旧・日常&読んだ本log

流れ去る記憶を食い止める。

2005年3月10日~2008年3月23日まで。

以降の更新は、http://tsuna11.blog70.fc2.com/で。


テーマ:
きっと誰もが知っている「赤毛のアン」
世界各地にアン(anne)「腹心の友」がいる
アンは私の長きに渡る友で、マシュウ、マリラ、リンド夫人、ダイアナ、ギルバート、フレッドなど等の登場人物たちも、もう他人とは思えない。
「アン」は最終巻まできっちり(?)、モンゴメリの他シリーズは「ストーリーガール」を読んでいます。

村の人がどうしたこうした、ケーキを焼いてどうしたこうした、ドレスの生地がどうしたこうした、ドレスの型・髪の結い方がどうしたこうした、そんな日常の何もかもが大好き。
アンは決して美人ではないけれど、表情と表現力がとても豊か。ある時は誰もが認める美人フィリパをも凌ぐ輝きを見せる。フィリパがアンに、そのことで文句もつける箇所も好き。
持ってうまれた顔形は変えようがないけれど、毎日誰もが認める美人じゃなくても、ある時凄く輝けばいいじゃないかと思わせてくれる(美形じゃなくてもいいのよ~、と思春期の自分に言い聞かせていただけかもしれないけど)。

シリーズの冊数はかなりの量に及ぶけれど、書きたいのは最終巻にあたる「アンの娘リラ」のこと。第一次大戦を背景に、アンではなく「リラ・マイ・リラ」と呼ばれるアンの末っ子リラを中心に物語が進みます。
戦場のウォルターからリラへの手紙がいいのです。「誓い」を守るリラも。

アニメ版のアンしかご存知ない方、少女趣味ではないの?と思う方、アンの長台詞や形容詞に閉口された方(2、3頁に渡って話し続ける人なんて、現実にはいないですよね。私だってそんな人はイヤです。自分の書く文章はだらだらと長いですけれど)であっても、この最終巻は面白いのではないかな、と思います。

リラの成長ぶりが著しいです。
末っ子としていつまでも子どもでいて欲しかったリラが、あまりにも早く大人になりすぎてしまったと嘆くアン。辛い二年間をおもしろいことがぎっしり詰まっている二年と取り替えようとは思わないと言い切るリラ。
いいですよ~。村岡花子訳は、今いきなり読むと辛いのかなあ。少し癖がありますかね。わたしはマシュウの「そうさな」が名訳だと思ってます(って原著にあたったわけではないですが)。マシュウもマリラも大好き。

そういえば「赤毛のアン」を改めて読んだ時に、「お墓」に対する考えが少し変わりました(アンは墓碑を見ながら、散歩したりしているのです。あちらでは普通のことなのでしょうか。横浜山手の外人墓地みたいなもの?)
日本のお墓はさすがに散歩には適さないと思うけれど、お墓参りをした時にはついつい周辺のお墓を見てしまいます。時々興味深い墓碑銘なんかがあるのですよ(って思ってたら、昨日の山田詠美さんの「ご新規熱血ポンちゃん」で、山田家もお墓参りのときに墓碑銘を興味深く読む、って書いてありました)。
著者: モンゴメリ, 村岡 花子
タイトル: アンの娘リラ―第十赤毛のアン
AD
いいね!した人  |  コメント(4)  |  リブログ(0)

テーマ:

本棚が来た!やるな、ブックマン
そんなに入らないんじゃないの?、なんて疑ってごめん。

君は素晴らしいよ。嬉
専門書まで突っ込んでも、まだ余裕があるではないか。

これでようやく、実家の本を引き取れるというもの。

待ってて!、私の懐かしの児童書たち!

