『言語明瞭・意味不明』と揶揄された第74代内閣総理大臣。

政権末期の支持率が、自身が導入した消費税率(当時は3%)と同じだったような記憶も。

 

2000年に76歳でお亡くなりになったDAIGOの祖父。

 

 

 

話は飛びますが、ボクが心に留めている言葉のひとつに、竹下さんの言葉がある。

 

「汗は自分でかきましょう、手柄は人にあげましょう」

 

 

ことばの力ってスゴイ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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先月、米軍の垂直離着陸輸送機オスプレイが名護市の浅瀬に墜落・大破した。

 

その現場は在日米軍によって立ち入り禁止になり、政府関係者でさえ遠くから双眼鏡で見るありさま。

 

 

沖縄県副知事の抗議に対し、在沖米海兵隊トップニコルソン四軍調整官は「パイロットは住宅、住民に被害を与えなかった。感謝されるべきだ」と逆切れ。

 

原因究明もされないまま飛行は再開。

 

そして、何事も無かったかのように、時は過ぎていく。

 

 

2012年7月、民放テレビに出演した野田首相(当時)は

「同盟関係にあるとはいえ、(在日米軍に対し)どうしろ、こうしろという話ではない」と素直に言い切った。

 

 

残念ながら、これが「法的には正しい」という現実。

 

 

キーワードは「日米地位協定」

 

本棚の奥から引っ張り出して、再読する。

 

 

「戦後再発見」双書②

本当は憲法より大切な「日米地位協定入門」

 

編著・・・・前泊 博盛(沖縄国際大学大学院教授)

 

目次

 

PART1 日米地位協定Q&A(17問) 

《以下、抜粋》

*日米地位協定って何ですか? 

*いつ、どのようにして結ばれたのですか?

*なぜ米軍ヘリの墜落現場を米兵が封鎖できるのですか?

*なぜ日本政府は危険な軍用機の飛行を拒否できないのですか?

*どうして米兵が犯罪をおかしても罰せられないのですか?

*米軍が希望すれば、日本全国どこでも基地にできるというのは本当ですか?

*同じ敗戦国のドイツやイタリア、韓国などではどうなっているのですか?

*ASEANはなぜ、米軍基地がなくても大丈夫なのですか?

*米軍基地問題と原発問題にはどのような共通点があるのですか?

*なぜ地位協定の問題は解決できないのですか?

 

PART2 「日米地位協定の考え方」とは何か 

 

資料編 「日米地位協定」全文と解説 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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朝のセリ。魚を安く手に入れるには「情報収集と勘、そして度胸!?」

 

秋芳洞と言えば「百枚皿」

 

標高333mの高台に広がる草原の地「千畳敷」

 

角島 牧崎風の公園

 

漁港の建物には・・・・よく見ると「原発絶対反対」

 

実は、この方の選挙区。

街中にあふれるポスターを見るたび、ボクの頭が再起動。

「歓迎 日ロ首脳会談」の横幕が何本も。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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昨年11月6日、熊本県荒尾市内で開催された『第53回三池大災害抗議集会』に参加する前に、大牟田市内をレンタサイクルで観光した。

 

 2015年7月に、山口県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、鹿児島県、岩手県、静岡県の8県11市に点在する1850年~1910年に造られた23資産で構成された「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」が世界文化遺産となった。

 

 その中に、三池港・宮原坑・専用鉄道敷跡・万田坑など三池炭鉱関連資産もあり、駅前は「世界遺産のまち・大牟田へようこそ」。

 

 

 

宮浦坑跡の「宮浦石炭記念公園」

 

 

 

 

延命公園

動物園などもあり、緑の公園として市民の憩いの場。

 

その一角にある、炭坑夫像

 

そして、三川坑大災害殉職者慰霊碑

 

「地底にねむる友よ

 君がのぞんでいたもの

 かぞくのみんなが夢みたもの

 それが花ひらく日を 

       われら ここに 誓う」

 

 

 

 

三川港にある三川坑跡へ。

 

三川坑の入り口は、塞がれている。

50数年前、この場所で「三池大災害」は起こった。

そう思うと、何とも言えない。

 

時間が限られていたのが残念だった。

 

次回は、ゆっくりと来たい。

 

ボクにとっては再度、訪れるべき場所。

 

 

*  *  *  *  *

 

 

今年のGW、こんな催し物があります。

 

炭鉱の記憶と関西

―三池炭鉱閉山20年展―

 

日時:5月5日~9日 10時~19時

会場:エル・おおさか 9F ギャラリー

入場無料

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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皆さまには、日頃大変お世話になり、心から感謝申し上げます。

 

伊丹市議会2年目の昨年は、

1年目とは違った面白さと共に、ムズカシサを経験しました。

 

今年も、初心を忘れず、精一杯頑張る決意です。

 

 

