つな
おすすめの100冊(amazon)

(bk1)

にほんブログ村 本ブログへ





Google

WWW を検索
ブログ内検索

フィードメーター - 日常&読んだ本logあわせて読みたい
2005-03-16 08:49:54

児童書あれこれ/「魔法使いハウルと火の悪魔」

テーマ:徳間書店
ファンタジー大好きです。「ナルニア国ものがたり」「はてしない物語」「ゲド戦記」などなど、みんなみんな大好きでした。
子供の頃は、今の現実とは違う世界が存在して自分もいつか行ける筈、とかなり本気で思っていましたし、未だに大きな洋服箪笥の外套の向こう(@ナルニア)には何かがあるんじゃないかとドキドキします。

今日はダイアナ・ウィン・ジョーンズ「魔法使いハウルと火の悪魔」について。ご多分に漏れず、宮崎駿監督の映画を見に行ったわけですが、もう見に行った後頭の中が、??????の嵐。えー、ソフィーったら、いつからハウルのこと好きになったわけ~?(だって、愛してるって!)、とかこの人たちは一体何のために戦ってるわけ?とか。これはたまらん、原作があるとの噂だし、と原作を読んでみたのでした。見に行かれた方、映画だけで話を理解できましたか?私はちっとも出来ませんでした。

前述の通り、子供の頃からファンタジーをよく読んでいましたので、設定などにはそんなに違和感がありませんでした。
「7リーグ靴」とか、「長女には成功する見込みがない」、「末っ子は出世する定め」などなど。
ファンタジーに全く馴染みのない夫は早々に脱落していきました。
横から「7リーグ靴って何~?」とか「なんで長女は成功しないの~?」「ねえ、これは何~、あれは何で~?」などと聞かれた所で、私に答えられる訳もなく。
「それはそういうものなの!そういう約束なの!」となぜか怒り口調になってしまうワタクシ。大人気ない・・・。
今回初めて思ったのですが、子供の頃にファンタジーに親しんでいないと、その本の中での所謂「お約束」を受け容れるのが難しいのでしょうか。夫は非常に理屈っぽいので、単なる性格のせいかもしれないのですが。でも、「ハリー・ポッター」は喜んで読んでいるのですよね。「ハリー」よりも「ハウル」の方に、昔のファンタジーの匂いを強く感じるので、これが原因かなと思っています。

映画ではキムタクが吹き替えをやるからか、妙にかっこよいハウルでしたけれど、原作のハウルはソフィー曰く「ぬるぬるウナギ」。自分の見た目ばかりを気にする自惚れやで、移り気。決してかっこよくはありません。

不快なことはみんな嫌いなんだから、違う?逃げまわるウナギみたい。いやなことがあると、いつだってぬるぬると逃げちゃうんだ。

姿が若いときはおどおどしていた癖に、お婆さんになった方が自己主張が出来るというソフィーにも共感は出来ました(自意識過剰ってことですか?「誰もあんたなんか見てないよ」というのに。私も自意識過剰なので、一度おばあさんになった方がいいのかも?30越えて少し図太くなった気も)。

しかししかし、これはファンタジーというよりはラブロマンスを描いた物語ではないか、と。どうも児童書としてとか、ファンタジーとしてと考えると、あまり好みの作品ではありませんでした。残念~。


映画では火の悪魔・カルシファーと、「待たれよ」の見習い・マイケルが可愛かったです。しばらく家で「待たれよ」と言いながらあの動作をするのが流行りました。・・・夫と二人でですが。もういい大人ですが。こう考えると、私もなかなか御気楽な毎日を送っています。


*臙脂色の文字の部分は、本文中より引用しています。何か問題がございましたらご連絡下さい。



著者: ダイアナ・ウィン ジョーンズ, Diana Wynne Jones, 西村 醇子
タイトル:
魔法使いハウルと火の悪魔―ハウルの動く城〈1〉

その後に読んだ、「アブダラと空飛ぶ絨毯」の感想はこちら
DWJ版アラビアンナイトともいえそうな、「アブダラと~」。私は、「魔法使いハウル」よりも、こちらの方が好みでした。

コメント

[コメント記入欄を表示]

1 ■DWJの特徴として

昔風のファンタジイというより、むしろ、「民話」のテイストに近いものを感じませんか?
このたび完結する『デイルマーク王国史』(創元推理文庫F)でも、民話または民話に出てくる民俗的なモチーフが多用されています。

2 ■コメント&トラバありがとうございました!

先程お邪魔させて頂きました。
恥ずかしながら、DWJこれ一冊しか読んでおりません。ネットで見かけるDWJ絶賛の声に、「私って大切な何かを見逃しているの??」と思っていたのですが、教えていただき感謝です。「デイルマーク王国史」。挑戦してみたいです。民話だったんですね~。すっかりファンタジーの「お約束」かと勘違いをし、挙句に映画に引きづられ、ハウルとソフィーの関係にばかり気をとられてしまいました。下敷きが分かってないと面白さ半減でありました。反省

3 ■絶賛の影に

DWJ、絶賛する声が確かに多いのですが、
「私はだめだった~」
という人も、相当数いるようです。
ある意味、読者を選ぶのかもしれません。tsuna11さんのように、ファンタジイが好き! という方はきっと、
「DWJ面白い!」派になるんじゃないかなあ、と思います。
ファンタジイに、アニメや漫画、ゲームなどから入った人でしたら、むしろ、『ダークホルムの闇の君』(創元推理文庫F)がおすすめです。
※ 読者登録ありがとうございました。

4 ■いろいろ

教えて頂き、ありがとうございます。
私が好きなファンタジーは「果てしない物語」「ナルニア」など行って還ってくるものか、世界観が逐一綴られている「ゲド戦記」のようなものかもしれないです。「ナルニア」も下敷きに聖書の影響がありますが、ワタクシ、ヨーロッパの民話は全然分からないみたいです。知りたくなってきました。

5 ■自分ちも

「またれよ」はやりました。
僕たちも、かなりいい大人です…。

その前は指輪物語の怪物?の真似がはやってました。

当分このままだと思います。
恐縮です。

6 ■同士が!