(嬉しくて、ちと壊れ気味です。すんません)

AD
いいね!した人  |  コメント(10)  |  リブログ(0)

テーマ:
みわ
さんの所で知り、図書館を覗いてみたら偶然にもありました。

山田詠美「ご新規 熱血ポンちゃん」

詠美さんの本を一番読んだのは、高校生の頃だったか。繊細でありながら、チリリと痛い恋愛小説もいいけれど、パワー溢れるエッセイ「熱血ポンちゃんシリーズ」もまたよいのだ。最近は離れてしまっていたのだけれど、みわさんの記事を見て、これは読まねばと早速読んでみた次第。

御馴染み詠美さんの、「熱血」な日々。自分もある程度の年齢になったから、分かるようになった気もするけど、「自分はこう生きたい」「こう生きるんだ」という、強い意志を持つのが重要だよね、と。流されて、人を見て羨ましがって、文句ばっかり言ってる生き方の醜さが、非常によく分かる。
「ビバ!自分」な日々が、とてもとても素晴らしい。以前読んだものよりも、更にパワーアップしているような。詠美さん、元気に、いい感じに年をとっているなあ。
恋人とあるいは友人と共有したいのは、常に、嫌いなものに対する価値観
というのにも、ひどく納得。例えそれまで興味がなくとも、その人の「好きなもの」は自分の知らない世界への糸口となり得る。しかしながら、「嫌いなもの」の価値観は、これは如何ともしがたい溝。

もう一点、私が詠美さんを良いなと思うのは、彼女は実に多岐にわたるジャンルの読書をしているので、大変な素養がある所。本書でも「駄洒落」ならぬ「本洒落(?)」(元ネタが本な洒落)「文学ネタな洒落」が、随所に見られる。言葉フェチ(ⓒケイ さん)的にも嬉しい限り。また、編集者さんや作家さん仲間が大勢出てくるので、その辺への興味も尽きない。今回は吉田修一氏なんかも出ていました。御馴染み島田雅彦さんは、詠美さんの「膝枕」にされている。笑

詠美さんの本を読むと、編集者さん達と本当に良く遊んでいたり、バーで隣り合っただけの人なんかと、とても楽しい会話をしていたりする。それはやっぱり詠美さんの心によるもので、オープンマインドというか、こちらの心の持ちようで、対峙する人の心も変わって来るのだと思う。
嗚呼、山田詠美礼賛な文になってしまった。


自分の実生活においては、飲み屋で隣になっただけの人と話すことはあまりないし、おじいさんにナンパされても困っちゃうのだけど、ブログ上だけでも、そういう偶然を大事にして、色々な人の様々な話を聞きたいなあと思うのだ。
読書を通した自分の引き出しの中身や、双方向で触発された色々な人の想いを聞きたくて、自分はブログをやっているんだな、と最近ようやく分かってきました。
さて、今日は詠美さんじゃないけど、若い男の子と飲みに行く予定。飲みに行くのなんて、久々なので嬉しいです。「若い男の子」といっても、正体は前に居た会社の同期の子なのだけれど。何飲もっかなー。 ふふふ。

タイトル: ご新規熱血ポンちゃん



著者: 山田 詠美
AD
いいね!した人  |  コメント(10)  |  リブログ(0)

テーマ:
うっふっふっふっふ。お義父さんから送って頂いた石川のお酒
最近、日本酒は少しご無沙汰なのですが、これ美味しいのです。
   
:以前蔵元に行った際に、頂いてきた小冊子。
  実は、蔵元の前で一升瓶を抱えてにんまりしてる写真、
  なんてのも存在する(デジタルじゃないけど)。
中央:御酒本体。立派だなー、と思います。
:箱の中に入っている紙。綺麗なので、ついでに撮ってみました。

こ、こんな嫁で、お義父さんごめんなさい。
また一緒に呑めるのを楽しみにしてます。
いいね!した人  |  コメント(8)  |  リブログ(0)

テーマ:

大きな事故や人為的事件があると、思い出すのが柳田邦男さん。
多くの優れたノンフィクションを著されていることで著名な方。
基本的に人間はミスを犯すもので、そのための安全装置が必要であること、また事故が起こった時に犯人探しをするのではなく、それをもって再発防止の糧とすることの重要性を説かれている。
事故原因の追究とともに、再発防止策が採られることを祈っています。運転手とそのご家族が、必要以上に責められ、暴かれることがありませんように。