声を出したくても出せない、

声を出したくても余裕がない、

声を出しても声が小さい、

声の出し方を知らない・・・・

 

そんな声をしっかり受け止め、

一緒に考え、政策に反映させていく。

 

「みんなちがって、みんないい」

 

「誰もが自分らしく暮らせる街に」

 

 

地道に歩んで行きます。

 

今年もよろしくお願いします。

 

            おおつる 求

 

 

 

第6回「議会報告&意見交換会」のご案内

      ◆当日、直接会場へお越しください。

日にち:1月29日(日)

     ①午前10時  稲野センター 集会室

     ②午後3時   いたみホール 4F大和室

 

 

 

2016年の議会質問

 

<3月議会>

1、建築物解体等に伴うアスベスト飛散対策について

2、安全・安心見守りネットワークについて

3、放課後児童くらぶについて

 

<6月議会>

1、病児保育の現状と課題について

2、公共施設など市関係施設への新電力活用について

3、小学校通学路の安全確保について

 

<9月議会>

1、組体操(ピラミッド、タワー等)に取り組む際の安全対策について

2、伊丹市が適齢者情報を自衛隊へ提出している件について

 

<12月議会質疑>
1、市民まちづくりプラザの指定管理選定について

 

<12月議会>

1、地方公務員法の「欠格条項」について

2、「介護予防・日常生活支援総合事業」の基準緩和型サービスについて

3、市が自衛隊に、約2万3千名以上の個人情報をデータで渡し続けていることについて

 

◆伊丹市議会ホームページで動画・議事録ご覧になれます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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【事故までの経緯を簡単に整理】

エネルギーが石炭から石油へ大きく変化するなか、石炭を採掘する三井鉱業は1959年から1960年にかけて大量指名解雇による合理化を強行しようとした。

 

三池労働組合ら労働者側は全国の労働組合の支援を得て313日にもおよぶ労働争議、「三井三池争議」が行なわれた。

しかし、労働側が敗北し大規模な合理化が強行された

 

争議前後で人員は15,000人から10,000人に削減され、生産量は8,000トン/日から15,000トン/日に増大。

 

そして保安対策を怠った。

 

石炭は非常に爆発しやすい物質のため、初歩的な保安対策は『塵を舞い上がらせない』こと。

 

争議前は11段のベルトコンベアーに1人ずつ保安要員(11名)が付いて、岩粉か水をまいて、石炭の塵を舞い上がらせない様にしていたが、争議後、保安要員を1名に。

 

その結果、石炭の塵は8メートル~10メートルくらい積もっていた、という。

 

 

 

生前、父から聞き取った証言から、この歴史的大災害を振り返る。

 

《1999年の聞き取りから抜粋・要約・引用》

 

これは本当に凄かったな。

 

あー、この世の地獄というのは、こういうものなのか、と。

 

 

1963年11月9日。

午後3時15分に爆発があったんだけど、地震みたいに地面が揺れる。

ドッッカーンと。

 

おかしいな、と思っていた。

「大津留さん、大事ばい。三川鉱が爆発した」。

 

 

写真機を持ってバイクに飛び乗り現場へ行ったら、真っ白な服を着た救護隊がドンドン中に入って行き、次々に死んだ人や怪我をした人を担ぎ上げて出てくる。

 

 

 

遺体は三池炭鉱の病院で、水で洗われていた。

 

ひとつひとつ洗っていたら間に合わんもんで、

それぞれを離して、ホースでジャーと水を流し、長靴で踏んづけて・・・、

棺桶に入れていった。

 

 

458名。

 

会社側も、誰が誰か分からん状態。

 

遺族や家族が来て「うちの父ちゃんじゃないかな」と棺桶の顔の所を開けてまわった。

父ちゃんが見つかった人は蓋を開けて泣き叫ぶ。

 

そこへ会社の職制がやって来て「おたく、どちらさんですか?」と聞いて名前を書く。

 

そういう大混乱。

 

 

死んだ人が458名、生き残ってCO患者になった人が838名。

 

 

そんで37個どころか棺桶がズラズラ・・と並んだわけだ。

 

さて、ここで会社側は反省したか。

 

 

 

翌日、三井鉱山が声明を発表した。

​(1963年11月13日西日本新聞記事より)

 

「こんどの事故は保安を無視した増産からおきたという説もあるが、実際には保安を無視した生産はありえない。炭じん爆発は全山爆発になりやすいが、三川がそうならなかったのは、むしろ保安がゆきとどいていたからだと思う。」

 

 

「階級闘争と搾取ということは、こういう事なのか」という事と

「労働者の団結・闘いの意味」というものを俺は骨身にしみた。 

 

《1999年の聞き取りから抜粋・要約・引用終わり》

*ここまでの写真は「悲しみをのりこえ命を守るたたかいへ」(三池大変災現地対策委員会編)から引用。

 

