「歌う竜」/吟遊詩人に歌う竜、そして姫君の旅
テーマ:その他の出版社「不思議の国のアリス」を思わせたり、「メアリー・ポピンズ」を思わせるものがあったり。懐かしい児童書の世界から、更にふわふわとめるへんめーかーさん、独自の世界に飛ぶ感じ。
中でも、いいなぁと思ったのが、今回副題とした、吟遊詩人と歌う竜に、小さな姫君の旅を描いたシリーズ。というわけで、今回はこの本を。
めるへんめーかー 「歌う竜 」
目次
歌う竜
花冠のローレライ
聖少女の館
7人の貴婦人の館
Do it アブラカタブラ①
Do it アブラカタブラ②
魔法スクランブル
いつか王子さまが・・・
てぃ・たいむ
とはいっても、吟遊詩人の旅のシリーズは、「歌う竜」と「花冠のローレライ」のみ。
「聖少女の館」と、「7人の貴婦人の館」は、「処女の生血しか受けつけぬ ちがいがわかる吸血鬼」アルカーディ=アルカードの話。違いが分かるのも良し悪しで、このご時世、清らかな乙女など、どこにいるというのだ! アルカードに合掌。
「Do it アブラカタブラ」は祖母の遺言により、転入した学校のお話。しかし、そこは普通の学校ではなく、なんと魔女の学校だった! 私は②の使い魔猫のお話が好き。「魔女と猫との出会いは神聖なもの 代々その家へ伝わるもの」なんだそうな。
「魔法スクランブル」は、ドジな魔法使い見習い、ドーラ・ドーラ=ブラウニィのお話。「一瞬触れるだけでも魔法へのインスピレーションとパワーを増大させる幻の獣」、「ゴールディ・フェント」は何か下敷きがあるのかな。オリジナル?
「いつか王子さまが・・・」は、両親亡き後、女手一人で弟や妹を育ててくれた、オールドミスの姉さんのもとに現れた王子さまの話。「オールドミス」なんて、久々に聴く言葉だけれど、決して嫌な感じはしない。そうだなー、「赤毛のアン」に出てくる、愛らしきオールドミス、ミス・シャーロットみたいな感じ(あんなに、年取ってないけど)。
さて、私の中では本題の「歌う竜」は、三人の出会いと旅の始まりのお話。ここから、歌う木があるという遠い音の星を目指す、パーフィディアと竜のラルディ、吟遊詩人ファーレルの旅が始まるのだ。
*臙脂色の文字の部分は引用を行っております。何か問題がございましたら、ご連絡ください。











1 ■歌う竜
めるさんの描く竜は、どことなく、イギリスの児童文学に登場する竜のイメージが強いんですよ。
凶悪な獣のはずなのに、どこか違ったりね。
歌う竜の話は、私も、かーなーりー、好きです。SFとしても、なかなかのものだと思っているのです。