今日は次の一冊。

柳田邦男 伊勢英子「はじまりの記憶」

著者: 柳田 邦男, 伊勢 英子
タイトル: はじまりの記憶

私は伊勢英子さんを全く知らなかったのだけれど、絵本・児童書を中心に活躍されている絵描きさんとのこと。
絵本を見たら私にも見覚えがあるのだろうか。
息子さんを亡くされた柳田さんが、宮沢賢治の絵本「風の又三郎」を手に取ったことが切っ掛けで、新聞連載の「「死の医学」への日記」の挿絵を伊勢さんに依頼されたらしい。伊勢さんもノンフィクションに興味がなく、お互いに存在を知らない互角のスタートであったとのこと。人の出会いってほんとうに不思議だ。

プロローグの後は、お互いの原風景を探すということで、テーマに沿ったエッセイをお二人で書かれている(duoエッセイ)。一人で内面を探索するのもいいけど、表現方法の違う人と刺激し合いながらやってみるのも、意外な発見や展開があって面白だろうということらしい。

挿絵も各々がつけておられるので、ノンフィクション作家柳田邦男さんの絵まで見ることが出来てしまう。ちなみに、柳田さんはたいてい花を挿絵にしておられるのだけれど、文章そのままの端正で丁寧な絵です。

かなしみ、空、ころぶ、存在理由、忘れる、音楽、マイ ウェイ、眠る、身体感覚、笑う、夢、自立の各テーマにも、勿論いいなーと思った箇所が沢山あるのだけれど、キリがなさそうなのでプロローグから、少し引用します。

心にたくさんの引き出しを持っていて、そこには生まれたときからいままで見てきた風景とか感性とか涙とかがいっぱい入っている。それらはどういうことばと出会った時に、わっと出たがるのか、自分でも知りたいし、思いがけないものが出てきたとき、あ、絵描きでよかったと、思うわけです。(伊勢

表現しようとするから見えるといってもいいと思うんです。ふつうは、作家や絵描きは人よりよく見えているから表現していると思われがちですが、逆なんですね。表現しようという衝動に突き動かされて表現しようとすると、しっかりと対象を見ていない、ディテールを見てないことに気づく。そこで詳しく調べたり、観察し直したり、歩き回ったりして、はじめて対象の核心や全容をつかみ、ようやく表現に入るわけです。詩歌や文章を書こうとするから、人間の心が見えてくる。絵も同じだと思うんです。自分の原風景だって、何かの形で表現しようとする緊迫感がないと、見えてこない。(柳田

自分の人間形成の原点を探ると、人生も心も豊かになるのではないか。その場合に、大事な体験を絵画的な情景としてとらえることができれば、ヴィヴィッドに自己形成の原点に近づけるような気がするのです。そして、自分という存在への理解と納得を深めることができる。(柳田

この本によって興味が出てきたのは、「伊勢英子」さんというひと。
「フランダースの犬」ルーベンスをもっとちゃんと知ること。
伊勢さんの飼い犬だったグレイ(偶然にもハスキー!)。
ああ、いい本を読んだなー。
(読んだハードカバー版を載せておきますが、既に文庫化されているようです。あと、本日なぜかamazonから引っ張った画像が、変な所にしか入らないので、いつもと違う箇所に挿入してます。他意はありません)

*臙脂色の文字の部分は、引用を行っております。何か問題がございましたら、ご連絡下さい。

今、アメブロの「お知らせ」を見たら、「ネタステ」とやらで「JR福知山線の脱線事故原因」について、「ネタ」を募集しているらしい。その取り扱い方には、非常に強い違和感を覚えます。
いいね!した人  |  コメント(8)  |  リブログ(0)

テーマ:
 私のではなく夫のものですが、結構前に購入したUSBメモリ。

これ挿すと、ほんとに「シャア!」って感じに、デスクトップがシャアザクの画像になります。ちょっと面白い。笑 
「通常の3倍」などの言葉に、ついつい反応してしまうワタクシです。
ええ、それが例え真面目なニュースであったとしても!
ハロやガンダムもあって心惹かれたのですが、貧乏性なのと同機能のものを持っていたので、私は購入せず。・・・買っておけば良かったかな。