「またれよ」可愛かったですよね。原作では、マイケルの年齢も違うのです。何か損した気分になりました。

「指輪物語」は「ゴクリ」でしたっけ?映画は一作目でリタイアしてしまいました・・・。

同じような大人がいて、このまま生きていっていいのだと、安心致しました。笑
 またよろしくです。

7 ■コッチこそ

コメントありがとうございます
これからもよろしくね^^

ハウルは売れてますねぇ、僕の書店でも
関連本や、ダイアナ・wさんの他の
作品を並べてコーナーを作ってます。

「ナルニア」もディズニーで映画化が
決まったみたいで、僕も今から楽しみにしてます。

8 ■袖振り合うも

多生の縁ということで、今後もお一つよろしく。また遊びに行きます。
「ハウル」はね、簡単に手を出す本ではないような気がしてきました。下敷きが分からないと、きっとちょっと辛い。そして、多分普通の日本人はその下敷きに馴染みがないかと。
「ネバーランド」とか「ピーターパン(少し前にやってませんでしたっけ?)」とか、好きだった児童書に関する映画ってあまり見ていないのですよ。
果たして「ナルニア」はどうなるのでしょうか。楽しみでもあり、怖いようでもあり。評判を聞いてからにしようかと、思っています。ディズニーは「ファンタジア」とか昔のものの方が好きです。

9 ■こんばんわ♪

私は『ハリポタ』よりはこちらの方が好きです。しかし、『ハリポタ』も『ハウル』も読むのに非常に時間がかかりました……訳モノってどうも苦手なようで(^^;;
1巻は根底にある「お約束」の民話について知識がない人の方が多いと思いますが(恥ずかしながら私もそうです)、2巻は誰もが知ってる「アラジン」です。まだお読みでないならこちらもお勧めですよ♪

最後になりましたが、TBさせていただきました。

10 ■紗希さま

先ほど、コメント入れて参りました。
こんなダメダメ記事でごめんなさいです。TBありがとう!

11 ■ハウル。。。

つなちゃんコメント&TBどうもありがとう♪。

なぜ途中読みすすめるのがつらくなったのか?と考えているうちに。。。登場人物の気持ちにいまひとつは入れなかったからなのかな?と思えてきました(笑)。
物語自体はよくねられてるのではないかと思うのだけれど。。。

12 ■>ガーベラさん

トラバ返し、ありがとうです♪

そうなんですよねー、いまひとつ気持ちが!
でも、ファンタジーの一部には、感情移入して読むものではなく、キャラや設定を楽しむものが存在するような気がしてきました。で、そうやって読むと、良く出来てるんですよね、この本も。

いやー、冒頭で、「ファンタジー大好きです」とか言ってる割に、全然ファンタジーのこと、知らなかったんだなぁ、とこの後、しみじみ気付くことになったのです・・・。

コメント投稿

コメント記入欄を表示するには、下記のボタンを押してください。
※新しくブラウザが別ウィンドウで開きます。

一緒にプレゼントも贈ろう!

トラックバック

この記事のトラックバック Ping-URL :

http://trb.ameba.jp/servlet/TBInterface/10001173855

  • 1 ブログタイトル:手当たり次第の本棚
  • 記事タイトル:『魔法使いハウルと火の悪魔』 ハウルの動く城、原作
  • 記事概要:著者: ダイアナ・ウィン ジョーンズ, Diana Wynne Jones, 西村 醇子 タイトル: 魔法使いハウルと火の悪魔―ハウルの動く城〈1〉 宮崎駿映画『ハウルの動く城』の原作として今現在注目を集めている物語だけれど、風聞によれば
  • 4 ブログタイトル:辻斬り書評 
  • 記事タイトル:ホントにひとくち映画評 2
  • 記事概要:アミューズソフトエンタテインメント オール・アバウト・マイ・マザー 傷ついた女たちの、人生の交錯路。 ハリウッド映画ばかり観ていたら馬鹿になりますよ、と教えてくれる1本。 あんな悲しい始まりだったのに、主人公がどんどんきれいになっていくんだよな
  • 5 ブログタイトル:ガーベラ・ダイアリー
  • 記事タイトル:ダイアナ・ウィン・ジョーンズ作 「魔法使いハウルと火の悪魔」 徳間書店 
  • 記事概要:訳者は西村醇子。サブタイトルに<ハウルの動く城 1>とある。 今から1年くらい前にDVDで宮崎駿監督の「ハウルの動く城」を観た。それの原作がこの本だそうだ。今頃知っておりまする(汗)。このころ日本にいなかったから。。。と言い訳したりして(笑)。きっと本国
powered by Ameba by CyberAgent