旧・日常&読んだ本log

流れ去る記憶を食い止める。

2005年3月10日~2008年3月23日まで。

以降の更新は、http://tsuna11.blog70.fc2.com/で。


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4時間半にもわたるっちゅーのに、見てしまいましたよ、昨日のTBSの「新春超歴史ミステリー古代ローマ1000年史!!空前の巨大帝国全解明スペシャル」(→番組情報へのリンク )。

私は3~5巻のハンニバルの辺りをウロウロしていたので、番組の途中で早々に追い越されたのだけれど、塩野さんの歴史観から映像化したというこの番組。割とうまくまとまってたのではないかなぁ、と思います。なんてったって1000年の物語だから、4時間半だけど。

さて、これで加速されて「ローマ人」読めるかなー(とりあえずこの勢いで4、5巻は読み終わったよ!)。明日はまた図書館に予約本を取りに行かなくっちゃーなのですが、2008年はせめて自分が持ってるところ分までは読み終わるぞっと!

そして、新年のご挨拶がすっかり遅くなってしまいましたが、あけましておめでとうございます。
今年もまた、よろしくお願いします。
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さて、2007年もあと少し。
2005年にブログを始めたので、こういったことを書くのも既に三回目。その一年を纏めておくと、後で読んだとき自分も楽しいんですよねー。というわけで、2007年の読書についても纏めておこうと思います。

今年の読書傾向としては、じわりじわりと翻訳本の世界に近づいて行ったなぁ、という感じ。まだまだその国や歴史についての知識が少ないので、歴史的な事実などの補完が今後の課題です。
(史実的なものを読むか、もしくは他の物語で重ねていくか)

ドイツ:
マークース・ズーサック「本泥棒」/
世界は美しくも醜いシチュー
シルヴィー ジェルマン「マグヌス」/
記憶、断片、人生

スペイン:
カルロス・ルイス サフォン「風の影」/
スペインのロマン小説

アメリカとメキシコの国境:
コーマック マッカーシー「すべての美しい馬」/
青年は旅をする、自らの居場所を求めて
コーマック マッカーシー「平原の町」/
その魂の行方

タイ:
ラッタウット・ラープチャルーンサップ「観光」/
観光地、タイ。その空の下の人生の断片

リビア:
ヒシャーム・マタール「リビアの小さな赤い実」/
リビアの少年、少女

中国:
イーユン・リー「千年の祈り」/
珠玉の短編集
ダイ シージエ, 新島 進「フロイトの弟子と旅する長椅子」
/
フロイトの弟子にして、ドン・キホーテ、莫(モー)がゆく
ダイ・シージエ「バルザックと小さな中国のお針子」/
一九七一年、中国の青春

ペルシア(もしくはアイルランド?):
マーシャ メヘラーン「柘榴のスープ」/
生の営み、料理というもの、魔法のスープ

インド:
ジュンパ ラヒリ「停電の夜に」/
世界とわたし

ウクライナ:
アンドレイ・クルコフ「ペンギンの憂鬱」/
孤独と孤独が寄り添って・・・


また、ここまで挙げた本もすべてフィクションだったけれど、更に架空の歴史をきっちり作り上げた、次のような本も楽しかったです。

・小山 歩「戒」/
戒よ、どこまでも舞え
・酒見 賢一「後宮小説」/
少女、銀河がゆく

酒見賢一さんは、「墨攻」「語り手の事情」を積んでいるので、来年はこちらもさっさと読んでしまおうかと。小山さんは、ファンタジーノベル大賞優秀賞の「戒」しか出てないのが惜しいですねえ。まだまだ書いて欲しいなぁ。

人間の心に分け入るという面では、次の二冊も面白かったです。二冊とも、ノンフィクションのように思えてしまうくらいの迫力のフィクションなんだけど、「ミドルセックス」は両性具有、「くらやみの速さはどれくらい」は自閉症を扱っています。