ところで図書館で文芸誌をつらつら斜め読みしてたのですが、最近の文芸誌ってデザインがポップで綺麗なのですねえ。内容も、「『半島を出よ』インタビュー/聞き手・重松清」、「思い出のロボットに関するコラム」(だったかな?作家さんから漫画家さんまで、いろいろな方が書かれていた)など、なかなかに心惹かれる感じ。
ところでSFの雑誌で見たのですが、Zガンダム、映画化されるのですね。
ってか、されてなかったのですね。てっきりもう既にあるのかと思ってました。想楽さんがおっしゃっていたのは、これだったのか!

でもね、説明文にあった「ミュータントであるアムロ・レイってのは、あんまりだと思うのですよ。いや、それ「ニュータイプ」ですから! 
ミュータントX-MENだろう!と思いましたですよ。
ガンダムの中で、「ミュータント」だなんて、出てこないですよねえ? 時間が尽きて読めなかったけれど、文芸誌の世界もなかなか楽しそうです。
いいね!した人  |  コメント(24)  |  リブログ(0)

テーマ:

大学の教授は教師ではありません。
大抵の場合、彼らは「自分の研究をしたい」から大学に残るのであり「若い者にものを教えよう」と思って教授になるわけではありません。
一方、入学してくる学生の方は、受験勉強を突破したことに安堵しており、積極的な学びの姿勢を見せる者は数少ないと思います(私の在籍していた所だけかもしれませんが)。
教授は最高学府であるとのプライドからか、学生の目線に降りてくることはとても少ないですし、学生は与えられる勉強に慣れているので、教授と学生の関係はとかく一方通行になりがちです。
これは互いに不幸なことであるといえます。

著書の森博嗣氏は小説家としても有名ですが、国立大学の助教授として教鞭を取っておられます(もしかして、もう教授になっておられるのでしょうか?)
。私は氏の小説を読んだことがなかったのですが、読み易そうだったのでこちらを手に取りました。

森博嗣「臨機応答・変問自在 森助教授 vs 理系大学生」
集英社新書

氏の授業ではこの教授から学生への一方通行を解決するために、ある工夫を行っています。
講義の後に学生に質問をその場で提出させ、その質問に対し「ユーモアを失わない」回答を付けたプリントを配布するという授業を、何年間も続けているのです。

質問をさせることで理解度を評価するとともに、学生の自主性や創造性などを高めることが出来る。また、基本的にはインプットである勉強が、他人に物事を説明する行為が伴うとき、確実に理解度が深まる。
学生と教授にとって利害が一致する方法であると思います。
意識してものを問う姿勢が重要な因子となり、教師からではなく学生からのアプローチへとベクトルを切り替えることで、学問となり得る。学問の教育は躾ではない。

また子供の教育については、以下のように語っておられます。
子供が遊んでいる以上に楽しく遊んで、「早く大人になって自由に遊びたいな」と彼らに思わせようと考えている。
一生懸命生きている姿を見せることが、大人が子供たちにできる唯一の教育(この言葉には抵抗があるが)だと今は信じているからだ。

森氏の考えに一々納得の一冊でした。質問は授業内容に関連するもの以外に、科学、雑学、人生相談など、ヴァラエティ豊かです。ここはぱらぱらと流し読んだのですが、禅問答調のものもあり、面白かったです。


この本には「学生と教授」の質問と回答が載せられていますが、この後ネット上で質問を募集した第二弾も出版されています。こちらは森氏が誰であるかを知っている人達が主な層になるので、森氏曰く「多少の媚が感じられ、第一弾のほうが面白い」そうです(私自身も読んでそう思ったけど、とても正直な方なのですね)。
大学の先生と生徒という枠を離れた質問は、雑学、ネタからおなじみの人生相談ものまで多岐にわたり、二ヶ月の募集期間で1500以上もの質問が集まったそうです。

