つな
おすすめの100冊(amazon)

(bk1)

にほんブログ村 本ブログへ





Google

WWW を検索
ブログ内検索

フィードメーター - 日常&読んだ本logあわせて読みたい
2006-09-18 23:17:28

「サラエボ旅行案内」/絶望の中に生まれるユーモア

テーマ:その他の出版社
FAMA, P3 art and enviroment
サラエボ旅行案内―史上初の戦場都市ガイド  
三修社

「史上初の戦場都市ガイド」との副題が付けられた本書は、ミシュラン社発行の旅行ガイドを真似たものだという。旅行者にサラエボを紹介し、交通機関やホテル、タクシー、電話、食べ物、商店、暖房、飲料水、情報、電気なしでどうやって生き延びていくかを教えてくれる。

これは現在の記録であり、サバイバルのためのガイドであるが、同時にサラエボを戦火の犠牲地としてではなく、機智によって恐怖を克服するための実験場として伝える、未来に残すための記録でもある。

この本はひとつの文明が意図的な暴力の中で破壊され、そして別の、21世紀の文明が生まれねばならない現場で執筆された。本書は戦火の中から生まれる文明がどういうものかを描いている。それは無からなにかをつくりだし、未来になんらかのメッセージを残すだろう。
未来が必ずしも戦争と災禍に満ちたものになるとは限らないにしても、人類はこれまで以上に危険にみちた世界に生き、年老いていくわけだから・・・・・・。

池澤夏樹氏による、「絶望とユーモア」と題された文章付き。

爆弾や狙撃兵の銃弾が飛び交う包囲された街の中においても、そこには生活と文化がある。どんな状況の中でも生き抜く人間の強さと、人々の生活を破壊し尽くす戦争の愚かさを感じる本。

*臙脂色の文字の部分は、本文中より引用を行っております。何か問題がございましたら、ご連絡ください。

コメント

[コメント記入欄を表示]

コメント投稿

コメント記入欄を表示するには、下記のボタンを押してください。
※新しくブラウザが別ウィンドウで開きます。

一緒にプレゼントも贈ろう!

トラックバック

この記事のトラックバック Ping-URL :

http://trb.ameba.jp/servlet/TBInterface/10017206405/0d2a197b

powered by Ameba by CyberAgent