・ジェフリー・ユージェニデス「ミドルセックス」/
少女カリオペの数奇な運命
・エリザベス ムーン「くらやみの速さはどれくらい」/
光と闇とその速さと

児童書では、鎌倉の河童を描いた以下二作品。続きも出て欲しいなぁ。

・朽木 祥「かはたれ―散在ガ池の河童猫」/
かはたれ時に見えしもの
・朽木 祥「たそかれ」/
誰そ彼時に出会いしもの

後は、怖がってたSF作品である「夏への扉」 も面白かったし、女性SF作家 キャロル・エムシュウィラー(85歳を越える現在も精力的に執筆活動を続けているのだとか!)の「すべての終わりの始まり」 も面白かったです。
P.G.ウッドハウスの
「ブランディングズ城の夏の稲妻」 のようなコージー・ミステリ的なのも、引き続いて合間合間に読んでいきたいし、エッセイでは、岸本佐知子さんの「ねにもつタイプ」 、吉野朔美さんの「お父さんは時代小説が大好き」  「お母さんは「赤毛のアン」が大好き」 が面白かった! 岸本さんの翻訳本や、ポール・オースターも読み進めていきたいです。


来年もまた、興味の赴くままに読んでいこうと思います。 
2007年、お付き合い下さりありがとうございました。
来年もまたよろしくお願いいたします。

【過去まとめ記事】
2006年読書的覚書
「2005年 読んだ本ベスト10」バトン
「2005年 読んだ本ベスト10」選外

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東京創元社の文庫と言えば、「創元推理文庫」と決まっているものだと思っていたのです。

「創元SF文庫」なんてものがあったのだとは!!

今日、本屋で下の本を見つけたのです。

新井 素子
グリーン・レクイエム/緑幻想 (創元SF文庫 (SFあ1-1))

なっつかしの、新井素子さんの「グリーン・レクイエム
講談社文庫では、グリーン・レクイエム」「緑幻想」に分かれていたものが一冊に!

新井素子さん、全部読んだわけじゃないんだけど、この二冊はかなり好きな本なのです。
また、新しい読者に会えるといいな♪

■関連過去記事
緑幻想 」/想い
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ちょっと前から、「飛ぶ教室」が気になっていて、でも、これって古典的作品だけあって、翻訳も色々あるし、一体どれを読めばいいのさーー??、と困っていたのです。

ケストナーって、子供のころに「ふたりのロッテ」「点子ちゃんとアントン」は読んだ記憶があるのだけれど(あと、エーミールも、かな。そして、ややこしいけど、ピッピのリンドグレーンにも、エーミール・シリーズがあるのですね。ぐはー、この辺り、私、混同してそうです…)、ゲドやナルニア、ピッピほどには入れ込まず、数冊読んでそれきりになっていたのだよね。

で、今回、その設定に惹かれて、「サーカスの小びと」を借りてきたのですが、ちょーっとこれは大人が読むには辛い児童書だったかな、と(おっと、amazonを見たら、これって続編「サーカスの小びととおじょうさん」もあるのですね)。マッチ箱をベッドとする小びと、メックスヒェン・ピヒェルシュタイナーが、親代わりの魔術師ヨークス・フォン・ポークス教授と組んで、サーカスの芸人として人気者になるという痛快さはあるのだけれど、この荒唐無稽さを楽しむ遊び心が、今、自分にはちょっと足りなかったよう。

「飛ぶ教室」は未だチャレンジしたことがない、光文社の古典新訳シリーズで出てるみたいだから、良い機会だし、この訳で読んでみようかな。



ほか、ケストナーでamazonを検索してて、気になったのは、以下の本。

そういえば、エーミールなんかにも探偵が出てきたはずだけれど、自分の中ではケストナーと「創元推理文庫」という組み合わせがちょっと新鮮。



時節柄、こちらも気になります。

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京極 夏彦
百器徒然袋-風 (講談社文庫 (き39-12))

新書で出てたのが、文庫化されたようなのですが、うわーい、これはまさに、「にゃんこーーー!」ではないですか。ちょっと嬉しくなったので、貼ってしまいます。

本の内容は、京極堂シリーズ外伝の探偵小説。
勿論、あの探偵榎木津が大活躍。そして、にゃんこー!なのですよーみーこ

■「百器徒然袋―風 」/にゃんこーー!!(過去の感想)
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噂の「たらいまわし本のTB企画」、初参加であります。今回は第39回、主催は「奇妙な世界の片隅で 」のkazuouさんです。詳しくは、kazuouさんのこちらの記事 をどうぞ。