第二弾の中で参考になったのが、理系のスタンスと文系のそれの違いに言及している部分。本来文系人間である自分が、理系に進んで苦労したことも意外と役に立っているのかもしれないと思いました。スタンスを感じるためだけにしては、少々長く居過ぎましたが。
ちなみに「理系のスタンス」とは、「物理法則や数字はきっちりと割り切れるものだが、人間や社会といったものはつかみどころがなく、一般的に論じられないというものです。

*文中の臙脂色の文字は、本書から抜書き、もしくは意訳を行ったものです。何か問題がございましたらご連絡下さい。

著者: 森 博嗣
タイトル: 臨機応答・変問自在―森助教授VS理系大学生
著者: 森 博嗣
タイトル: 臨機応答・変問自在〈2〉

いいね!した人  |  コメント(6)  |  リブログ(0)

テーマ:

ネットニュースで知って、慌ててTVをつけて声を失う。
見たことのない光景が広がっていた。こんな事故があるなんて。
一両目の何人かの、生存の可能性がある
とのこと。
救助の方、中の方、日も落ちかけていますが、何とか何とか、頑張って
下さい。

いいね!した人  |  コメント(8)  |  リブログ(0)

テーマ:
身近な草花がとても綺麗で、嬉しくなってデジカメでバシャバシャ撮っていたわけですが、ワタクシ、ファイル名が付けられないほどの植物音痴であります。母は結構教えてくれたのですが、いつも耳から耳へと素通り。
あんまり興味なかったのですよね。でも、最近はちょっと興味が出てきて、「綺麗なあの子」の名前を知りたいなーと。図書館の児童館の方で借りてきました。10冊借りられると、こういうのも思う存分借りられて嬉しいです。5冊とかだと、小説などを削るのが辛い。

河野玉樹・文/大室君子・絵
  「野山でたのしむ 春の草花 母と子の植物ガイド」さ・え・ら書房
作 長谷川哲雄 「のはらのずかん 野の花と虫たち」岩崎書店

両方とも写真ではなく、美しい丁寧な絵で説明がなされています。あと、いいなーと思ったのは、「どこで見られる植物か」という、場所別になっている所。

「野山の~」の方は、「どこどこで見られる草花」が見開き二ページに描かれています。名前と、その植物の「高さ」と「長さ」が記されている。で、次の見開き二ページに、名前の由来や、物によっては味や遊び方なんかが書いてあります。

・名前にスズメがついているのは、小さくてかわいいことを意味し、カラスがついているのは、大きいことを意味する
・ウシは牛のことで、大きくてたくましい意味
・オというのは、生き物のオスのことで、大きい、丈夫などの意味
・ツボとは、庭のこと
・ムグラは、よく茂るつる草を意味している
・日本はむかしはオランダとの貿易が盛んだったため、外国からはいってきた植物の名前には、頭にたいていオランダとつけた
・海岸にはえている植物の名前には、頭にハマをつけたものが多い
・ヒメ:小さくてお姫様のようにかわいい感じ

「のはらの~」の方は、やっぱり「どこどこで見られる草花」が見開きになっているのだけれど、こちらは虫付きで、前半にずーっと絵が描いてあって、最後の方に小さな字で植物の名の由来、虫の名、特徴などが書いてあります。
後、こちらは、春から秋までの草花と、草のみとたね、地下茎や根までが書いてありますので、四季を通したものになっています。見開きの絵のページには、細かい所まで虫などが書き込まれているので、ざっと見ると見逃してしまいそう。とても綺麗で、細かく丁寧に描かれています。


植物の名前、どこで切れるのかも、さっぱり分らなかったのですが、「野山の~」の方を見て、少し名の成り立ちがわかってきました。「のはらの~」を見て思ったのですが、例えば「クサレダマ」というのは、「草連玉」なのですね「腐れ玉」と変換した私の頭がおかしいのかもしれませんが、片仮名で書いてあるよりも、漢字で書いてくれた方がイメージが湧くのに、と思ったことでした。子供用の本だから片仮名なのかなと思いつつ、でも、草花の名前って片仮名で書かれることの方が、多いですよね?