 

 

11月6日、熊本県荒尾市内で開催された『第53回三池大災害抗議集会』

毎年、関東・関西からも参加者がある。

 

「炭掘る仲間」を合唱後、

宮崎勝さん(三池COと共闘の会会長)が「四つの課題を三つに学ぶ」と題して講演した。

 

ちなみに

四つの課題

*働く者が社会の主人公

*社会の「しくみ」を変える

*闘いの組織化

*展望を明確に

 

これらの課題を

三つに学ぶ

*古典に学ぶ(学習)

*仲間に学ぶ

*資本との闘いに学ぶ

 

 

続いて三井資本に対する要請行動や、

2006年に厚労省と交わしたCO中毒患者に係る新病院設立に関する「確認書」の早期履行へ向けた国会闘争の意気込みが語られ、最後は「がんばろう」の合唱でしめくくられた。

 

 

ちなみに「確認書」とは(朝日新聞デジタルより引用)

 大牟田労災病院を2006年3月に廃止する際、厚生労働省が患者・家族らでつくる同病院廃止反対連絡会議(現・三池高次脳連絡会議)と交わした。

 病床は100床とし、内科、精神科、神経内科、リハビリテーション科を最低確保し、各科に常勤医を配置することなどを確認。施設は移譲されて大牟田吉野病院になったが現在も実現していない。

 

 

10年たっても不履行に怒り /福岡

        毎日新聞2016年9月30日

 旧三井三池炭鉱三川坑の炭じん爆発事故による一酸化炭素(CO)中毒患者や家族らでつくる三池高次脳連絡会議は29日、大牟田市内で、大牟田労災病院の廃止に伴う国との確認書の履行について厚生労働省と交渉した。

 今年3回目となる交渉では厚労省の担当者が、患者が入院・通院する大牟田吉野病院(同市)の診察態勢について、医師の確保などに努めていることを説明した。しかし、患者らは2006年に結んだ確認書の「病床は100床体制」「高次脳機能障害の中核的医療機関を目指す」などの内容に進展がないことを強調。10年たっても履行されないことへの怒りを改めて示した。

 連絡会議は昨年12月、確認書の実現に向けた具体策や、大牟田吉野病院の活性化などを求める要請書を提出している。【井上和也】

 

 

 

壇上に掲げられた「抵抗なくして安全なし」の赤旗は、

過労死が絶えない現在の社会に対する警告のようだった。

 

 

何も学ばないのか、

 

学べないのか、この社会は。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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労働組合員組織率は今年6月末時点で、1年前より0・1ポイント低い17・3%となり、6年連続で過去最低を更新した、と厚生労働省が今月15日に発表。

 

労働組合の存在意義が問われている。

 

* * * * *

 

 

ボクは1971年に福岡県大牟田市で生まれた。

17年前に亡くなった父親が、当時三池炭鉱労働組合の専従をしていたためだ。

 

その後、全国を転々とするが、父の強い想いがあって、

ボクの本籍地は大人になるまで「三池労組事務所」の所在地だった。

 

大変不便だった。

 

 

三池炭鉱労働組合と言えば1959年から翌年にかけて、三井鉱山三池鉱業所の大量人員整理に反対して展開された労働争議が有名だ。

 

いわゆる

「総資本対総労働」

歴史の教科書で習った記憶がある。

 

写真集「三池―200日の闘いの記録」(1960年9月発行)より

 

 

ボクの父は、労働争議後に組合に入局した。

その頃の炭坑労働者の様子を生前、ボクに語ってくれた。

 

 

《1999年の聞き取りから抜粋・要約・引用》

 

「資本主義は労働者の命まで奪って平然としている」と心から実感した事を、専従になってすぐに四山鉱でおきた事件で経験した。

 

炭鉱はエレベーターで降りたり、斜行で降りたりして、水平坑道、途中で斜行に変わったりする。

 

その先も水平坑道からまた枝分かれしていたりして、どの程度の穴を掘るかは炭の層がどれほどあるか、によって決められる。

 

会社はね、働きやすさよりも「利潤」を考える。

 

 

ある日、3名の三池労組員が悪条件の横穴に入って寝ころがりながら炭を掘れと指示をされた。

<本線坑道(2m位)から横穴(60~70cm)が掘ってある。後で坑内に入って驚いたけど>

 

 

絶対の指示なのでやらざるをえない。

 

2・3日前からどうも天盤が緩んできて落盤しそうになってきた。

彼らは職制に「あそこは危険だから枠の補強をしなければならない」と言った。

 

職制は、そこが攻め所だから「自分の目にはそう思わない」と答えた。

 

そしたらちょうど3日目に“ドシャ”っと天板が落ちてきた。

 

縦1m半、横3m位の岩盤が仕事をしている3人の上から落ちてきて、3人とも一瞬のうちに、びっしゃけちゃった。

 