さて、テーマは『夢見る機械たち』。広い意味で「道具」や「機械」がテーマとなっている作品を募集されています。『夢見る機械たち』というテーマが、また素敵ですねえ。

さて、では早速行ってみます。

まずは、日本人作家から。
小川一水の短編集「老ヴォールの惑星」からは、表題作の「老ヴォールの惑星」(個別記事はこちら )。

主人公は知性体でもある機械たち。彼らが生きる熱風の惑星サラーハの描写、またそんな中で懸命に生きる彼らの姿が魅力的です。SFを苦手としていても、読むことが出来る作品だと思います。



次にいしいしんじの「プラネタリムのふたご」からは、ずばりプラネタリウム(個別記事はこちら )。

プラネタリウムの空がある限り、人々は同じ空の下で生きていくことが出来るのです。「ポーの話 」でも、「同じ空の下」というフレーズが出てくるのですが、いしいさんにとって「空」は特別なものなのでしょうか。


「機械」ではなく、「道具」になりますが、古川日出男の「沈黙」からは、地下室に収められたおびただしい数のレコード(個別記事はこちら )。伊坂幸太郎の「アヒルと鴨のコインロッカー」からは、ボブ・ディランの「風に吹かれて」を流すラジカセ(個別記事はこちら )。
北村薫の連作短編「空飛ぶ馬」からは、表題作の「空飛ぶ馬(個別記事はこちら )」。幼稚園の園庭から消えた「木馬」。木馬は空を飛んだのか? 心の中を解くような円紫さんの謎解きが、これまた鮮やかです。

ここからは漫画で。
波津彬子の「雨柳堂夢咄」シリーズから。

こちらは骨董屋である「雨柳堂」を舞台にするだけに、それはそれは様々な「道具」が出てくるのですが、「午後の清香(チンシャン)」の茶壺(チャフー)の精は如何でしょうか。唐子人形のような茶壺の精が実に愛らしいです。そうして、彼(?)は、持ち主に幸運をもたらすのです。



こちらもまた奇妙な「道具」が出てくることでは引けを取らない、坂田靖子の漫画からは、時間を我等に」の「やわらかい機械」のシリーズ。シリンダーの森、予言車、水道完備、定食製造機、ポポンガ・アイランド、賢者の石…。「あとがき その2」によると、この「やわらかい機械」シリーズは、「人間がつくりだした唯一の生物”機械”についての物語」を描いたということで、まさに『夢見る機械たち』というkazuouさんのお題にぴったりではありますまいか。同じ坂田さんで言えば、「星食い」における星の再生工場なんかも魅力的~。




次は、海外作家もので。

夏への扉」におけるダニイの発明品の数々もとっても魅力的でした(個別記事はこちら )。

文化女中器(ハイヤード・ガール)、窓拭きウィリー。命名もまた良くって。夢のある家事ロボットたち。私も欲しいです。笑



スティーブン・ミルハウザーの短編集、「バーナム博物館」からは、「探偵ゲーム」と表題作の「バーナム博物館」(個別記事はこちら )。
ボード・ゲームの中の登場人物の生と、ゲームをする人間たちの生が絡み合う「探偵ゲーム」に、不思議なものたちばかりが陳列されている「バーナム博物館」。どっちもとっても「夢見てる」のではないかなぁ、と思います。

もう一点、不思議なものを売るお店と言えば、アリスの不思議なお店(個別記事はこちら )。

不思議な上にも不思議なものたち。「道具」として役には立たないかもしれないけれど、これまたとっても魅力的なのです。



また、「名雑文書き」でもあったアシモフが、1900年のパリ万博で配布される予定だったカードを複写して紹介してくれる、こちらの本も面白いです(個別記事はこちら )。