「野山の~」の方は、「夏の草花」「秋の草花」編もあるようなので、こちらも借りてみようと思います。

著者: 河野 玉樹, 大室 君子
タイトル: 野山でたのしむ 春の草花―母と子の植物ガイド
著者: 長谷川 哲雄
タイトル: のはらのずかん―野の花と虫たち
いいね!した人  |  コメント(6)  |  リブログ(0)

テーマ:
伊坂幸太郎「重力ピエロ」

兄弟とカテゴライズするのもどうかと思うのですが、昨日の「間宮兄弟」繋がりで、こちら。
「アヒルと鴨のコインロッカー」が面白かった伊坂幸太郎さん、図書館で借りてきました。いつも装丁がとても綺麗。

「泉水」と「春」。英語にすると共に『スプリング』となる名を持つ、二人の兄弟の物語。過去彼らの家族を襲った事件、彼らの子供時代の話、グラフティーアート、ネアンデルタール人とクロマニョン人、ピカソ(ピカッソ?)、放火事件、コノハナノサクヤビメ、兄弟の職業、ガンジーと徳川綱吉などなどが、今回のピース。やはり明るくくっきりとした書き方で、これらのピースがぴたりと嵌まっていく。

「アヒルと鴨」の読後感と似ているかなあ。あと、章のタイトルがすごくかっこいいと思う(嗚呼、私のボギャブラリーの貧困ぶりが思いっきり露呈。でも、言葉フェチ的に楽しいタイトルだなあ、と思います)。

「目に見えるものが一番大事だと思っているやつに、こういうのは作れない」
「本当に深刻なことは陽気に伝えるべきなんだよ」
「重いものを背負いながらタップを踏むように」
「ピエロが空中ブランコから飛ぶ時、みんな重力のことを忘れているんだ」
「楽しそうに生きてればな、地球の重力なんてなくなる」

春、いいなあ。お父さんも素敵。「俺たちは最強の家族だ」。お母さんも。
過去の名作、「金閣寺」や「地獄変」を「ただの青春小説」と表現するのにも賛成!
(でも泉水が「おまえは何でもかんでも青春小説にするんだな」と言ってるから、作者の考えはどっちなのかしらん?)

『WEB本の雑誌』「作家の読書道」 によると、伊坂さんは、
「若者たちのちょっと変わった生活と、不思議な冒険を融合させたものを読みたいとは思いました。そうしたものは、僕が知らないだけだったのかもしれないけれど、これまでにないと思って、だから自分で書いてみよう」と思って本を書かれているらしく、
「大江さんのほかに北方謙三さんや逢坂剛さんも好きで、そういうものを合体させたい、それらの作品の中間にあるものが読みたい」そう。
でも、今の所「ちょっと僕の希望より、軟弱な感じです。書きたいものを書いてはいるんですが、まだ通過点というか、強度でいうとずいぶん弱い感じ」らしい。これからの作品も楽しみではないですか。


ところで、既読の方(以下、反転)、
二十螺旋の捩れの距離を教えてくれる女性って、何のために出てきたのでしょうか?
もしお分かりでしたら、私に教えて頂けないでしょうか?
何の振りなのか分からんかった…。そのピースだけ、どこにも嵌まらず。

*)臙脂色の文字の部分は、引用を行っています。何か問題がございましたら、ご連絡下さい。

著者: 伊坂 幸太郎
タイトル: 重力ピエロ

いいね!した人  |  コメント(14)  |  リブログ(0)

AD

Ameba人気のブログ

Amebaトピックス

      ランキング

      • 総合
      • 新登場
      • 急上昇
      • トレンド

      ブログをはじめる

      たくさんの芸能人・有名人が
      書いているAmebaブログを
      無料で簡単にはじめることができます。

      公式トップブロガーへ応募

      多くの方にご紹介したいブログを
      執筆する方を「公式トップブロガー」
      として認定しております。

      芸能人・有名人ブログを開設

      Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
      ご希望される著名人の方/事務所様を
      随時募集しております。