三池闘争後(1960年末)、仕事再開から37人目の犠牲者。

 

 

《三池鉱業所の年度別災害統計》

1955年 死者7名   重傷1,094名

1956年 死者11名  重傷1,250名

1957年 死者4名    重傷1,470名

1958年 死者3名      重傷1,240名

1959年 死者1名      重傷1,190名

1960年 三池闘争

1961年 死者17名    重傷1,915名

1962年 死者15名    重傷1,757名

1963年 大爆発以前 死者16名    重傷1,254名(9月末)

 

三池闘争前と比較しても異常な数字だったね。

 

 

炭鉱で死者がでると、社宅の事務所で社葬が行われる。

会社側の弔辞は「産業戦士の先頭に立って・・」みたいな事を言うわけだね。

 

終わって霊柩車が去ったあと、会社側の黒塗り車に所長、部長、鉱長が乗り込んで出ていこうとした。

 

その車を前に、宮川組合長が「会社の皆さん、ちょっと待って下さい。我々労働者の声を一言聞いていただきたい」と言い、約3,000人の労働者がザーッと車を取り囲んだ。

会社側も出てこざるをえない。

 

「まず遺族の声を聞いてくれ」

「あれだけ抗議しとったのに、貴方たちはなぜ何もしてくれなかったのか」

「うちの主人の命についてどう思っているのか」

 

会社側は一言も答えられなかった。

会社側としては大衆団交の圧力で回答するようなことをしたら後で責任追求されるから下を向いて黙っている。

 

俺は「会社の奴らはこんなもんか」と初めて知った。

 

その集会にきた主婦会のおばさんがこんな事をいった。

 

「会社側の奴らは、これで三池闘争後37人目の棺桶を見送った。

 あいつらは、今日は3人、前は1人、その前は2人。

 1個1個見送るから何も感じないんじゃないか。

 37個の棺桶を目の前に並べたら、さすがの三井鉱山もちょっとは反省するんじゃないか」 

 

俺も「そうやな、そのくらいの事をせな、どうしょうもないわ」とウカツにも思った

 

うっかりと、ウカツにも思った。

それはウカツやった。

 

 

それからわずか数カ月後に1963年の11月9日が来るわけや。

 

《1999年の聞き取りから抜粋・引用終わり》

 

 

1963年11月9日、

福岡県大牟田市の三池炭鉱三川坑で発生した大爆発。

 

死者458名、一酸化炭素中毒(CO中毒)患者839名を出し、

戦後最悪の労災事故といわれている。

 

 

 あれから53年。

 

 

 

 11月6日、大牟田市の隣の熊本県荒尾市内で『第53回三池大災害抗議集会』(主催:同実行委員会)が開催され、100名を超える参加者が会場を埋めた。

 

ちなみに、写真でマイクを握っているのは宮川組合長(当時)の息子さん。

 

 

被害者の苦しみは、闘いは、今なお続いている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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次期衆議院選挙において、大阪・兵庫などで野党が議席を確保するためには、「市民・野党共闘」を実現するしかない。

冷静に考えれば、誰でもわかる。

 

民進党の最大支持団体「連合」は、このような方針を決めた。

 

野党同士の連携、静観姿勢を明記 連合、衆院選基本方針

2016年12月23日 朝日新聞デジタル

連合は22日、中央執行委員会を開き、次期衆院選に向けて民進党との連携や支援を強化していくとする基本方針を決めた。野党共闘については、「連合が共産党と選挙戦において連携することはありえない」とする一方、野党同士の連携自体は「政党間で協議すべき事柄」だとして、静観する姿勢を明記した。

 

民進党の野田幹事長でさえ、18日に「野党共闘を加速するため、私どももきっかけの提案をしたい」と4野党の幹事長・書記局長会談を今週開くよう呼びかける考えを示した、と報道されている。

 

 

にもかかわらず。

 

♪きっとキミは来ない!?

 

 

24日、クリスマスムード最高潮の神戸・三宮。

 

「つながれ野党! みんなで選挙! 衆議院選で未来をひらこう」が開催され、兵庫県内の野党代表と市民が神戸市勤労会館に集まった。

左から堀内衆議院議員(共産)、北上幹事長(社民)、粟原委員長(新社)、松本共同代表(緑)

 

前回は「中央で方針が固まっていない」ことを理由に欠席した最大野党。

今回は環境も整い、幹事長が出席すると聞いていたのですが。

 

「まだ協議できる時期ではない」とのこと。

 

民進党県連代表が元みんなの党・前維新の党だった衆議院議員に変わってから、対応がガラリと変わり、残念の一言。

 

「話合い」くらい参加しようよ。

みんな待っているし。

 

「他党にツベコベ言われたくない」と言われたら、それまでですが。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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