1899年に想像されていた西暦2000年の生活とは?
これまた様々な「機械」が登場しますよ~。




初参加の「たら本」企画。こんな感じで良いのかしら?
こうやってテーマで本を考えるのも、面白かったです♪

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お知らせです。

現行のrssは、ameblo.jpですが、これがrssblog.ameba.jpへと変更されるそうです。

10月22日~11月1日の10日間は移行期間となり、rssblog.ameba.jpドメインおよびameblo.jpドメイン

いずれからでもRSS取得が可能。

11月1日午後2時以降は旧ドメインameblo.jpでのRSS取得ができなくなるそうです。

本ブログのRSSを取得されていらっしゃる方がおられましたら、ご面倒ですが10/22午後2時以降に変更をお願いします。

詳しくは「スタッフブログ」のこちら → 【重要】RSSドメインの変更について

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最近、すっかりbk1に投稿してないのだけれど、書評コーナー(「書評の窓口 」)は割と参考になるので、時々チェックしています。

今回は「中東の現代文学」という【書評フェア】がなされてまして、これ、全部気になる―!、ということで忘れないようにリンクをメモメモ。

 http://www.bk1.jp/contents/shohyou/fair122

しかし、最近、いい本(だけど、自分にあまり知識がない場所を舞台にしている)を続けざまに読み過ぎてる気がするので、それらが薄まっちゃうことを恐れて、またしばらく時間をおいてからかな。米原万里さんの「打ちのめされるようなすごい本 」を読むと、こんな自分が情けなー、とも思うけど。 あの旺盛な読書欲と、それに見合った咀嚼力、理解力がうらやましい…。
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その暗黒っぷりに、大ダメージを受けた(とはいえ、作品としてはいい作品なのだと思う)、桜庭一樹さんの『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない 』。

ネットでウロウロと検索をしてたらば、私が読んだ萌え系っぽい表紙の文庫だけではなくって、むしろ端正な印象を受ける単行本も出ているようです。

これ、文庫が2004年11月の出版、単行本は2007年3月の出版であるとのこと。つまり、普通とは逆の流れで、文庫落ちではなく、単行本上がり?

萌え系っぽい表紙だと、読者が限られるから、こういう装丁にしたのかなー。『砂糖菓子~』は、この砂糖菓子のような萌えっぽい表紙が合ってるようにも思うけれど、より多くの人が手に取る可能性が増えることはいい事だと思います。

ライトノベルを読んでみようと思っていたところ、古本屋で見つけて何となくぴんと来たので買って読んだのだけれど、でも、これ、全然「ライト」じゃなかったのですよ・・・。米澤穂信さんとかもそうだけど(彼はラノベ書きには分類されないかもしれませんが)、最近のライトノベルの若手作家の方々は、自分が読んでいた頃の楽しいライトノベルという感じではなくって、背景には絶望があるような気がします。

『少女には向かない職業』(って、『女には向かない職業 』を思わせる)、『ブルースカイ』なども気になってたんだけど、桜庭一樹さん、もそっと色々読んでみたいと思います。しかし、少年物は明るく楽しいものが多いように思うけど、少女物って何でこんなに痛いのだ?

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takam16 さんに、古川日出男さんの公式サイトを教えて貰いました。

 ◆公式サイトはこちら → www.shueisha.co.jp/furukawa/

つらつら眺めてたら、日記もやっぱりパワフル。
言葉の勢いがちょっとジョジョみたい、とか思ったり・・・(や、全然違うかもしれませんが)。

で、更につらつら眺めてたら、疾走する青春小説『サウンドトラック』の公式サイトを発見。

 ◆公式サイトはこちら → http://www.shueisha.co.jp/furukawa/soundtrack/index.html

コンテンツの「動物図鑑」なんかは、立ち読みした文庫本にも載ってたような気がするけど、東京地図」では古川さんご自身が撮られた、東京の四つの地点(東京の西、西荻、神楽坂、竹芝)が見られるのもファン心理としては嬉しいところ。

この写真なんかを見ると、東京って既に近未来的というか、多国籍的なのかもね。

でも、一冊の本に対して、こういうサイトがあるなんて凄いなぁ。
別に映画化されたり、ドラマ化されたりするわけではないんですよね? 私としては、これ、長編アニメで見てみたくもあるんだけど・・・。


私の『サウンドトラック』の感想はこちら → 

一つ残念なのは、このサウンドトラックの公式サイトでは、サイト限定の書き下ろし小説が読めるようなのですが、これには「オビに隠されたパスワード」が必要なんですねー。
買えよって話なんだけど、図書館で読んだ私は、この特別小説を読むことが出来ません・・・。
購入された方は、ご覧になってはいかがでしょう~。

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