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2007-11-01 22:19:44

「お父さんは時代小説が大好き」/本読み人の習性とその生態

テーマ:角川文庫


吉野 朔実
お父さんは時代小説(チャンバラ)が大好き (角川文庫)

「お母さんは「赤毛のアン」が大好き」 が一作目ではなく、この「お父さんは時代小説(チャンバラ)が大好き」が、この本の周辺を描いたシリーズの一作目なのでした。特に問題なく読んじゃったのだけれど、多少、何だかおかしいなー、と思った部分も…(「お母さん~」が一作目だと信じて読んじゃったの)。

なぜそう思い込んだのか分らないのだけれど、えーと、それはやっぱり、母は強し、ということと、私が赤毛のアン好きだから??(とはいえ、吉野さんのリアリストなご母堂は、どうもアンではなく、マリラに感情移入して読まれてるらしい。そういう読み方って、たぶん珍しいですよね?)

というわけで、これからお読みになる方は、お気を付け下さいませ。お父さんが一作目、お母さんが二作目でありまする。

目次
「咳をしても一人」は誰の句だったか?
草の匂いにつつまれて
山吹と山茶花と
「羊たちの沈黙」日記
やっぱりアルジャーノンには花束を?
これがフランス料理だ!!
「いまさらアンドロイドが電気羊の夢を見るか?」
鮫と古事記
(対談)誇り高い少年たちの王国 吉野朔美×沢田康彦
午後のお茶会
ステキなタイトル
お父さんは時代小説が大好き。
犬づくし
正しい本の捜し方?
友人に薦めてもらった本はつまらないほど面白い。
この本によって自殺者は増えるだろうか?
パトリック・ジュースキントのこと
(対談)現実と夢の挟間に生きる人々 吉野朔美×穂村弘
ふんわり毛布にくるまって
漱石先生に再会する。
百見は一画にしかず
恐怖は人類の遺産である。
ロールシャッハ・テスト
狂気なおともだち
父の野望
(対談)植物の声に耳を傾けたとき 吉野朔美×北上次郎
あとがき
解説 目黒考二


この本は平成八年に単行本となったものが、文庫化されたもの。だから、本の雑誌に連載されていたのは、当然もっと前。今から10年以上前と言えば、大分状況が異なっているのが、ネット環境であるわけで、一部にはネットで調べたり、ネット書店を使えば解決されちゃうような問題も描かれておりますが、実際はこういう問題って、友人を介して解決するのがきっと面白いんだろうなぁ。「羊たちの沈黙」が三冊集まっちゃう件も楽しそう~(私は「ハンニバル」は面白く読んだけど、「羊たちの沈黙」は訳がダメでした…)。

吉野さんの周囲には、本好きの人々が溢れていて実に羨ましい! 私もブログをやるようになって、本好きなお友だちがずいぶん増えたなぁ、と嬉しく思ってはおりますが。

さて、友人つながりでいえば、「友人に薦めてもらった本はつまらないほど面白い。」。これは一体どういうことかと言えば、面白い、面白くない、そういった好みが一致しない方が、議論になって面白い、ということ。思い入れがあるほど、意を尽くして語るから、確かにこういうのって面白いですよね。

さて、目黒考二さんは、解説にて吉野朔美さんの本業の漫画を読んだことがないんだ…、と告白しておられますが、私も同様に吉野朔美さんのストーリー漫画をほとんど読んだことがありませぬ(あ、スピリッツ連載の「瞳子」はそういえば、ちょっと読んだかも。でも、あまり覚えてなーいー)。

なぜかいっつも「純情クレイジーフルーツ」の松苗さんと混同しちゃうんですよね、あれ、並べると全然似てない?汗




そして、気になった本たち。アンドロイド~、今からでも遅くはない?
レオ・レオーニのこの本、前から気になってはいるのだよね~。
…レオ・レオニって、レオ・レオニ(「
フレデリック 」とか)と一緒ですよね??(ちと不安)

コメント

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1 ■むしろ私は逆で

吉野朔実さんが本を出していることに驚きました!
漫画は何作か持ってますが、メンタルな話が多いので、好き嫌いが分かれそうな作風ですよ。
今度、本の方を読んでみます。

2 ■>momoさん

こんばんは。
あは、でも、きっとふつうはそうですよね~。
<漫画家としての吉野さんの方が、本業なわけですし。笑

そっか、メンタル系ですか。
うむ、私、ちょっと苦手な系統かもしれません。

こちらの本は、本好きなら絶対に楽しめるかと。
読んだら、感想聞かせてください♪

3 ■読まれましたね~

そうそう、こちらが1作目なのです。
でも「お母さん」の方があんまりタイムリーだったので
(ポール・オースター&柴田元幸さんね)
つなさん、すごいなあ~ と思っていたんですよ。

「平行植物」は私も気になってて、買ったんです。
でも、いざ読み始めてみても進まない…
ということで、断続的に熟成中です。(笑)

4 ■>四季さん

えへへー、こちらも読みました♪
でも、これ、「吉野朔美劇場1」とかサブタイトル入れてほしいです。笑

特に問題なかったし、タイムリーではあったのですが…(タイムリーだから、あちらから読んじゃったのかしら)。
四季さんも四季さんで、タイムリーだったんですよね。笑 いいですねえ、晩秋(で、良かったのかな?)の京都。

あ、「平行植物」やっぱり気になりました?
確かにちょっと読みづらそうな雰囲気を、表紙からも感じますが…。笑
熟成、いい具合に進むといいですね。笑

5 ■今からでも遅くありません

『アンドロイド~』今からでも遅くはないでしょう。この作家さんは、発表当時は早すぎて、いまになって理解されてきたのではないか、という気がします。← この発言は、十年前でも、十年後でも、そのまま通りそうな気がします。

6 ■>ディックさん

ブログを始めたころに、実は一度フィリップ・K・ディックの短編にチャレンジしたことがあるのですが、その時はあえなく挫折。
そんなわけで、物語的に盛り上がりのあるものではないと、ちょっと厳しいかも~、と思っているのですが・・・。
うーむ、難解なのは(早すぎる、とは違うのかな)、いつ読んでも変わらないのでしょうか。笑

7 ■読みたい・・・

私も、『平行植物』も『アンドロイドは・・・』も読みたいのに未だ読んでません。
これで、私の「読まなきゃリスト」の上の方に来ちゃいました。

8 ■>nanikaさん

うふふ、やっぱり、「平行植物」気になりますよねー♪
nanikaさんが「アンドロイド~」を読んでいらっしゃらないとは、意外でした。
私、古本屋で「アンドロイド~」をゲットです♪
年末年始に読めればいいなぁ。

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