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2007-10-31 22:29:49

「お母さんは「赤毛のアン」が大好き」/本読み人の習性とその生態

テーマ:角川文庫

吉野 朔実

お母さんは「赤毛のアン」が大好き (角川文庫)


柴田元幸さんの「つまみぐい文学食堂 」を読んでた時に、気になった吉野朔美さんの本です~。

文庫で出ているということだし、と珍しくも買おうと意気込んで実書店に出かけたのですが、置いてなーい! 早く読みたいのにー、とがじがじしながら、ネット書店で購入しました。

で、届いて直ぐに読み始めたんだけど、いやー、これ、面白いですね。
本読みならあるある!、と思う、習性と生態といいましょうか、その辺りが、吉野さんの漫画で語られるわけです(時に文章もあり)。
すぐ読み終わっちゃうので、コストパフォーマンス的には、ちとどうかなーとも思うのだけれど、いっぱい書き込んであるので、たぶん何度でも楽しめるはず(というわけで、コストパフォーマンスは、きっと結果的に丸)。

オーソドックス(?)なところでは、本の解説を先に読むか後から読むか?、という疑問(ちなみに私は絶対に後から。私はこうやって読んだけど、あなたはどう読んだ?、とせーのでカードを開くようなイメージで、読み終わった後のお楽しみにしてます)や、カフカの「変身」におけるザムザのイメージなどなど、吉野さんや周りの本好きの人々を巻き込んだ話が面白ーい!!

最近、手を出し始めたポール・オースターについて、色々書いてあったのも、私にはちょうど良かったです。

最後の物たちの国で 」の絶望とユーモアにうーむと思い、「ミスター・ヴァーティゴ 」のめくるめくエンターテインメントを楽しみ、「ティンブクトゥ 」では純粋な魂にじーんときて。
でもね、どうも、ポール・オースターという作家が、いまひとつ掴めなくって。

と、思ってたら、吉野さんも、オースターはちょっと微妙な評価みたい。

 また読んでしまったな。どうして読んでしまうのかな? オースター。

と、読むたびに思ってしまう作家なのだそうな。

私は次はエッセイの「トゥルー・ストーリーズ 」を読んで、そのあと、柴田さん吉野さん共に面白かったという「偶然の音楽」に行ってみよっと。ポール・オースターの人生自体、扉の著者紹介を読んでもずいぶん波乱万丈だなぁ、と思ってたんだけど、その辺も作品に影響しているのかなぁ。



目次

 オースターたち
ポール・オースター『偶然の音楽』
本を拾ったことがありますか?

<本の解説>先に読むか後から読むか
ストリックランドの汚名
読み手の身勝手
装幀の力
なんかそーゆう本なのだ
私はこれを”読みきった自慢”[男性編]
いつも本が入っている
ローレンス・ブロック 風呂で読むか!?布団で読むか!?
父の霍乱
わたしのザムザ
危険な書物
どうでもいい話
私はこれを”読みきった自慢”[女性編]
アインシュタインの脳
ワインの通(みち)
お母さんは「赤毛のアン」が大好き
どれも これもが 読みかけ
装幀の秘密
”読書”の定義
『招かれた女』あとがきにかえて
対談
柴田元幸×吉野朔美
偶然と貧乏の達人、ポール・オースター

コメント

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1 ■こいつは読みたい!

『お母さんは赤毛のアンが大好き』が文庫化されたんですね。知りませんでした。
『本を読む兄、読まぬ兄』を読んで以来、吉野さんが描いたこのシリーズの作品を探していたんです。
『犬は本よりも電信柱が好き』と併せて探したんですが、なかなか見つけられませんでした。
何よりの情報です。ありがとうございます。

2 ■だいぶ前に

文庫化されていたんですね。(*゚.゚)ゞ
リアル本屋さんでは見かけませんね。
私も、『お父さん・・・』と併せて、ネットで頼んじゃおうかナ~。

3 ■>nanikaさん

こんばんは!
吉野さんのシリーズは、nanikaさんとこで知って、読みたくなったのです~。
えっへっへー、楽しいですよ。
ネット書店で頼んじゃいましょう♪
私も「お父さん~」と合わせて買いました。
残りも早いとこ文庫化してくれないかな~。
すっかりはまりました。笑

4 ■TBしましたよ~

つなさん、こんにちは!
楽しまれたようで良かったです~。
ポール・オースター的にも、柴田元幸さん的にも
タイミングがばっちりでしたしね!
私もそろそろ「ヴァーティゴ」を読もうっと。
あと、今回TBをいただいて、自分の感想を見直すまで
「偶然の音楽」に関してはすっかり忘れてたのですが^^:
こちらも、近いうちに読みたいです!
「幽霊たち」がちょっと謎のまま終わってしまったので
リベンジしなくちゃいけませんー。
自分の読解力のせいで読みこなせなかったのが分かるので
すごく悔しいんですよね。(^^ゞ

他の3冊も早く文庫化されるといいですね~。

5 ■>四季さん

四季さんに文庫化されているとお聞きしたので、読めました、ありがとうです~♪

いやー、楽しかったです。
そうそう、ほんと、ポール・オースター的にも柴田元幸さん的にもぴったりなタイミングで。
こういう波って嬉しいです♪

むー、「幽霊たち」、四季さんをしてそう言わしめるとは、難物そうですねえ。
私はまずは一旦エッセイで、ポール・オースターという人に迫ろうかと。
四季さんの「ヴァーティゴ」記事、楽しみにしてまーす。
私はひたすら楽しく読みました♪

このシリーズ、残りも早く読みたいです!
(でも、文庫化はまだ先??)

*トラバ返し、ありがとうございました~。

6 ■ついに

読むことができました。
『お母さんは・・・』と『お父さんは・・・』の両方を八重洲ブックセンターに行った際にGETしてきました。
イヤー、面白かったです。もう2回読んじゃいました。
作中で話題になっていた本、ことごとく読みたくなっちゃいました(^-^)/ (無理だけど・・・)
帰宅の車中で『お父さんは・・・』も読み終わりました。

7 ■>nanikaさん

お、ちょうどnanikaさんとこに行ってきました!
八重洲ブックセンターにはあるのですね、さすが~。
私は実書店をあきらめて、ネットで買っちゃいました。
そうそう、これ、何度読んでもきっと楽しいスルメ本ですよね。
私もしばらくしたら、読みなおそうかと思っています。

あはは、あのノリに参加するためにも、紹介されている本、みんな読みたくなっちゃいますよね~。
いいですよね、あの本読み仲間たちも!

8 ■出会い?

たまたま本屋で発見し、初めて実物を目にしたので、即買って読みました。
読書欲をくすぐられる本ですねぇ。
うなずきながら、読んでましたよ。

9 ■>momoさん

ねー、これ、読書欲、刺激されまくりですよね。笑
そして、momoさんも、順序逆に読まれちゃったのですね!
私も含めて、これで三人目だー、なぜ。笑

しかし、この内容、同じ本読みとして、頷くことしきり。このシリーズ、残りはまだ単行本らしいので、ぜひ早いところ文庫化してくれないものか、と待機中です。

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