2007-03-30 22:49:47
「夜光曲-薬師寺涼子の怪奇事件簿」/ドラよけお涼がゆく!
テーマ:祥伝社
- 田中 芳樹, 垣野内 成美
- 「薬師寺涼子の怪奇事件簿 夜光曲
」
祥伝社 NON NOVEL
ヨコガミ破りは当たり前。
ダダとリクツはこねる為にある。
国宝級の美脚に美貌、財力もばっちりのキャリア警視、薬師寺涼子。
ついた渾名は、「ドラキュラも避けて通る」こと間違いなしの、「ドラよけお涼」。
執事のように、僕のように、彼女に付き従うのは、こちらはノンキャリアの部下、泉田準一郎警部補。
「あたしにしか解決できない一大事」を待ち望む涼子の前に現れる事件とは?
目次
第一章 緑の風もさわやかに
第二章 蛍の光り、窓辺の血
第三章 怪人「への一番」の陰謀
第四章 ゼンドーレン最後の日
第五章 ヤマガラシ奇談
第六章 文人総監のユーウツ
第七章 双日閣の対決?
第八章 怪人+怪物+怪獣
第九章 原形質からやりなおせ
えー、わたくし、またシリーズ本を途中から読むという過ちを・・・。軽いシリーズだし、状況説明もちゃんとしてくれるので、読めてはしまうんだけど。でも、シリーズの最初くらいは、探してみようかな。
さて、「夜光曲」に戻ります。最初に起こったのは、新宿御苑の緑が一夜にして枯れ木に変わってしまったという事件。次に起こったのは、蛍狩りが名物の日本庭園での、人食いボタルの出現事件。これは新たなバイオ・テロの一種なのか??
個人的な理由もくっつき、ホタル撲滅宣言で気炎を上げる都知事の緊急会見中に、今度は都知事がネズミに襲われる。一連の騒動は、背後に同じ犯人がいるのだろうか?
涼子が走り、「私」泉田が付き従う。きらきらと光り輝くような(良い意味でも悪い意味でも)涼子に比較し、泉田はまるで涼子の影のよう。でも、この彼がね、サポートは適切だし、有能で、なかなかにかっこいいのではと思うのよ。これはぶっ飛んだ涼子に爽快さを求めて読んでもいいし、泉田くんの忍従ぶりに可憐さというか、ある種の萌えを求めて読むのかなー。しかし、もそっとリアル(に思える)な警察小説では、三十三歳にして、警視庁の警部補というのは、ノンキャリアとしては相当に出世が早い方だと思うんだけど、涼子につりあわせると、こうなっちゃうのかなぁ?
えー、事件の方は、私、最初「怪奇」事件簿という言葉に気付かず読んでたので、てっきり普通の事件を解決するのだと思っていたのだけれど、そこは「怪奇事件簿」。怪奇なのです、理屈ではないのです・・・。妖怪ヤマガラシなのです・・・。
後、楽しい所は、某都知事を髣髴とさせる都知事の言動。自衛団的な首都戦士東京ってほんとにありそうなところが怖いよ・・・。どうなるのでしょうねえ、東京都知事選。嗚呼、東京都民は楽しそうで良いなぁ・・・。
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- 1 ブログタイトル:日々是げんじつ
- 記事タイトル:読了ログ:「夜光曲」
- 記事概要:→「薬師寺涼子の怪奇事件簿 夜光曲」 田中くんの新作とは珍しい。もっとも、この作品については昨年から既にウワサ (お涼サマの浴衣姿、とか、、、) が飛び交っていたのだから、ようやく完成した、と言うべきなのか。
1 ■読まれましたかー
ドラよけお涼。
そうそう、↑それが最初です(笑)
なにしろ作者どのが遅筆なので、2年前に出たこの作品が、シリーズ最新巻なのですよねぇ、ふー。
>シリーズ本を途中から読むという過ち
いや、泉田クンはシリーズの最初からずっと33歳のままだし、全然大丈夫ですとも(笑)